お伽の里通信 ~湯之谷けんぽセンター~

四季折々の湯之谷のようすをご覧ください。

続、続 サフラン酒本舗 潜入!!

2022-11-05 08:06:44 | 日記
お客様のおもてなしをした「離れ座敷」に潜入しました。

玄関を入って直ぐにお宝発見!!



雀の絵柄の入った欄間がありました。

何がお宝かというと木の種類「黒柿」が希少なのだそうです。

ところどころに黒い墨を入れたような模様がありますが、元々の柿渋だそうです。

彫刻師の感で彫られ、雀の頬に合わせたかのような黒い点が見事でした。




玄関から続く渡り廊下の床材は立派な一枚板の欅。



今、こんな材料は存在しないかのような幅と厚みには驚きでした。


そしてガラス窓に目を向けるとステキな細工を発見しました。



ハート型の細工を施した嵌め板を全ての窓に配していました。

このハートの模様は「猪の目」と呼ばれる古来からの模様なのだそうですよ。

魔除けなんだそうです。

幾つもの猪の目が外をにらみ、魔物の進入を防いでいるのだとか。

一枚一枚全て手造りなんだそうです。

何百個あるんだろう。



書院も贅沢な材料を惜しげもなく使っていました。

桜の木の床柱はとても珍しく、こんなに素性のよい真っすぐな桜はなかなか無いのだそうです。



組木細工の障子戸も立派でした。




照明器具には家紋を入れるこだわりようでわざわざ仕立てたものだとか。



天井も神社やお寺で見られる市松模様の格子天井を配していたり、、



掛け軸や屏風も立派でした。







随所に龍が登場するで、もしかして吉澤家の宗派は曹洞宗かと伺うと的中しました。

吉澤家の守護神にもしていたそうです。



県内の豪農の館にも勝るとも劣らない邸宅でした。


明治から大正、昭和に反映したサフラン酒で成した吉澤家のロマンを感じ取ることができました。

是非一度はご覧いただきたいスポットでしたよ。

ご紹介しきれないお話がたくさんありました。

ガイドは週末と祝日のみですので計画してください。


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続 サフラン酒本舗 潜入!!

2022-11-04 08:07:00 | 日記
サフラン酒本舗の事務所の左方向に棟続きで吉澤家の住居が続き、その先に衣装蔵がありました。



この蔵は大正初期に建てられたものだそうで、こちらにも鏝絵が施されています。



そして漆喰の壁を守るためブリキの板が巻かれていました。

当時のまま保存されていますがサビていないのだそうです。

海外からの輸入品でこの時代にはかなり高額だったのだとか。


蔵の土台には通気口がありました。

一般的には開いたままなのですが、なんとスライド式の石のドアが付いていてその日の天候に合わせて開け閉めしていたのだそうです。



スライドドアの取っ手がサフラン酒の瓶を型取っていたのがとてもキュートでした(^^)






衣装蔵の先にはお客様をおもてなしした庭園が広がっています。

何ともでこぼこした荒々しい岩。




これは長野県の鬼押し出しから取り寄せた溶岩だそうです。

当時はユニックのような設備がなく手作業で運搬したんだそうです。

金太郎さんみたいな力持ちがたくさんお出でだったのでしょうね(^^)



そして、佐渡から取り寄せた巨大な佐渡赤玉石。



小さなかけらでも〇万円の価値があるのでいったいいくらするのでしょうか?!

鉄分と石英が高熱・高圧で結合してできた石でとても希少価値の高いものだそうです。



その脇には新潟県糸魚川から取り寄せたというヒスイの原石。



いやはや、こちらも巨大。

ホントにいくらすることか?!

健康酒「サフラン酒」でかなりの財を成したことだけはわかりました。




そしてその先に隠れ座敷。



大切なご来賓を接客したところだそうです。


ここにはどんなロマンが潜んでいるのでしょうか。



続きはまた明日。
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サフラン酒本舗 潜入!!

2022-11-03 08:11:36 | 日記
長岡市はかつて戊辰戦争と第2次世界大戦の空襲により市内のほぼ全土が焼失してしまったのだそうです。

そんな中、奇跡的に2度の難を逃れた摂田屋町地区。

長岡市で唯一、歴史的建造物が残っているのだそうです。

今までも何度かご紹介してきた醸造の街「摂田屋町」ですが時代背景と重ねて見学すると更に新しいモノを次から次に見つけることができます。



やっぱり、ガイドさん付きで観光するのが一番。


ガイドさんが説明してくれるのは土曜、日曜と祝日だけなので計画してみてください。




今回はたまたま日曜日に訪れてみました。

するとサフラン酒さんの建物の玄関が開いているではないですか!!!

