ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● イタドリハムシ ・ ハムシ科

2019-05-12 |     ハムシ、ダマシ
〈 イタドリハムシ 〉
体長 7.5~9.5ミリ  出現期3~9月  分布 北海道、本州、四国、九州

今日は短時間の虫探しでしたがどこを見ても虫らしきは見えませんでした。
諦めて帰ろうとしたらスイバに鮮やかな何か?
見れば、イタドリハムシでした。
斑紋は変異に富み、色は黄色い個体も。














● ヨツモンクロツツハムシはお洒落? ・ ハムシ科

2019-05-08 |     ハムシ、ダマシ
〈 ヨツモンクロツツハムシ 〉  四紋黒筒葉虫
体長 5~6ミリ  出現期 4~10月  分布 本州、四国、九州

体色は黒で、翅に4個の黄色い紋がある。
ツツハムシは身体が筒状。
食樹はコナラ、ウワミズザクラなど。

☆ 4月29日 黒に黄色、よく目立っていました。









☆ 顔を見ていただきたくて・・・数年前の画像です。

● 瑠璃色のコガタルリハムシ ・ ハムシ科

2019-05-07 |     ハムシ、ダマシ
〈 コガタルリハムシ 〉
体長 5.2~5.8ミリ  出現期 3~6月  分布 本州、四国、九州

名前に付くほど、瑠璃色に輝いているハムシ。
食草はスイバやギシギシでこれらの葉っぱは、コガタルリハムシに食べられてスカスカになっています。

5、6月 休眠から覚めた成虫が土の中から這いだす。
そして、成虫になってから一週間後には土の中に潜り10カ月間、休眠するのだそうです。
この休眠から目覚めた成虫は卵を産んでから死んでしまうとのこと。

生まれた幼虫は地面に潜り蛹になる・・・。

☆ 成虫







☆ 数ある虫の中で、これほどまでにお腹がパンパンに膨らんでいる虫はいないようです。


☆ 幼虫はテントウムシに似ています。


☆ 食べられた葉っぱ

● イチモンジカメノコハムシ ・ ハムシ科

2019-05-02 |     ハムシ、ダマシ
〈 イチモンジカメノコハムシ 〉
体長 8~9ミリ  出現期4~10月  分布 本州、四国、九州、対馬、南西諸島

ムラサキシキブの葉っぱの上に居ることが多い。
透き通った体はとてもキレイ。

カメラを向けても逃げることもなくおとなしくしていてくれる。
頭部は透き通った部分の下にあり、その顔を撮りたくなる。


☆ 上翅の中央部分は飛んだ時にきらきら光り美しい。






☆ 下から覗くと顔が見られる。


☆ 幼虫は糞や脱皮殻を背中に載せる。




☆ イチモンジカメノコハムシによく似ているジンガサハムシ。



● コフキサルハムシ ・ ハムシ科

2019-04-29 |     ハムシ、ダマシ
〈 コフキサルハムシ 〉  別名 リンゴコフキハムシ

体長 6~7ミリ  出現期 5~8月  分布 北海道、本州、四国、九州

完全変態 (卵 → 幼虫 → 蛹 → 成虫) 
生まれた時には白い粉に覆われているらしい。

リンゴ、クルミ、ナシ、ウメ、クリ、クルミなどの害虫とのことですが
これではかなりの悪者ですね!(可哀相)

☆ 本日の画像です。粉は脱落してきているようです。





☆ 昨年5月5日の画像。体は真っ白な粉に覆われています。 





● ニレハムシ ・ ハムシ科

2018-11-07 |     ハムシ、ダマシ
〈 ニレハムシ 〉
体長 6.5~6.9ミリ  出現期 4~10月  分布 北海道、本州、四国、九州

植樹はケヤキ、ニレなど。
ニレハムシの前胸には黒紋がある。サンゴジュハムシにも似る。









● 美しいハッカハムシ ・ ハムシ科

2018-10-09 |     ハムシ、ダマシ
〈 ハッカハムシ 〉
体長 7.5~12ミリ  出現期 5~10月  分布 北海道、本州、四国、九州

此処のフイールドでは年に数回会えるハッカハムシですが
普通は、夜行性でもあるので中々会えないようです!
ハッカやシソ科植物の葉を食べるとのこと。

黒に藍色がかったとても美しい色で、点刻もとてもお洒落です。








● 初見・セスジクビボソハムシ ・ ハムシ科

2018-09-25 |     ハムシ、ダマシ
〈 セスジクビボソハムシ 〉
体長 ?   出現期 6~8月  本州以南

平地、山地の荒れた草地などのメヒシバ、エノコログサの葉上で見られる。
数ある手元図鑑にも載っていなくて、ネット上でも一件見つけられただけです。

道路脇の一角で、草はパラパラしかない場所にいました。

今まで撮った記憶がなかったので名前がわかるまで苦労しました。
調べている内に分かったのですが(神奈川県の準絶滅危惧種)とのこと。
神奈川東部にしかいないということです・・・ここは東部です。

幼虫は透けて見える体の中に糞を溜める・・・らしいような記事を見ましたので
今後、気を付けて探してみようと思っていますが、1ミリとか2ミリの大きさ?
見えるかしらと、懸念!










