こんばんは。
今日の福岡市の最高気温は26.8度でした。明日も27度の予想です。
明日は「文化の日」。晴れの特異日です。
今年も、明日はお天気が良さそうで。でも、出かける予定はありませんが。
3連休、何をしようかな。
【八百万の神】
日本は『八百万の神』、いろんなものに「神様」が宿っている。
なので(なのか)、神社もお祀りしているのはいろいろな神様で。いろいろな「人」も祀っていて。
なので、あまり抵抗なく。
正月は「初詣」で神社へ行き、子どもが生まれると「百日参り」「七五三」。
「バレンタインデー」だといって、チョコレートを贈り、もらえた、もらえなかったと騒ぎ。
「ハロウィン」で仮装して、「クリスマス」も楽しんで。
結婚式では「チャペル」か「神前」で。
そして、お葬式は「仏教」で。
キリスト教やイスラム教などの「一神教」を信仰するかたからすると、「節操がない」と思われるかも知れませんね。
なので、「宗教による対立」はなかなか理解できません。
更に、「同じ宗教」であっても「宗派」が違うと対立したりして。
「宗派」とは、「解釈」の違いなのか。
イスラム教には、大きく分けると「シーア派」と「スンニ派」があります。
イランはシーア派が90%でスンニ派は9%。サウジアラビアはシーア派が85%で、スンニ派が15%だそうです。この二か国は、つい最近まで犬猿の仲でした。
今、問題の中東。イスラエルの北に隣接するレバノンのイスラム教シーア派組織の「ヒズボラ」。こちらも、イルラエルと敵対しています。また、シーア派なのでイランが支援しています。
今回のイスラエルへの大規模攻撃を仕掛けたハマスもイスラム教組織です。
そして、イスラエルはユダヤ人の国家でユダヤ教。
第二次世界大戦後に、国連での決定のもとで、ユダヤ人国家「イスラエル」が建国されました。その際に、「パレスチナ」地域に「イスラエル」を建国したため、もともと住んでいたパレスチナ人が、今、問題の「ガザ地区」と「ヨルダン川西岸」に追いやられました。
「パレスチナ」は国家にはなれていません。
そういう歴史もあり、エルサレムには、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の「聖地」があり、宗教的に非常に微妙なところでもあります。
宗教とあいまって、『民族』という問題もあります。
「民族」間の争いがあり、「支配する民族」と「支配される民族」が生まれ、それが1つの国家になる。その中で、「民族」による差別などもあり、「支配される民族」が独立を求め、内戦状態になる。
これも、これまで何度も繰り返されてきました。
「宗教」と「民族」は、結び付いている場合も多くあり、民族間、宗教間で争いのもとになってしまいます。
ただ、どの「宗教」も、「争い」や「差別」は否定してるはずなのですが。
かくいう日本も、国内での「争い」はずっと続いてきた時代があり、「領土の拡張」のための「戦」が繰り返されてきました。
また、「一向一揆」など宗教で団結しての「争い」もあり、また、キリスト教などへの「弾圧」の歴史もあります。
「宗教」による争い、「民族」による争いは繰り返されている分、根も深く、容易に「仲直り」できるものでもありません。
更には、主義主張、体制の違いもあり、「民主国家」と「専制国家」。「西側」と「東側」。「先進国」と「発展途上国」。などの分断もあります。
「領土」や「資源」を確保するための争いもあり。
常にどこかで、戦争、紛争、内戦などが繰り返され続けているのが常態化しています。
どうにかならないのでしょうか。
『八百万の神』
少なくとも、違うものを「否定しない」。それだけでもできれば。
難しいですね。
では、また。