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18200人、これってなんの数?-首相主催の桜を見る会の人数でした!

2019年06月13日 | 政治・社会
 少し前の記事ですから忘れたころでしょうね。でも心に引っかかっていました。花見など首相が主催でわざわざ何故やるのだろうかとか、どんな人が出席するのだろうかと。そこで少し前の新聞やネットで次のような点を調べてみました。

・だれが集めるの?
 = 首相が主催。各省庁からの推薦といいますが詳しくは内閣官房が明らかにしていないそうです!場所は新宿御苑。

・どんな人があつまるの?
 =18200人。五木ひろし、ももいろクローバー、石坂浩二、高島礼子、綾小路きみまろ、IKKOなどTVに出ている多くの芸能人など  が含まれていました。(詳しくはネットで「首相主催の花見」などと検索すると出てきます)
 安倍政権の5年間で4500人増えたと言います。年々参加者がふくらんでいるそうです。権力者に群がりたい人々が多いのですね。

・どれだけ経費が掛かるの?
 =予算は1766万円ですが、実際は予算の三倍の5200万円と東京新聞は伝えています。一人当たり、3000円ほど?(食費+会場費) こんなことに税金を使うなんて!

・誰のお金?
 =もちろん「首相のポケットマネー」と言いたいところですが、そんなことするわけないですね。内閣官房から出ているようです。 詳しい  「資料は破棄」したそうです。驚きます。数十億円と言われる官房費(もちろん税金)は官邸にとっては魔法の玉手箱で、使い放題、会計報  告もしないというようです。こんな税金の使い方ってひどすぎますね。

・何のためにするの?
 =首相がTVで句をひねって発表したり、有名な人々を招いて写真を撮ったりの様子を見れば、税金を使っての宣伝と思わ ざるを得ません。 そういうことを考えると、参加者も名誉と思ってのことかもしれませんがどんな役目を果たすことになったのでしょうか。

 新聞各紙やネットでは、宮本徹議員(共産党)などが追及したことを受けて見解をのせていました。とても納得できる内容ではなく、首相が主人公で首相を盛り上げる人々の集まりではないか、税金を使ってこんな政権を支持する人々の集いかのような催し物をすることはおかしいという声が紹介されていました。
 
 私も経費などを知るにつけ、この問題に見られるように国民の税金を思いのままに浪費していることに憤りを感じました。一方では日本の子どもの貧困が進んでおり、朝食もとれずに給食が頼みだとか、大学生も食費を切り詰めて学費を払っているという現状を紹介されています。
 これらの集いを開く首相や嬉々として参加している芸能人をTVで見ると、一般庶民とは無縁の生活感覚の持ち主が多いのだなと思わざるを得ません。

 首相主催の花見は税金を使って、政権支持の道具にしているとしか思えません。首相に招かれるのが芸能人の名誉と思っているとすればおかしいと思わないのでしょうか。芸能は庶民のもので、権力を揶揄したり、弱い者の味方になって続いてきたのではなかったのでしょうか。今や、芸能も権力のための道具になってしまっているのでしょうか。権力にすり寄るような芸能では?と思います。
 また、食事さえも満足に食べられない子もいることを考えれば、こんな花見にでかけることには疑問を持ってほしいものです。

 いま国会で問題になっているように年金が不安とか保険が赤字とかさまざまな国家的な財政不足が言われる中、トランプ大統領のいうままに爆買のF35戦闘機やイージスアショアが問題になっていますが、これは政権の都合でこんな「花見」などを税金を思いのままに使ってやるような感覚と共通なのでしょうね。
 共に、自分の懐を痛めないで国民の税金を湯水のように使い、若い世代に負債を先送りするというのですね。


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