西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

今日のいろいろ1114 【明石市と福岡市】

2023-11-06 21:56:54 | 今日のいろいろ
こんばんは。

今日は、前線の南下に伴って、午前は暖気で気温が高く、雨の後は寒気で気温が下がって。
汗をかいて、それが冷えて。
体調管理が面倒な一日でした。

【明石市と福岡市】
岸田内閣の支持率が、30%を切っているようですが。
「経済対策と生活支援」として、「所得税・住民税の一人当たり4%の還元」と「住民税非課税世帯への1世帯7万円の給付」として、突然、与党からの提言でも、あえて外された「減税」について『1年限り』と言い出して。
でも、「7万円給付」は「年内に」としていますが、「4%還元」は来年6月?遅いなぁ。

Yahoo!ニュースの「現代ビジネス」の記事で、
『『天誅が下るぞ!』脅迫文も…「泉房穂」前明石市長と「高島宗一郎」福岡市長が苦労した「予算カット」の難しさ〈市の職員と議員の猛烈な抵抗に遭って…〉』という記事がありました。

前明石市長の泉氏と、福岡市長の高島氏の対談の記事です。
明石市と福岡市は「人口増」を実現した市です。
福岡市は、政令指定都市の中で、人口増加率がNo.1。更に、市税の増加率もNo.1です。

この記事の中で出てきた言葉で。
高島氏「市民が求める政策を実施できているのも、選挙で支持してもらえているからですね。選挙に弱いと、当選しても次回また応援してもらうために、政策面で各所への『配慮』が必要で本当にやりたいことができません。」

これは、支持率の低迷も同じかも知れません。
「やりたいこと」より「やれること」「うけること」に走ってしまうのでは。

もう一つ。
高島氏「行財政改革となると減らされる側は必至で抵抗してきますかね。新しい政策を始めるよりも、既存のものをやめるほうが大変です。」
「そこで有識者会議を設置して、『マスコミにオープンにした状態で』優先順位を決めることにしたんです。行政だけで検討すると不満が出ますが、フラットな立場の有識者から、公開の場で『この補助金は必要ない』と言われると反論しづらい。また現場の担当者も『有識者会議が決めたから仕方ないんですよ』と相手方に言えます。つまり、有識者会議に嫌われ役を買ってもらうんです。」と。
国なども有識者会議は行っていますが、『マスコミにオープンにした状態で』が肝なのでしょう。

福岡市は、これで約1,000億円の財源確保ができ、市税収入も年間900億円以上増えたということです。

「強い支持を受け」「財源の確保ができた」状況であれば、いろいろな政策を行えます。

他に、
泉氏「私が目立つせいでおむつ便は明石市が全国初だと思われがちですが、実は滋賀県の東近江氏をマネした政策です。」
「ただ明石ならではのアレンジは加えましたね。単におむつを届けるだけでなく、研修を受けた子育て経験のある女性が持って行き、その場で育児の増段もできるようにしました。」

高島氏「リスクを恐れずに初朝鮮するチャレンジ精神も持ち主を『ファーストペンギン』と呼びますが、それに続く『セカンドペンギン』も同じくらい重要だとだと思うんです。誰かが前例を破ってまったく新しいことにチャレンジした時に、二番手で続くのもけっこう勇気がいりますね。でもいい政策であれたとえ前例がなくともマネして当然です。」

泉氏「明石で実施したそのほかの政策も、実はよその市や海外のマネばかりです。医療費の無償化は先に始めていた市の市長に、財源を確保する方法や市民からの反応を聞いて取り入れました。給食費の無償化は韓国のソウル市が、養育費の立て替えはヨーロッパなどがやっているのをマネしています。 」
「先に始めている自治体には知見もたまっているので、ノウハウを取り入れてマネすれば失敗しづらい。 」

国と都道府県、ましてや、市区町村では規模も違い、役割も違う訳ですが。
『スピード感をもって』と言うなら、本当に『スピードを出さないと』機会を失いかねません。本当に必要な時に間に合わない。
その点、市区町村、都道府県の方が小回りはきくでしょうが、国もやろうと思えばできるのでは。

国が法制化しないから、各都道府県が「迷惑防止条例」などを個別に設け、内容的に統一性がない状態。
こういう「法制化」についても、もっと『スピード感』があってもいいのでは。

今の状況では、内閣支持率は低いままでしょうね。
今の内閣支持率は、自民党支持率より「低い」そうで。
それは、「自民党支持者」も「岸田内閣を支持していない」ということ。
何とかして下さい。「自民党のどなたか」

では、また。