● キベリクビボソハムシ ・ ハムシ科

2018-08-04 |     ハムシ、ダマシ
〈 キベリクビボソハムシ 〉
体長 5.5~6ミリ  出現期 5~7月  分布 本州、四国、九州


☆ 食草はヤマノイモ。 お食事中、ごめんなさい!



☆ 別個体です。黒い部分は変異があります。



● ツマキタマノミハムシ ・ ハムシ科

2018-06-30 |     ハムシ、ダマシ
〈 ツマキタマノミハムシ 〉
体長 約2ミリ  出現期 

テントウムシに似た、小さくて丸いハムシです。
後ろ脚、モモが太く、跳ねて飛ぶノミハムシ!

2012年7月2日の画像ですが未掲載でした。

余りにも小さくて、その後は目に付かなかったようです!



上の画像はこの画角です。


こちらも同条件…





● モモが太いオオアカマルノミハムシ ・ ハムシ科

2018-06-26 |     ハムシ、ダマシ
〈 オオアカマルノミハムシ 〉
体長 4~5ミリ  

小さな体なのにモモが以上に太い。
鮮やかな赤い体に、黒い触角、黒い脚・・・きれいです。

食草はセンニンソウ。






● 今日も来てくれたキベリトゲハムシ ・ ハムシ科

2018-06-22 |     ハムシ、ダマシ
〈 キベリトゲハムシ 〉
体長 5~5.2ミリ  出現期 4~10月  分布 北海道、本州、四国、九州

今年はここに来てくれる回数が多いようです。
タイアザミと、その周りのドクダミの葉っぱにいることが多い。
別名 キベリトゲトゲ その名の通り棘だらけの体。
二つの目がきちんと並んでいるのが可愛い!

トゲハムシの仲間は他にクロルリトゲハムシとカタビロトゲハムシがいますが
カタビロトゲハムシにはまだ遇えていません!
どれも小さくて探すのが大変です。









● キベリトゲハムシはトゲがいっぱい ・ ハムシ科

2018-06-02 |     ハムシ、ダマシ
〈 キベリトゲハムシ 〉  別名 キベリトゲトゲ
体長 55.2 ミリ  出現期 4~10月  分布 北海道、本州、四国、九州

イノコズチの葉っぱにフワ~と何かがやって来た、
一瞬止まったかと思うとまたすぐ次の葉っぱへ・・・その繰り返し!

小さいので無視するところでしたが確認してみて嬉しくなりました。
ヨモギやアザミ上でも撮っています。
ともかく、これらの葉っぱを食べているようですね!













● ヤツボシハムシ ・ ハムシ科 ・・・無紋型、追記

2018-06-01 |     ハムシ、ダマシ
〈 ヤツボシハムシ 〉
体長 5~6ミリ  出現期 4~7月  分布 本州

チョンと眉毛のような紋があって顔が可愛らしい!

私は上翅に八個の紋がある個体しか見たことがないけれど、紋のない個体、全体が黒い個体もいるようです。
紋のない個体や黒い個体は他に似たハムシがいるので同定が難しそうですね!
植樹はエノキ。

ヤツボシハムシは本州にしかいない・・・私はいつも思います。
この辺りには虫の種類が多くて虫撮りにとっては幸せな事と!












☆ 無紋型、既に撮っていました。やはり、眉毛のあるような可愛い顔が決め手かと。



● イタドリハムシはイタドリが食草 ・ ハムシ科

2018-05-25 |     ハムシ、ダマシ
〈 イタドリハムシ 〉
体長 7.5~9.5~ミリ  出現期 3~9月  分布 北海道、本州、四国、九州

テントウムシと同じ配色・・・この色は毒を持つテントウムシに擬態しているとのことです。
斑紋、色には変異があるようですが私は黄色い模様はまだ見たことがありません。

食草はイタドリやスイバなど。

☆ 個体1






☆ 個体2