
アンズの初生りは、たった一個だけ。
懐かしく遠い想い出になりますが
四国の実家には、大きな大きなアンズの木があり
毎年のようにザランザランと実が付きました。
村には2軒だけしかなかったアンズの木。
もう一軒の御宅のは竹藪の端っこにアリ実生りは今一つ。
アンズ環境の良い我が家の木には、いつもたくさんなりました。
今、思えば種からいくらでも増えるのになぁ・・・と。

アンズは果物とは言え余り甘い果樹ではないから増えなかった?
どこの家にも梨や柿、琵琶・スモモ・柑橘類はありましたが。
ただ、その頃は父が木に登り、周辺の家に向かい大声で
「お~い!今からアンズの実を落とすぞ~
みんな、袋を持って拾いにおいでよ~~」って。
「わ~い・わ~い!」
声が聞こえた周辺の子供達は10数人もいたでしょうか。
みんなが走って我が家にやってきます。
父がユッサユッサと木を揺らします。
皆、面白がって必死・・無論!私達姉妹も

余り甘いとは言えないまでも珍しいのか
アンズ落としは、地区の例年行事であったような思い出です。
現在、その村は過疎化が顕著。
何年も前から子供の声は聞こえなくなり殆どが空き家です。
懐かしい記憶が蘇り、
たった一個のアンズに嬉しくて一人ブログで・はしゃぐ私です


こちらは桃。今朝袋掛け完了
