朝主人が拾って帰った後、またこれだけ落ちていた。
ほんの少し開いた状態で落ちてくる。
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長靴と火鋏が必需品。長靴で口を開くように、両足で
踏んで火鋏で栗を出す。火鋏で栗をつかんで収穫。
これでイガイガに刺されないですむ。
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こんな大きな木になっている。1本は枯れたがそれで
良かった。こんな大木が菜園に2本もあるとジャングルだ。
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まだまだ沢山なっている。茶色くなったイガイガは、
明日辺り落果かな?
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落果したのは完熟なので、やはり美味しい!
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落果したのは完熟なので、やはり美味しい!
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***
「こんな菜園に栗なんか植えたら、将来〔まだ孫のいない
時だった)孫が遊びに来たら刺さって危ない!」と父は
反対した。
でも食べ物に貪欲だった母は、「大好きや!栗を存分
食べたい!」と。結局母に押されて2本植えたのだった。
今となっては母に感謝、有難う!
妹の孫が一番に生まれたが、そんなにしょっちゅうは
来ない。我家も孫は娘の所だけで、遠くにいる。母の亡く
なる前2,3年は少しなり始めていた。間に合って良かった。
食事の世話も全て私がしていたが、栗だけは自分で
甘辛く煮て、毎食ご飯と混ぜて満足顔で食べていた。
「丹波栗から大粒や!美味しいなぁ!」と言いながら。
母が亡くなってもうすぐ7年。いつも思い出の中の母は
ニコニコしているが、春の竹の子、夏の鮎・冬の数の子と
蟹など、好きな物を食べている時の母の顔は格別、満足
感も加わったニコニコだったなぁ。
***
結局午前中、昨日のを50個だけむいた。さて午後また
渋皮煮にしようか。栗ご飯も昨日炊いた。私も満足の
笑顔。栗に有難う!