こんばんわ。
今の仕事の関係ですが。
本体では、毎年4月1日は「定期異動」ということで、多くの異動(転勤など)が発生するのですが、今年の4月1日は、『人事賃金制度改正』ということで、「大幅な賃上げ」に関すること。子会社のプロパー社員を本体の「正社員」として採用する。福利厚生面での適用拡大など、いろいろな事が4月1日付で「発令」されることになっていて、その確認でてんやわんやです。
ただ、今年の4月1日限定ということも多く、確認の範囲も、3月31日まで、4月1日、4月2日以降と処理が異なるため、確認するパターンも多くなっています。
そうこうしている内に、残り3週間程度。
大変ですが、頑張らねば。
【ワリエワ】
昨日は、体調不良で「出勤」から「在宅勤務」に切り替えてもらいました。
体調のせいか、夜、変な時間に寝てしまい、変な時間に起きてしまって。
それで、起きた時にテレビを観たら、NHKで『100カメ』の再放送がありました。テーマは『女性の性 照れずに向き合おう 性の話題』でした。
カメラが設置されたのは「アダルトグッズメーカー」、「奈良女子大」、「美容整形クリニック」。
「奈良女子大」」では、電気的刺激で「生理痛」を再現する研究と実験をしていて、番組の最後にオードリーの2人が「生理痛」を体験。全女性の約1割と言われる「弱」で「我慢できない痛み」。約8割と言われる「強」に至っては、「もう何もできない」「立ってられない」という感想。
オードリーが、『これは、男は経験するのを義務化すべき』と。体験して初めて、女性の大変さが実感できると言っていました。
と、ここまでは余談で。
その後で放送されたのが、NHKスペシャル『”絶望”と呼ばれた少女 ロシア・フィギュア ワリエワの告白』でした。
覚えていらっしゃいますか。
北京冬季オリンピックのフィギアスケートで、団体戦で金メダルを獲得した直後に、「ドーピング疑い」の報道だされ、団体戦のメダルは保留(銅メダルの日本もメダルを受け取れていない)。個人戦は「年齢が15才で保護されるべき年令」ということで、特別に出場が認められましたが、精神的なショックなどもあり、演技はさんざんで「優勝候補」だったのが4位に終わりました。
その後、裁定があり、「4年間の出場停止」と「過去の成績の取り消し・メダルはく奪」となりました。
ただ、私がこの番組を観て気になったのは、『4回転ジャンプ』についてです。
北京冬季オリンピックの時、ワリエワは15才。もちろん『4回転ジャンプ』を飛んでいました。
ロシアのフィギアスケートの養成所では、コーチの方針で『4回転ジャンプ』を重用しているとのことです。
それが17才になったワリエワは、身長も伸び、身体も大人の身体になり体重も増えたということもあり、現在では『4回転ジャンプ』もなかなか飛べないという状況。
ワリエワより若い選手は、どんどん『4回転ジャンプ』を飛んでいきます。
ドーピングの問題は別として、ロシアの女子フィギアスケートの選手は相対的に若い子が多いです。おそらく、身体が軽い、大人の身体になる前の段階がピークなのでしょう。それが15、16才くらいまでか。
そのピークというのが『4回転ジャンプ』を何種類も飛べる状態。その後は、大人の身体になり、身長も体重も増えてくると、なかなか『4回転ジャンプ』も飛べなくなるということです。
ワリエワは、『4回転ジャンプ』の飛び方を思い出しながら練習をすると同時に、養成所のコーチが重要視する『4回転ジャンプ』以外の、コーチの方針とは異なる、表現や芸術性の部分に力を入れるようになってきたとのこと。
15才で「ドーピング」と認定され、4年間の資格停止が明けた時には19才。(ロシアでの)ピークは過ぎた状態となってしまいます。それでも、練習を続けていくとのことでした。
そもそも、15才で自ら「ドーピング」をすることは考えづらい。ただ、国家的な「ドーピング」が指摘されているロシアのこと。本人ではなくとも、疑われる部分はある訳で。
更には、北京冬季オリンピック直後に「ウクライナ侵攻」を開始したロシアは、国際的なスポーツ競技会から排除されている状況。
ロシアのワリエワなど、スポーツ選手には、非常に厳しい状況ではあると思います。
この番組を観て、改めてですが。
日本の女子フィギアスケートを観ると、もちろん、若くからスケートを始めて、ジュニア大会で頭角を現し、その後、シニアの大会に出場するようになり、経験を重ねるごとに上達し、常に上位にいるようになる。
決して、『4回転ジャンプ』は飛べなくても、その演技での技術面、芸術性を磨き、高得点を得る。
ロシアの選手と比べれば、ピークは長く続いているように見えます。
ロシアの女子フィギア選手は、選手生命が短い。
そういう印象を受けました。
今は、国際大会には参加できない彼女たちですが。
彼女たちの責任でそうなっている訳ではないのに。「ロシアの選手」という目で見られてしまう。
可哀そうではありますが・・・。
では、また。