今まで何冊かのヒトラーの本を読んできましたが、この本の描くヒトラー像はかなりユニークでした。
それは「今日の世界はそれが気に入ろうがいるまいがヒトラーがつくった社会である」という言葉にあらわされるように、ヒトラーの政治を糾弾することに重点を置く従来の本とは視点を異にして、今日の世界政治の基がヒトラーにあることを描いたことでしょう。だからと言ってヒトラーの行為を承認するわけではありません。
むしろ今まで無視されてきたヒトラーのもう一つの側面を表に出して「この男の本当の怖さをしっていますか?」という問いかけのようにヒトラーの性格や思想が行動に直結して、ユダヤ人を虐殺したその刃が自国民にも向けられていたということをも示したことでしょうか。
(以下本文) . . . 本文を読む
多くのTVが日大の悪質タックル問題を追っている最中に、安倍政権は森友問題の佐川氏の虚偽答弁を証明するような財務省資料を明らかにしました。しかしTVはそのことは触れなかったり、ふれても最後の方に申し訳程度です。国民の目も大学の対応のひどさを怒っている最中ですから、報道するのは当然ですが、ここで野党が怒っているようになぜ今なんだという思いは私も同感です。 . . . 本文を読む
「日本の憲法の特徴」=NHK「わかりやすい憲法論」から=
NHKのアサイチで憲法を扱っていました。NHKニュースは御用番組みたいで腹が立って見ないという人も2日のこのアサイチは見た方もいるのではないでしょうか。4月から有働アナウンサーなどからスタッフが変わってどうかなと思っていたら、憲法を面白い視点で扱っていました。憲法をよく知ろうということで、世界の憲法と比べて日本の憲法の特徴を知らせてくれました。以下は私のまとめです。
. . . 本文を読む