このブログを読んでくださっている皆さんは、中学校の頃の先生を覚えているでしょうか。
中学校では、たくさんの先生のお世話になりました。
まず桜井先生は石巻の大きなお店の息子さんとかで、社会の先生でした。ちょっと足が不自由な方でしたが、この先生の社会科は重点をきっちり教えてくださるという感じでしたし、黒板の字は見事でした。一番覚えていることは、「所変われば品変わる」と一年生の社会科の始めに板書して説明されたことでした。地理の説明ですが、普遍的な面もあります。さっそく習ってノートに赤く書いたのでした。後に自分が社会科の授業をする時にもこの言葉とともに思い出す先生でした。 (以下続く)
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①みんなで春を感じる
3月20日、ハーモニカのボランテイアで施設訪問をしました。演奏する4人が入ると「待ってました!」と大きな声で迎えてくれた施設の人々は20人ほど。2,3人は車イスにのったり、支えられたりしていますが、椅子に座って待ってくれる人々は歌が好きでたまらないという感じです。始めに、施設に来る途中で摘んだ野草をお見せして春の雰囲気を感じてもらいました。「ホトケノザ」「ヒメオドリコソウ」「オオイヌノフグリ」。「ホトケノザ」と「ヒメオドリコソウ」は区別が難しいと、言う方もいてみなさん興味津々でした。(以下続く) . . . 本文を読む
①文科省作成 中学校道徳教材「私たちの道徳」(後註1)で引用されている曽野綾子氏の言葉
≪人生において何が正しいかなんて誰にもわからないのだから、自分の思うとおりに進んで、その結果を他人の責任にしないことが大切ではないかと思う。≫P27
誰でもいうような至極もっともな言葉ですね。これは、誠実ということを教える教材に白洲次郎(「プリンシプルを持って生きていれば人生に迷うことはない。」)と井上ひさし(「ある選択をするということは、その選択によって生まれるはずのマイナスをすべて背負うぞということでやんしょ。」)とともに載っている言葉です。
目立つのは三人の中で生存している方が取り上られているという事ぐらいでしょう。なぜ問題だというのでしょうか。
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過日ニューヨーク・タイムズの東京支局長の見解を目にしました。それに触発されて、新聞について、いつも思っていることを新聞社にも発信しました。
今回は、憲法改正案を作成し、天皇元首化や九条を骨抜きにすることを公言している読売新聞や、それに同調している産経新聞はさておき、比較的政権に批判的とされる朝日新聞について、読者としての記事構成などについての見解を希望を込めて朝日新聞に送付しました。一読者の批判的意見などは目もくれないかもしれませんが、長年の読者ですから、今の状況下で少しでも警鐘を鳴らすような新聞であってほしいとの思いです。 . . . 本文を読む
今、安倍首相の腹心として、国家主義的な考えを教育の分野で実現しようとしている下村文科大臣が国会で追及されています。その教育行政のトップの学習塾や予備校など教育産業との癒着などが前から指摘されていました。(以下本文) . . . 本文を読む
「知らなかった」といえば無罪になる「法律」ってなんだか知っていますか?
こんな法律があるんですね。「政治資金規正法」という法律でした。
この法律には、「国の補助金をもらっている企業・団体から献金をもらっていはいけない。」と決めています。なぜでしょうか。(以下本文)
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実行委員会主催の多喜二祭に行ってきました。第14回目になる多喜二祭は呼びかけ文に「2014年7月、他国との戦争を容認する閣議決定が強行されました。多喜二の生きた時代に逆行させるもの-。断じて認められません。」とあるように、新たな「戦前状態」になりはじめている中での集会でした。始めに多喜二が好きだった音楽にちなみ、ブラームスの曲などの演奏がありました。コントラバスの奏者は神奈川フィルを不当に解雇され裁判で争っている杉本正さんという方でした。講演は能島龍三さんという方で、「多喜二の願いと、この国の今―戦争と慰安婦の問題にふれて―」というものでした。以下は私が聞き取った概略です。その② および発見された多喜二の写真 . . . 本文を読む