日本中が相撲フアンでしょうか? 連日の相撲放送に辟易していましたが、やがて怒りに変わりました。もっと大事なことがあるだろうにと。
日馬富士の暴力は良くないことは明らかですから、警察事件になってもしょうがないとしても、それをめぐる報道合戦にはあきれます。しかも、最近は貴乃花との比較まで持ち出しだして白鵬の相撲の質、相撲道などまで言い出し、まるで白鵬バッシングです。つい最近まで、相撲が窮地に陥った時の救世主扱いしていたのに。
相撲フアンがいろいろ発言するのは当然でしょうが、TVでは日馬富士の暴力にとどまらず、まるで相撲がモンゴル人に乗っ取られたと大騒ぎしています。今時、サッカー、野球など日本人が海外で活躍しているのは当たり前です。また、逆も当然です。それをこのように海外では咎めているのでしょうか。海外に門戸を開いておきながら、いまさら国技としての相撲の精神がなっていないとか大騒ぎするのはいかがなものでしょうか。
その相撲より大事なことが進行しているのにTVのこの体たらくなんでしょうか。国会が開らかれていて、大事な政治の私物化などが連日追及されているのに、TVでは相撲の付録のごとき扱いではありませんか。国民がゴシップ記事的な内容が好きだとは言え、酷過ぎるのではないでしょうか。
過日、84歳になるご婦人が、最近のTVはひどすぎると批判していました。その方は、ニュースもよく見て、日曜放談を毎回欠かさず見ているというのですが、最近のTVは相撲ばかり、それに若い人が大食いとか、仲間内でクイズやら何やらで騒いでいる番組が多くなってだんだん見なくなったというのです。NHKも騒がしい内容になっているとも。
私もその通りだなと思い、相撲の話が出ると又かと思うと同時に、それが「日本人はしっかりしているのにモンゴル人(外国人)は・・・」のような雰囲気になって偏狭なナショナリズムのごとく進んでいくのを見るとまた始まったという気になります。かなり、民主的な言動をする人でもこのような問題では全くの井戸端会議になってしまっているのが残念です。
さて国会ですが、TVで相撲相撲と大騒ぎしているうちに財務省や安倍首相は国民の財産を8億円も森友学園に安く払い下げ、会計検査院も指摘しているのに逃げています。
TVはこのような問題こそ徹底的に調べ、追及していくべきでしょう。残念がら、あまり放送しないことにより、結果的に官邸のやっていることを国民には知らせないという役割を果たしています。それに、もし放送しても調査の能力が劣化しているのか、感覚が鈍くなっているのか、官邸にぶら下がり、官邸に都合のいい話をそのまま流し、結果的にこのような不当なことを見逃す手助けをすることになっているのが目立ちます。
腹が立つので、12月1日のTV番組表をちょっと見てみました。
日テレZIP!5:50から、スッキリ8:00から、ミヤネ屋1:55から、Nevery 3:50から、Nzero11:30から。
テレビ朝日グッドモーニング4:55から、羽鳥モーニングショー8:00から、スクランブル10:25から、同12:50から、Jチャンネル4:50から。
ほか、TBSは、あさチャン!から6回、フジTVはめざましテレビから6回。いずれも番組表のトップに据えて放送しており、時間も多くかけています。この日はテレビ東京とNHKは放送するもののそれほど多くの時間をかけてはいないのがかえって目立ちました。。
以上のように、1日も相撲であふれた報道?番組でしたが、この日の東京新聞の一面のトップは次のようなことでした。
「森友」真相究明逃げ腰の財務省―不手際認めても栄転幹部不問
という大きな見出しです。予算委員会審議がこれで終了と言うので報じたのでした。会計検査院さえも指摘する、きわめてウソに近い答弁を繰り返した佐川前理財局長は国税局長官に栄転(本人はマスコミから隠れて記者会見もしない異常さ)などを伝えています。TVは、真実の追及をあきらめて相撲に!これは政府も喜ぶ賢明な措置でしょう!
