
十日町市から上越市に抜けたばかりの大島地区で営業している「日本一うまいトコロテン」のお店。
「思い立ったが吉日」と寸分の迷いもなく出かけることにしました。
真夏の炎天下でも行列のできるお店とテレビで紹介していたんです。
湯之谷からは66km。車で1時間20分の道のりです。
十日町市から上越市に向かう山間の道なので景色もよくドライブを楽しめます。
JRほくほく線の大島駅から500mちょっとなので電車の旅でも立ち寄れます。

このお店、明治18年から続く、創業125年の老舗なんです!
静岡県で採れる天草100%の原料と、この地に湧く天然の清水を使い創業当時から変わらない製法で手作りしているのだそうです。
まだ真っ暗な午前3時から仕込みを始めないと営業時間の10時に間に合わないのだとか。
こんなに大変な手作業で作るトコロテンは1人前300円 (^^)ウレシイ
どんなトコロテンだろうとワクワクしながらあっという間に到着しました。



ホントに山の中なんですね。
湯之谷に住む私がいうのだから間違いありません。
テレビで見たとおりのお店が建っていました。
「屋根だけ」なんです。
客席の周りに壁はありません。

時代劇でみる茶屋の雰囲気。

店の奥には池があって、立派な錦鯉が優雅に泳いでいます。

池の手前には自慢の天然清水が飲み放題に湧いています。

お店に入って注文を済ませると「空いている席にどーぞ」とお姉さん。
店主がまだ若い青年だということはテレビで承知していましたが、他に若いお姉さん2人。
3人で切り盛りしていました。
トコロテンは既に仕込んであるので「ところてん突き」で押し出すだけ。
席に着くなり、直ぐに持ってきてくれました (^^)ハヤ!
スーパーで売っているそれとは大違い👀

「芸術品?」
「宝石?」
のレベルでした(≧▽≦)
プリプリッ !!
ツヤツヤッ !!
弘法大師の杖の伝説にあやかって「1本箸」でいただきます。
先ずはそのまま啜ります。

「うまっ」(*'▽')
この滑らかさ、硬すぎず柔らかすぎずの絶妙なプリプリ食感。
今まで食べてきたトコロテンは何者だったのか ?!
これ食べちゃったら、他のは手が出なくなってしまいます。
テーブルの上には「青しそしょうゆ」や「酢」が用意されていました。

そのまま食べてしまいたい気持ちもありましたが、せっかく用意してくださっているので、
「青しそしょうゆ」を掛けてみました。
驚きの味に変化!!
青しそとトコロテンってベストマッチなんですね(≧▽≦)
三口目は「酢」も入れてみました。
調子に乗って思い切り啜ったら・・「ゲホ」
酢にむせてしまいました( ;∀;)
ついつい調子に乗ってしまう悪いクセが出てしまいました^^;
そういえば、さっきから汗がひとたれも出ない ?!
壁がないのでエアコンもないのに・・です。

今日の気温は35℃超えなのに、この涼しさは何 ?!
池に落ちる滝や、店を取り囲む広葉樹から溢れるマイナスイオン ?!

店の前を流れる保倉川のせせらぎからが運ぶ涼風 ?!

ホントに快適そのものなんです。
こんな環境で手作りされるトコロテン。
美味しさも倍増です。
今日は売り切れていましたが「てんむすび」も人気なのだそうです。
近くの棚田で育てたこしひかりのおにぎりが格別なんだとか。
そういえば有名な「星峠の棚田」もすぐそこ。
こりゃ、客足が途絶えないハズだ (^▽^;) @ yunotani kenpo .j.hoshi

