こんばんは。
今日は全国的に荒天でした。
福岡市博多区では、瞬間最大風速20m弱の風もあり、工事中のビルの足場が崩れ、隣のビルによりかかってしまいました。
そして、福岡や下関で「初雪」が観測されました。去年より26日早く、平年より30日早いとのこと。
明日は、気温も今日と比較して6度ほど上がるようですが、急激に気温が下がったり上がったり、体調管理が大変です。
インフルエンザなども増えているようで、結局、「新型コロナ5類」移行後も年間を通してマスクを使用していました。今後も続けると思います。
【クマ駆除への抗議】
今年は、クマの人的被害のペースが速い、多いと聞きます。
ここ数年聞くことですが、山のドングリの生育が悪く、クマなどの食料不足になっている。温暖化の影響でしょうか。
そして、個体数も増えているとのこと。
それによって、冬眠前の食料を求めて人里まで出てきてしまい、人と接近して人的被害が出てしまうことになります。
自治体としては、「人的被害を無くすこと」が求められる訳ですが。
ニュースによると、「人里まで出てきたクマを駆除する」ことについて、秋田県などの自治体に1500件近いクレームが来ているとのこと。
それも、感情論でのクレームも多く、業務に支障が出ることも。
そのため、秋田県の佐竹知事は「『業務妨害』だ」と。「最初っから強くこられたら、これは『ガシャン』です」と。最初から(喧嘩腰で)強い言葉で抗議してくるようであれば、即電話を切らせてもらいます。ということです。
そして、「クマが出没した町内に住む人からの苦情は一切来ていない」そうです。
クマだけでなく、イノシシ、シカ、そして、サルなど。
年間で、農作物への被害も相当なもののようですが。
近年は「目撃情報」も増え、「人的被害」も、死者数も増えています。
そのため、関係する自治体としては『駆除』という方法をとるしかない状況だと思います。
中には、「『駆除』せずに、山に返しては」というのもあるようですが、山n返したクマが、また人里に出てくる可能性もある訳です。そもそもの原因は、山の食料不足などなのですから。
クレーマーの意見としては、「そもそも、人間が動物が住んでいた地域を開発して、人間が生息地に近づいたからでしょ」というものも。
でも、その「開発」によって恩恵を受けてきている訳で、「そもそも論」を言っても今の問題の解決にはなりません。
そして、一番たちが悪いのが、『うさ晴らし』的なクレーム。
苦情を言う相手は「公務員」。自分の名前は名乗らず、相手の名前は言わせ、「クマの駆除に反対する」ことをきっかけとして、自治体や公務員、もっと言えば国や政治への批判まで。
自分について『秘匿性の高い』状態で、相手を批判する。犯罪心理学者の方は、こいいう状況ではエスカレートしやすいそうです。
秋田県内には脅迫FAXも。『職員に危害を加える』とまで。異常です。
自分の事は秘匿して、相手を批判、攻撃する。
今、ネットの世界で起きている問題と同じ。安易な気持ちで「誹謗中傷」したり。『うさ晴らし』などでされたらたまったものではありません。
テレビ朝日の記事で、30件以上のクレームを入れた女性へのインタビュー。
最後に女性が語ったのは。
「そう言いながらも、私は実際のところ、都市部に住んでるから、農村部に住んでクマの被害におびえている人の気持ち、分からないところもあるから、なんか自分でも微妙」
と語ったとのこと。
分かっているんじゃないですか。「クマが目撃された地域に住んでいる方々の不安な気持ち」。それでもクレームの電話をかけるのですか?被害が出ている地域では切実な問題です。それを分かっていてクレームの電話を30件以上するとは。
「クマがかわいそう」だから?なら、地域の方たちは?
悪意が無くても、こういう状態です。
「自分の考えは正しい」と、相手の事は何も考えずに主張する。
これに『悪意』が加わったら。
昨日書いた、「羽生結弦氏の離婚」の問題。
一般女性との結婚から3か月半です。本当なら、幸せの絶頂の時期のはず。
それが、「こころない」人達によって『壊されてしまった』訳です。
精神的には、お相手の方、両家の親族などを含め、相当ダメージを受けたのでしょう。もしかしたら実害もあったかも知れません。
『相手の事を考えられない』『考えようとしない』
『自分が満足すればそれでいい』
『(自分の行いが)そこまで深刻なものとは思っても居ない』
なんと多いことか。
もう少し、優しくなってほしい。
もう少し、(相手を思いやれる)賢さをもってほしい。
もし逆の立場であれば、に思いをはせてほしい。
です。
では、また。