参議院選挙が始まりました。知人が「まずは投票をしましょう」というキャンペーンに参加していると教えてくれました。私も、低い投票率は権力者に「国民はくみしやすい」「思い通りになる国民だ」と思わせると考えます。国際的にも、政治意識(権利意識)の低い国民という評価を受けるのではないでしょうか。
今度の選挙は、結果次第では、日本の大きな曲がり角になるかもしれないという大切な選挙という気がします。
まず第一に、憲法96条の3分の2条項を変えることを早くから唱えている改憲勢力の中心の人が首相になっており、過半数を占める勢いであることです。
その中心勢力が憲法9条を変えることや、憲法97条を削除して国民の基本的人権を制限することを明記している憲法案を掲げていることを考えると、このままだと戦争をしない国日本からアメリカ軍とともに戦争をする国へと大きく舵を切ることになるのではないでしょうか。
今までの中東はじめ世界各国で「9条のある戦争しない国」という評価が下落することは間違いないし、次には国防軍の維持増強のためには若者が徴兵されることになるのではないでしょうか。
戦後アメリカがベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争…などを起こしても、日本は9条が歯止めになって、戦後68年にもわたって直接戦争をしないで済んでいるのに・・・・。
第二には、同じ勢力がTPPに加入の方向を決めていることです。
国の食糧自給率が4割以下にまで落ち込んでいる先進国があるでしょうか。ほとんどの国が自国の農業を保護して、7,80%以上の自給率を維持しています。農業を破壊するだけではなく、農業によって守られてきている日本の自然環境(田畑や里山など)も変貌する心配もあります。
また、世界に誇る国民皆保険制度も、アメリカ並みに自由診療の名のもとに金持ちとそうでない者との差別診療が当たり前になり、アメリカの保険会社の儲けのために破壊されてしまうのではと思います。
TPPは食糧、医療、保険、金融などをアメリカの要求に沿った内容で進められようとしています。一部の産業の利益はあっても、国内では貧困や失業者などの増加で、国全体ではいろいろな問題が多くなるのではないでしょうか。
第三には、同じ勢力が原発の再稼働を急いでいることです。
2年前にあれだけの事故を起こし、原因もはっきりわからず、未だ放射能が地下や海水に放出している中での再稼働です。今も行き先が決まらず蓄積され続けている大量の放射性廃棄物があるといいます。
しかも、未だ立ち入り禁止の町があり、15万人(自分の町の人口を想像してみましょう)という大変な数の人々が避難生活中にも関わらずに、平気で再稼働を決めるという神経が・・・・。
国内の事故原因もわからず、除染や廃炉の見通しもない中、再稼働だけではなく、海外にも首相が先頭になって原発を輸出するという「死の商人」になっているのですから。
このように国の将来が大きく変わる争点のある選挙と考える所以です。
私も知人のように、今回の選挙の争点を次のように考えて投票することにしています。
・「憲法を変える」ことに賛成ですか反対ですか。。
・「TPP加入」に賛成ですか反対ですか。
・「再稼働を認めず・脱原発」に賛成ですか反対ですか。
今度の選挙は、結果次第では、日本の大きな曲がり角になるかもしれないという大切な選挙という気がします。
まず第一に、憲法96条の3分の2条項を変えることを早くから唱えている改憲勢力の中心の人が首相になっており、過半数を占める勢いであることです。
その中心勢力が憲法9条を変えることや、憲法97条を削除して国民の基本的人権を制限することを明記している憲法案を掲げていることを考えると、このままだと戦争をしない国日本からアメリカ軍とともに戦争をする国へと大きく舵を切ることになるのではないでしょうか。
今までの中東はじめ世界各国で「9条のある戦争しない国」という評価が下落することは間違いないし、次には国防軍の維持増強のためには若者が徴兵されることになるのではないでしょうか。
戦後アメリカがベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争…などを起こしても、日本は9条が歯止めになって、戦後68年にもわたって直接戦争をしないで済んでいるのに・・・・。
第二には、同じ勢力がTPPに加入の方向を決めていることです。
国の食糧自給率が4割以下にまで落ち込んでいる先進国があるでしょうか。ほとんどの国が自国の農業を保護して、7,80%以上の自給率を維持しています。農業を破壊するだけではなく、農業によって守られてきている日本の自然環境(田畑や里山など)も変貌する心配もあります。
また、世界に誇る国民皆保険制度も、アメリカ並みに自由診療の名のもとに金持ちとそうでない者との差別診療が当たり前になり、アメリカの保険会社の儲けのために破壊されてしまうのではと思います。
TPPは食糧、医療、保険、金融などをアメリカの要求に沿った内容で進められようとしています。一部の産業の利益はあっても、国内では貧困や失業者などの増加で、国全体ではいろいろな問題が多くなるのではないでしょうか。
第三には、同じ勢力が原発の再稼働を急いでいることです。
2年前にあれだけの事故を起こし、原因もはっきりわからず、未だ放射能が地下や海水に放出している中での再稼働です。今も行き先が決まらず蓄積され続けている大量の放射性廃棄物があるといいます。
しかも、未だ立ち入り禁止の町があり、15万人(自分の町の人口を想像してみましょう)という大変な数の人々が避難生活中にも関わらずに、平気で再稼働を決めるという神経が・・・・。
国内の事故原因もわからず、除染や廃炉の見通しもない中、再稼働だけではなく、海外にも首相が先頭になって原発を輸出するという「死の商人」になっているのですから。
このように国の将来が大きく変わる争点のある選挙と考える所以です。
私も知人のように、今回の選挙の争点を次のように考えて投票することにしています。
・「憲法を変える」ことに賛成ですか反対ですか。。
・「TPP加入」に賛成ですか反対ですか。
・「再稼働を認めず・脱原発」に賛成ですか反対ですか。
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