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戦争法案に反対する若者を敵視する議員と、その議員を許す政権!

2015年08月08日 | 政治・社会
 今、安倍自公政権の戦争法案のなかみが明らかになるにつて、一番の当事者になるかもしれない若者や若いお母さん方が全国で立ち上がっています。
 
 ところが、この反対行動に対して、自民党の若い議員が脅かしのような発言をしたり敵視する発言を繰り返しています。
 
 若者から批判されても、開き直っているこの議員は、民主主義を理解せずに、マスコミを脅かす発言をしてもかばい続ける首相のもと、強気になっている自民党の同会の若手メンバー武藤貴也議員(滋賀4区)です。

 氏は安保法案について審議する衆院特別委員会のメンバーで、あの「新聞をつぶせ」との圧力発言の大西議員と同じ安倍首相側近の自民党若手の勉強会「文化芸術懇話会」にも参加していました。


 
 武藤衆院議員(36)は、SEALDs(国会前で毎週、デモをしている学生たちの団体)について、

「国会前でマイクを持ち演説をしているが、彼ら彼女らの主張は『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義がここまで蔓延(まんえん)したのは戦後教育のせいだろうと思うが、非常に残念だ」とツイートしました。(本人も戦後教育のもとに育っている困った36歳!)
 
 これに対し、「『戦争に行きたくない』という気持ちが『極端な利己的考え』と断罪される社会は、戦時中の日本そのもの」「戦争をしないための安保法案じゃないのですか」などのコメントが投稿されました。
 
 
 この議員の発言は、若者が自らの問題として、戦争反対の意思を示すのは、民主主義国家では当然の権利行使なのに、「わがまま」などと矮小化して非難する不当なものです。

 また、「戦争に行きたくないというのは利己主義」との発言は、安保法案が若者が言うように、戦争法案だということを認めてしまっているようなものです。集団的自衛権の名で戦争するのに、「行くのはいやだは利己主義」というのですから。

 この本音を言い始めている議員にたいしても、安倍首相はじめ自民党の幹部はもちろん擁護しています。
それどころか、あの「ヒトラーに学んでうまくやれ。」発言の、麻生財務省はなんといっているでしょうか。
 
 「発言は法案が通ってからしてくれ。」と、いい「聞く耳を持たない人に嫌でも聞いてもらわなければ仕方がない。」と、聞く耳を持たない反対の国民をだましてから発言せよ、と言わんばかりです。
 反対が6割にも上るのにこのような国民の意思を無視する政権です。

 若者はひるまず頑張るでしょうが、大人の我々も今こそ意思表示していかねばの思いです。

 


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1 コメント

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「我がまま」発言の議員のでたらめ (マーちゃん)
2015-08-23 17:28:28
徴兵されるのはいやだというのは「わがまま、利己的」と非難し、それが戦争法案であることを証明してしまった議員、もちろん非難自体も民主主義を知らない議員なんだと証明してしまった議員、武藤議員は自らの政治資金疑惑で、自民党を離党することに。議員を止めさせないで離党という形で自民党の責任を逃れるつもりの幕引きを図ろうとしている幹部。これが安倍側近の若手!
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