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西やん67歳、日々の出来事独り言

今日のいろいろ1082 【ちぐはぐな中国】

2023-09-29 19:59:01 | 今日のいろいろ
こんばんは。

今朝は、「起きたらラグビーを観よう」と思って寝たのですが。
4時10分頃に目が覚め、その後、サモア戦の試合終了まで観てしまいました。
勝って良かった。
さて、2大会続けてベスト8に進めるかですね。

【ちぐはぐな中国】
中国の国慶節が始まったようです。例年より1日長く8日間の休みだそうです。
「福島第一原発の『処理水』海洋放出」が始まって、中国が理不尽な科学的根拠のない日本産水産物の全面禁輸をはじめ、日本叩きのキャンペーンを行っている訳ですが。

キャンセルも多かったようですが。
蓋を開ければ、中国から海外旅行の行き先の1位は『日本』だそうで。
中国便は満席とのこと。

中国からの訪日客へのインタビューでも、
『(水産物は)日本人も食べているのだから大丈夫でしょう。』
とか、実際に食べた人は、
『予想以上においしい』と。

中国政府の目的が何であるかは、いろいろ理由はあると思いますが。
経済状況、雇用状況、不動産も悪く、国民の「ガス抜き」という話もあり。
日本から「(半導体製造装置などの)輸出制限の解除を勝ち取りたい」とか。

ただ、日本だけにとどまらない問題があって。
香港にある野村證券系列の投資銀行の主要人物が、中国本土からの出国制限を受けているとのことです。
少し前にあった、日本のアストラス製薬の中国駐在員が、出国直前に拘束されてそのままというのもあります。

改正『反スパイ法』。
先日も書きましたが、「中華民族らしくない服装を取り締まる」法律が策定されようとしているそうですが、細かな『基準』が示されないようです。
改正『反スパイ法』も、国家機密や中国にとって不利になるものというような抽象的な表現しかされておらず、いくらでも理由をつけて、でっち上げて拘束することが可能だということです。

それもあり、中国に投資している外国企業、および、駐在員には中国への不信と不安が広がっているとのことです。

本来、中国政府は、今の経済状態もあり、外国からの投資を進めたい方針なのですが、そこで必要なのが、外国の投資銀行やコンサル企業などで、中国への投資を進めるためのアソバイスを行っている、中国政府にとっては必要な企業なのですが。
今回の香港の野村証券系企業の役員が「中国本土から出られない」措置は、外国の投資銀行、コンサル企業などからは、非常に警戒される事柄であるとのこと。

そこで、中国政府が中国公安当局と協調できていないのではないか、という懸念もあるようです。
外務大臣の音信不通からの解任に続いて、今は国防大臣が音信不通状態。
二人とも、習近平の側近だった人物。

もう2年くらい言われている不動産不況で名前の挙がる「中国恒大」の創始者が拘束されているそうです。
創始者が拘束された状況で、業績の回復を行えるのか。
香港市場で、「中国恒大」と関連2社の株取引がストップしたとのこと。

フィリピンの排他的経済水域内に、勝手に300mほどの障害物を設置した中国。フィリピンの沿岸警備隊が撤去すると、中国外務省の報道官は『フィリピンの自作自演ではないか』と発言。
中国海警局の艦船が、フィリピンの巡視船に放水した動画があっても無視。

尖閣諸島も相変わらず。

そもそも中国政府(共産党)は、他国と協調しようという気は無いのでしょう。軍事的、経済的な圧力はかけても、協調しようとはしない。
現在、中国寄りの国も、いつ「梯子をはずされるか」分かりません。
スリランカの様に。「一帯一路」で資金を提供するだけして、実際の建設にも相手国企業ではなく、中国企業が主体となり、返済不能になることも承知で貸し付ける。なので、破綻する国も。

習近平も70歳。
もしも、があった時、次はどうなるのか。混乱するだろうな。相当な権力闘争が始まるのだろうな。
プーチンも同じ。
もしも、があった時、次はどうなるのか。
ロシアは分裂、内戦状態になる可能性も言われています。

訳の分からない国。
どうにかしてもらいたいものです。

では、また。



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