梅雨期で蒸し暑いけど良い天気の兵庫・西播地方です。
庭のシマザサが勢いよく成長しました。
なんと・・結婚40年弱にして、あの頃
よく言っていた夫の発言の意味が理解できたような気がしてきた・・
「妻子には男の責任において、食う寝る心配をさせたらあかん。」と。
プロポーズの時、結婚の時、
そして職場の後輩や弟達の結婚披露宴でも必ず
「男たる者・妻子に・・」が夫の変わらぬスピーチ内容でした。
現代の若い男女が聞けば
「何?この人・明治か大正生まれ?」と無視されそう。
これは前置きとして、ひとまずここ置いといて・・
一昨日・徳島の親類へのお土産?アユが釣れなかったので、
昨日、シジミを取りに出かけ、十二分な量だけ拾った夫でしたが・・
今朝・あれ?潮位表を眺めているわ・・?と、思っていたら
おもむろに立ち上がり
「あかん!早(はよ)行かな潮が引いてまう!」って。
上斜線の訳・・「大変だ!早く行かないと潮が引いてしまって、貝を拾う時間が無くなる」
え!まさか!またシジミを??・・「もう十分じゃない?」と
訴える間もないほどの早業で、飛ぶように出かけました
法事に行く途中、
魚市場で魚も仕入れるんだし「もうええやろ・シジミは」なのに・・
何より、夫に頼もうと密かにあれこれ用事をたくさん考えていたのに
でもこれだけは、はっきりしました。
その昔、若かりし頃(24歳)の夫の決め台詞の真実。
あの言葉通り、食う物と寝るところの心配なく今日に至りましたから。
特に食う物に関して、夫が果たす役割の大きさ・・シジミ拾いの量の如く。
今、如何なる食料難がこようとも夫さえ健在なら・・我が家(私)は安泰?
これ・本音と皮肉混在なので、解釈をよろしく
・・・で、話を飛躍させて比較するのもなんですが・・
健康な身体を持ちながら
生活保護を受けている今の日本の、特に若者がだぶります。
妻子までは無理としても、自分一人の食う物・寝る所ぐらいは確保なさいね。
都会を抜け出し田舎暮らしで自給自足をどうぞ
夫が管理する畑には「トウモロコシ」が・・・
なんと!アケビが10数個もなっているし 今朝・見つけました。
でもアケビは、美味しくなかったような記憶が甦ります。
んじゃ!観賞用として見て楽しむ・・これが贅沢と思える「幸せな暮らし」です。