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40数年ぶりに、国会前12万人の抗議集会に参加!

2015年08月31日 | 政治・社会
 ひどすぎる違憲の戦争法案に、ここで意思表示しなくては何時するのとの思いで参加してきました。
数日前から、体調を気遣い準備していました。
参加してみると、その数の多さ、元気のよい鳴り物と掛け声に仰天でした。 

 そこで、
国会前行動に参加してきた者として、ちょっと雰囲気をお伝えしましょう。

 国会へ行くのは40年ぶりぐらいでしょうか。1時間前に着いたにもかかわらず、地下鉄の駅はすごい人数で、トイレ前には長い行列ができています。警官の指示に従って国会の裏を通って正面に向かいました。裏の通りは労組員、各団体などでびっしり。警官の過剰警備を監視する国会議員団の姿、整然と歩くよう指示する実行委員会の人、若い警官の親切な誘導などにも、感謝しつつ縫うようにゆっくり進みます。

 過去の参加数とはけた違いの参加者なようです。こうして、国会を半分回るのに1時間かかりました。
 何とか中央の一般参加者のグループに交じりました。2時間ほど中央集会で立っていましたが、その間、すし詰め電車のごとくで、雨が降ってきても合羽にそでを通せないほどでした。

 「安倍退陣」「憲法守れ!」「戦争法案反対!」と若者の先導する声に合わせて叫んできました。テンポも速く、簡単明瞭なコールです。
 やがて、野党党首たちのあいさつに続き、森村誠一氏、坂本龍一氏、池田了氏、神田香織氏、日弁連代表、学者代表などのあいさつがあり、大きな拍手に包まれました。
 若者たちのあいさつでは、自分たちの税金が他国を殺す武器に使われるのは嫌だという発言などが印象的でした。

 長時間立ったままなので、きつかったのですが、楽をしては思いは通じないなどと言い聞かせて身動きできない中で耳を傾けていました。

 参加者は車いすの人、お年寄り、若者たち、子連れの人と、まさに老若男女の集まりでした。服装も様々、プラカードも様々な手作りでの参加者がおおく、国民みんなが怒っていると痛感しました。

 プラカードは、「九条壊すな」や「戦争させない」「アベ政治を許さない」などが多い中手作りも目立ちました。手作りの中には、「安倍政権に力を貸す共犯者公明党」とか、「読売産経NHK不買」「自公の皆さん総選挙を楽しみに」などユニークなのもありました。ちなみに私は「違憲法案はイケン」「若者を戦場に送るな」と書いて持っていきました。

 10万人は軽くいっているよねと話していたら、12万人という報告が!!納得しました。頭上には何機もヘリコプターが飛んでいます。NHKなど、ちゃんと報道するのだろうかと気になります。
 
 帰りには、「公明党に反省を促す」というような創価学会有志?の署名活動にも会いました。また無料で水をサービスする車と人々にも会い、そこでいただいた水は、すきっ腹にしみとおりました。

 ホッと一息ついて駅に向かいました。そこで、号外を読んでいる人に会いました。私たちはもらえなかったので、見せてもらいました。「しんぶん赤旗」号外でした。12万人の参加者を伝える4ページの写真構成ですごい迫力です。今まさに自分たちが立っていた場所が写っていました。手に入れられなかったのは残念でしたが、電車で開いて見せ合っている人をみると、こんな記事は本当に参加者を励ますよなあと思いました。他紙も出すべき出来事ではないの?と、マスコミの現状を考えたりしているうちに、電車で寝込んでしまったのでした。

 一時間ほどで友人に起こされて、到着です。二人で今日の活動の総括?や政権のひどさを再確認してつつ、ご苦労さんとビール。食事もしないですきっ腹、おまけに疲れていたので、二人ともよく食べ、よく飲みました。
 帰途のバスでは、相模原の集会に行ってきたという人、国会に行ってきたという人がそれぞれ声を掛け合っていました。何かちょっとした酔いとともに心地よい気分で帰りました。
 


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2 コメント

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安保法案反対デモ (木漏れ日)
2015-08-31 09:53:51
止むに止まれぬ気持ちから、国会デモへと考えていましたが、自分の体調を考えて、相模大野駅の安保法案反対デモに行ってきました。主催者発表では1000人とのこどでした。警備の警官の多さに驚きましたが、シュピレフコールに最初は小さい声で、そのうち慣れてきてからは大きな声で「戦争反対」と大声を出して叫んでいる自分に気づきました。もう一度「戦争法案絶対反対!」
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主権者の権利?義務? (マーちゃん)
2015-08-31 19:31:53
それぞれの体調や状況に応じて、声を上げる時期ですね。うれしいですね。平和の口実に騙されずに、戦争法案に反対の声が多くなるのは。
 国会前でも、あらゆる世代の人が声を上げているのが印象的でした。
 買い物帰りと思われるような人などや、宗教者の人もいて、今までの平和な日本に誇りを持っているのだと熱い思いでした。
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