西やん中洲にいます。

西やん66歳、日々の出来事独り言

今日のいろいろ1120 【中国のGDP】

2023-11-14 20:41:34 | 今日のいろいろ
こんばんは。

今日、今の仕事の今後のスケジュールについて打ち合わせをしたのですが。
本来の「契約上の工期」は2024年3月末なのですが、実際には早いものは2月初旬、3月初旬に完了し、本番リリースするものがあり、実質の残り期間が少なくなってきました。
現段階で、大きな問題はないのですが。少し心配になってきました。
ただ、お客様の勤務の関係で、毎日定時内のみで残業は一切していません。これを最後まで貫けるかというのも気になってきています。
先手先手で、対応をしていかないと。です。

【中国のGDP】
日本のGDPは、中国に抜かれ第3位でしたが、ドイツに抜かれ第4位になろうかというところに来ています。
ただ、ドイツとの比較では、為替(円安)の問題と、物価(ドイツの物価高が日本より相当多い)ことにより計算上という面もあります。

そして、中国にGDPで抜かれて久しいのですが、中国のGDPは日本の4倍以上になっています。

ただ、ここに来て、中国の経済の停滞があるのですが。
GDPの多くの割合を占めていた「不動産」について、今、中国の不動産大手もデフォルトを起こすなど不振です。

それはそれとしても、ですが。
中国は、これまでGDPの高い伸び率を示してきたのですが。
その中に、いわゆる(無駄な)『公共事業』を乱発し、それでGDPが拡大してきたと見せてきた部分があります。

NHKスペシャル「混迷の世紀」でも取り上げられていましたが。
GDPの伸び率を上げるため、中央から地方政府にノルマの様なものが割り振られます。すると、地方政府は、「必要なものかどうか」を度外視して『公共事業』を推し進めることになります。
その結果、「片側3車線の道路が、完成しても、ほとんど利用されない」、更には、「近所の人が農地として使用している」などの状況が紹介されていました。

日本などでそんな事をしたら、「税金の無駄遣い」とたたかれます。
中国では、それを言わないし言えないのでしょうね。

それでも、日本の4倍以上ですから、そういう部分を差し引いても、日本が追いつけるものでもないのでしょうが。

中国では、統計的な『数字』の発表が相当減ってきているとのこと。
中国政府、中国共産党にとって「都合の悪い数字」は発表されなくなっています。

中国の若年層の失業率の発表を止められました。
日本などで、ほとんど報道されることはありませんが、中国国内での「デモ」は年間1000件以上発生しているとのこと。
特に多いのは、「賃金未払い」に対するデモの様で。それが、頻繁に起こっているということ。

中国の「住宅ローン」は、日本とは異なり、「住居の購入の契約」をすると「支払い」が開始されるようです。
なので、今の様な不動産大手の不振で、工事がストップしたものは多く、「購入した住宅」が(完成せず)引き渡されないまま、「住宅ローン」の支払いだけが続いていく事態も。
中国には、巨大な「開発計画」がとん挫して、廃墟のようになったマンション群などがあちこちにあるとのこと。

中国が「風邪をひく」と、世界経済にも感染が人がる可能性は大きい訳で。
そういう意味でも、「正しい数字」を公表してもらいたいものですが、「隠ぺい」されますから、「実際」「実態」が見えなくなってしまいます。

こういう点も、何とかしてもらいたいものです。

では、また。