西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

何もない日492 【「最低賃金、職種で差別化を」って】

2025-01-01 21:03:12 | 何もない日
こんばんは。

ここ数日の私のブログのUU、PVが異常に多くて。
通常は、100台から多くても400台のUUなのですが、昨日は1274UU、2132PVで、順位が237位になっていました。
こんなこと、以前の間違えられた時くらいで。

福岡の朝のローカル番組に出演している「西田さん(にしやん)」が急に番組を休んで、その時に、心配した視聴者の方が「西やん中洲にいます」を見つけたようで、みるみる間にすごいアクセス数になって、数日続いたことがありました。
私がブログで、「私は西田さんではありません」と何度か投稿したのですが。
ある方から聞いた話で、同じ時間帯で放送している別の局のローカル番組で、「西田さんがお休みされている関係で、自分のブログへのアクセスが増えて困っている方がいるようです」と言っていたそうです。それ私。

その時とは状況は違うと思うのですが、急に増えている理由が分かりません。
今日も多めなのですが、数日で元に戻るかなと思っています。

観て下さっている方、ありがとうございます。

【「最低賃金、職種で差別化を」って】
新年早々ではありましが、Yahoo!ニュースの「JIJI.COM(時事通信社)」の記事で。

『最低賃金、職種で差別化を 運転手や介護「高水準に」 新浪代表幹事』
という記事があって、経済同友会の新浪剛史代表幹事の話なのですが、私、個人的にこの人の発言、物言いは好きではありません。

時事通信社のインタビューで、最低賃金の引き上げに関して「(社会昨日を支える)エッセンシャルワーカーは高水準にすべきだ」と主張し、職種ごとに最低賃金の差別化が必要との考えを示した、とのことです。

 差別化する職種の範囲は「議論が必要だ」としつつ、運送トラックやタクシーの運転手、建設業や介護職従事者など「広く捉えないと社会は構成できない」と指摘。その上で、こうした職種は「(賃金)水準を1.5倍ぐらいにしなければ人材はなかなか集まらない」との認識を示した。。とのとと。

私見ですが。
そもそもの話として、「最低賃金」は、『下限』であって、エッセンシャルワーカーの方が今、最低賃金ぎりぎりであるという訳ではないと思います。ただ、相対的に賃金水準が低いのは事実です。
それを引き上げるために「最低賃金」を引き上げるという考えも分かりますが。話が「部分的」でしかないです。

 新浪氏は、2025年について「賃上げ定着の天王山であり、働く人が将来に希望を持つ仕組みづくりに取りかかる年だ」と定義。「経済・社会の転換に向け、全世代で人材の大移動時代になる」と述べ、労働市場改革の必要性を訴えた。とのことでしが。

相対的に賃金水準が低く、人手不足にもなっている職種があるのは事実です。例えば、タクシーの運転士さんも、歩合制であるところが多いようで、利用者側の需要との関係もあり、競争もあり、なかなか売り上げを上げるのが厳しく、労働時間に対する賃金は低いのだと思います。
バスの運転士さんも、お客さんが利用する時間帯が、朝の通勤通学時間帯と、夕方以降の集中している関係で、日中は乗務が少なく、拘束時間が長いと聞いています。

そういう意味でも、「賃金の引き上げ」は必要であると思うのですが。
タクシーの運転士も、バスの運転士も、賃金のベースを引き上げるには「乗車賃の値上げ」が必須になります。「乗車賃」が上がらない限りは、企業側も賃金の引き上げは難しいはずです。

つまり、新浪氏の言う「(最低賃金を)エッセンシャルワーカーは高水準にすべき」、「職種ごとに会い低賃金の差別化が必要」というのはいいですが、それは、「消費者も『乗車賃』の値上げを容認する」ということです。その「幅」がどれだけであってもです。

もちろん、そこに政府や自治体が「金銭的支援」を行うということは、「税金を投入する」ということになります。

中小の製造業が、(最低賃金の引き上げに伴い)従業員の賃金を上げるためには、納入先との契約単価に「賃金引上げ分のコスト」の価格転嫁を認めてもらわなければ「賃金引上げ」はできません。

ここで、下請けの中小企業の「賃金引上げ分」を納入価格に転嫁するということは、納入されたもの使用した「製品」の価格が上がるということです。製品に「価格転嫁」でき、それを購入して使う企業や個人が、それを容認しなければ「賃上げ」ができない訳です。

これは、サービスという面での「保育士の給与」や、「介護職の給与」、「看護師など医療従事者の給与」などみんな同じで、それに伴う「提供されるサービス」の価格が上がるということでう。

「賃金を引き上げる」には、それによって提供される「商品」や「サービス」の価格情報をみんなが認めるということが必要です。なので、新浪氏の言う、「最低賃金の引き上げ」という一面だけを述べるだけではなく、全体的な話として言わなければ、何の説得力もないと私は思います。

まあ、新浪氏は、『「最低賃金」の引き上げで、経営が苦しくなる中小企業は潰れても仕方ない』という考えの人ですから。
所詮、大企業の経営者。それにしても、大企業しか観ていないようにも思えますが。

正月から、記事を見て、ちょっと腹立たしくなったので。

では、また。


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