カメラと遊ぶ日々

何時まで経ってもカメラ技術が頭に入らないけれど、自然の美しさに心癒される日々をブログに綴ってゆこうと思います。

スマホを拾ってくださったお方に、お礼を申し上げます!

2017-05-11 05:43:12 | 日記

5月10日午後になってから少し晴れ間が見え始めたので、滋賀県日野にある正法寺の藤棚を見に出かけた。

もう400年の樹齢を重ねてきた藤棚は何年か前に傷んだ部分を手当てされてから、自慢だった地面に擦れる程の藤花の房は見られなくなっていたが、

ようやく回復してきたようで、まだ完全復活に至ってはいないみたいだけど、綺麗に咲き誇っていた。

ツアーのお客様を乗せた大きな観光バスも入れ代わり立ち代わり入ってきて、賑わっていた。

私もカメラマン気取りでシャッターを押しながら立ったり座ったりして写しながら、裏山にはシャクナゲのお花も咲いているだろうと、膝の痛さを我慢しながら石段を登ったが、

期待していたシャクナゲのお花はまだ少し早めのようで、そのままお寺の外側を一巡、駐車場へと向かった時、

ズボンの後ろポケットに入っていた筈のスマホが無い事に気が付いた。

車の座席下を探っても無い・・・歩いてきた道を逆戻りしながら探したが見つからず、正法寺本堂にグリーン色の半被を着て座っておられた世話方に

「スマホの落とし物届いていませんか」と声をかけたところ、「届いてますよ!あ~落とし主が見つかって良かったです。もし落とし主が現れなかったら、

どうしたらよいかと、困っていたところです」と安堵の表情を見せてくださって、私も涙がこぼれそうなほど嬉しく思った。

確かに私のスマホ、ありがたく頂戴しながら「仏さまにお礼を言って帰ります」と世話方にお礼を述べて本堂へお参りさせていただいた。

何時も御仏に守られている・・・と感じるのは、母が生前の間は朝に夕に私の幸せを仏前で拝んでいてくれたお陰なのだと信じているから。

母は信仰家で修業を積んで資格も持っていた・・・私が粗忽で失敗を重ねる度に災いから逃れさせて頂いている事は、母の一念に通じていると、

その都度感じている事である。

そうして今回も心あるお方にスマホを拾っていただいてお礼を申し上げる術もないけれど、せめてこのブログで「有難うございました」と発信して、

見ず知らずの方への感謝を示したい・・・本当にありがとうございました・

スマホの落とし主 ちひろより感謝の心を込めて

 

滋賀県日野町 正法寺(藤の寺)・・・カメラマン気取りのちひろの撮影はさっぱりですが・・・