こんばんは。
『今日の博多』として朝の写真を掲載していますが。

同じ場所の夜の景色です。といっても、18時30分頃です。
今日は、行は霧雨でしたが、帰りは降られずに済みました。
【防衛装備品輸出】
先日書いた『防衛装備』に関する事柄ですが。
次期戦闘機の開発を日本、イギリス、イタリアの3国で共同開発することになっています。これは巨額の開発費を1国で負担するのではなく、3か国で分けて1国の負担を減らすためです。
もちろん、各国・各企業が持つ先端技術を出し合い、技術・ノウハウを蓄積することもあります。
更に、完成した次期戦闘機を第3国に輸出することで、投入した資金の回収も可能となります。
この「(次期戦闘機の)第3国への輸出」は、日本の現在の法律では制約があり、法律の改正が必要となるのですが。
現在、与党の自民党と公明党で、この『防衛装備品の輸出』に関する検討が行われています。自民党は『第3国への輸出を容認』の立場で、公明党は『殺傷能力のある装備の輸出に関しては慎重になるべき』として立場の違いを見せています。
ただ、変な話、イギリス、イタリアが「第3国」に輸出したら、結果は同じでは。『日本だけは、あくまでも防衛装備の第3国への輸出は行わない』という姿勢を貫くのか、ということですが。
私は、次期戦闘機に限らず、日本国内の「防衛産業」の維持発展のためには、防衛装備品(もちろん、殺傷能力のあるものを含む)の輸出は容認すべき、と考えます。でなければ、国内の防衛産業を維持できなくなり、有事に防衛装備の調達が困難になるなどの懸念がでてきます。
もちろん、「戦争」はするべきではないのは当然なのですが、相手があること。『軍』ではなく『自衛隊』という組織としているのは日本くらいです。
もちろん、日本から仕掛けることはなくても、周辺国(中国、北朝鮮、ロシアなど)から仕掛けられる、ウクライナの様に侵略される可能性はゼロとは言えません。また、台湾有事が勃発した場合、日本が影響を受けないことなどありえません。周辺国が「信用できない国」「訳の分からない国」であるリスクは大きなものがあります。
なので、公明党の立場、主張には同意できません。
自民党が、今のように支持率が低い状態でなければ、公明党との連立解消もやむなし。でなければ、自民党独自の政策の実現が困難になります。(公明党は選挙のために『公明党案を自民党に認めさせたい』思惑があり、それが見え見えなので、自民党案を少なからず公明党案に近づけることになる訳で。それで、これまでも迷走したこともあります。
国民の審判を受けるのであれば、自民党は自民党の政策で評価されるべき。
日本には、国産の防衛装備品がいろいろあります。
C-2輸送機、P-1哨戒機などの航空機。
各種艦船、潜水艦。
各種艦船、潜水艦。
その他諸々。
もちろん、輸出といってもそんなに簡単なものではありません。それこそ他国との競争になりますから。ただ、それが製品の技術力向上、性能向上、ひいては、その成果の民生への転用など、期待できることは多々あります。
「防衛装備品の輸出」に関しては、是非、自民党案で通してもらいたいと私は思います。
では、また。
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