(初めてのできごと、、)

近づいてみると「休日公開受付中」の看板。




係の方に聞いてみると普段は公開していない鏝絵蔵の中を見学出来て、更に敷地内の衣装蔵や離れ座敷、庭園までガイド付きで案内してくれるとのこと。

しかも、たったの200円。

これはもうお願いするしかありません。




で、さっそく玄関から鏝絵蔵の中に潜入!!


外側から見える鏝絵だけと思っていたら内側にもあるんです( ゚Д゚)







もうビックリです。


そしてスリッパに履き替えて蔵の中へ、、

1階ではスライド上映していて時間があればじっくり勉強することができます。



そして、見たことないような超~巨大な金庫。



きっとこの中には当時、巨万の富が入っていたに違いない  (・∀・)ニヤニヤ


この蔵はかつてサフラン酒を貯蔵していたのかと思いきや、事務所だったのだそうですよ。


そして急こう配の階段で2階へ、、、




サフラン酒本舗の社長、吉澤家のコレクションが展示されていました。



興味深いのは鏝絵が施された窓からの景色。



当時、働いていた人たちもこの景色を眺めていたのだろうとおもうとロマンを感じました。

そうこうしているうちに「お客様~! 時間ですよ~! 」と係の方。

敷地内のガイドをしてくれます。





どれほどの富を得たのか、その当時の贅を拝見 !!

(つづく)
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湯之谷の紅葉と弥彦菊祭り

2022-11-02 08:04:03 | 日記
奥只見~銀山平の深山の紅葉はピークを超え今はセンター付近がキレイになりました。

今日の天気は全国的に晴れなのに新潟だけが雨模様。

それでも午後には晴れ間も覗かせてくれる時間もありそうです。

今週の天気予報はあまりパッとしませんがしっとりした紅葉もステキですよ(^^)



今朝も周囲の山々を見ながら出勤しました。







新潟の紅葉は山から海岸線へと移り進みます。

柏崎や弥彦まで進むのは今月中旬から下旬ころになりますので暫くは楽しんでいられそうです。

弥彦と言えば弥彦神社で菊祭りが始まりました。



毎年恒例で今回は第62回を数えるそうです。



今年の大風景花壇のテーマは岐阜県の白川郷をイメージしているそうです。



30,000本もの小菊の挿し芽と、500鉢の菊で出来ているそうで見ごたえがありそうですね。

直ぐ近くの弥彦公園にある「もみじ谷」も紅葉スポットですので計画してみてください。

温泉街を散策したり名物のパンダ焼きも美味しい。

今からでも間に合いますよ。
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なに!! これ!!

2022-11-01 08:31:33 | 日記
先日、来たばかりなのですがまた出かけてしまいました。

江口だんごさん。

で、メニューをパラリとめくってみたら、、、

(@_@) なに!! これ!!

前回はなかったメニューがドカンッと巻頭1ページ目を独占していました。



何とも食欲をそそること(≧▽≦)

その名も「シャインマスカット クリームあんみつ」

こりゃもお頼まずにはいられない!!

「お願いしまーす!!」


「お待たせしましたー」



テーブルに置くのが早いか、口に運ぶのが早いか、、、

パクリッ  ペロッ 



「ナンジャコリャ!!!!!!」

ドカンっと乗っかっているソフトクリームの濃厚で滑らかな味わいは今まで生きてきた中で初!!

最高に美味い逸品でしたよ!

あとで調べたらガンジー牛の厳選ミルクを使っているんだそうです。

しかも地元(旧わしま村)の山の中、加勢牧場で育てられている超希少種の牛で牧場には十数頭、国内でも2、300頭しか存在していないとか。

乳脂肪分をはじめ全ての栄養価はホルスタインの倍も含まれているんだそうです。

どーりで美味いハズだ(^^)


そしてシャインマスカットは同じく地元でモーツァルトを聞きながら育った極甘の葡萄。



そして寒天も自家製。

お団子やあんこは江口だんごさんの本業なので美味しさは間違いありません(^^)

今ならではの栗の甘露煮も添えられていました。

予定外のヒット、いやホームランに気分アゲアゲでしたよ。

残念なことに「秋限定」でした。

食べるならお急ぎくださいっ!!!
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