同じ一面には、いよいよ憲法審議会が動き出したことも伝えています。これも、急いで憲法を変える方が良いという意見には、国民の6パーセントしか賛成していない中、安倍首相の個人的な執念がなせることと思われる強引な進め方で憲法が変えられようとしている大きな問題です。TVが出番でしょう!と言いたくなります。
これが自主規制ならとんでもないことですが、もしや安倍首相、官邸の圧力が大きすぎて覆すことができないのでしょうか。TV離れがいわれていますが、このままではTV離れをTV局が自ら作りだしているのが現状ですから、更に信頼を失ってTV離れも進むでしょう。
TVには、政府を監視する役目、真実を国民に伝える役目というジャーナリズの精神を早く取り戻してほしいのです。
日馬富士の暴力は良くないことは明らかですから、警察事件になってもしょうがないとしても、それをめぐる報道合戦にはあきれます。しかも、最近は貴乃花との比較まで持ち出しだして白鵬の相撲の質、相撲道などまで言い出し、まるで白鵬バッシングです。つい最近まで、相撲が窮地に陥った時の救世主扱いしていたのに。
相撲フアンがいろいろ発言するのは当然でしょうが、TVでは日馬富士の暴力にとどまらず、まるで相撲がモンゴル人に乗っ取られたと大騒ぎしています。今時、サッカー、野球など日本人が海外で活躍しているのは当たり前です。また、逆も当然です。それをこのように海外では咎めているのでしょうか。海外に門戸を開いておきながら、いまさら国技としての相撲の精神がなっていないとか大騒ぎするのはいかがなものでしょうか。
その相撲より大事なことが進行しているのにTVのこの体たらくなんでしょうか。国会が開らかれていて、大事な政治の私物化などが連日追及されているのに、TVでは相撲の付録のごとき扱いではありませんか。国民がゴシップ記事的な内容が好きだとは言え、酷過ぎるのではないでしょうか。
過日、84歳になるご婦人が、最近のTVはひどすぎると批判していました。その方は、ニュースもよく見て、日曜放談を毎回欠かさず見ているというのですが、最近のTVは相撲ばかり、それに若い人が大食いとか、仲間内でクイズやら何やらで騒いでいる番組が多くなってだんだん見なくなったというのです。NHKも騒がしい内容になっているとも。
私もその通りだなと思い、相撲の話が出ると又かと思うと同時に、それが「日本人はしっかりしているのにモンゴル人(外国人)は・・・」のような雰囲気になって偏狭なナショナリズムのごとく進んでいくのを見るとまた始まったという気になります。かなり、民主的な言動をする人でもこのような問題では全くの井戸端会議になってしまっているのが残念です。
さて国会ですが、TVで相撲相撲と大騒ぎしているうちに財務省や安倍首相は国民の財産を8億円も森友学園に安く払い下げ、会計検査院も指摘しているのに逃げています。
TVはこのような問題こそ徹底的に調べ、追及していくべきでしょう。残念がら、あまり放送しないことにより、結果的に官邸のやっていることを国民には知らせないという役割を果たしています。それに、もし放送しても調査の能力が劣化しているのか、感覚が鈍くなっているのか、官邸にぶら下がり、官邸に都合のいい話をそのまま流し、結果的にこのような不当なことを見逃す手助けをすることになっているのが目立ちます。
腹が立つので、12月1日のTV番組表をちょっと見てみました。
日テレZIP!5:50から、スッキリ8:00から、ミヤネ屋1:55から、Nevery 3:50から、Nzero11:30から。
テレビ朝日グッドモーニング4:55から、羽鳥モーニングショー8:00から、スクランブル10:25から、同12:50から、Jチャンネル4:50から。
ほか、TBSは、あさチャン!から6回、フジTVはめざましテレビから6回。いずれも番組表のトップに据えて放送しており、時間も多くかけています。この日はテレビ東京とNHKは放送するもののそれほど多くの時間をかけてはいないのがかえって目立ちました。。
以上のように、1日も相撲であふれた報道?番組でしたが、この日の東京新聞の一面のトップは次のようなことでした。
「森友」真相究明逃げ腰の財務省―不手際認めても栄転幹部不問
という大きな見出しです。予算委員会審議がこれで終了と言うので報じたのでした。会計検査院さえも指摘する、きわめてウソに近い答弁を繰り返した佐川前理財局長は国税局長官に栄転(本人はマスコミから隠れて記者会見もしない異常さ)などを伝えています。TVは、真実の追及をあきらめて相撲に!これは政府も喜ぶ賢明な措置でしょう!
同じ一面には、いよいよ憲法審議会が動き出したことも伝えています。これも、急いで憲法を変える方が良いという意見には、国民の6パーセントしか賛成していない中、安倍首相の個人的な執念がなせることと思われる強引な進め方で憲法が変えられようとしている大きな問題です。TVが出番でしょう!と言いたくなります。
これが自主規制ならとんでもないことですが、もしや安倍首相、官邸の圧力が大きすぎて覆すことができないのでしょうか。TV離れがいわれていますが、このままではTV離れをTV局が自ら作りだしているのが現状ですから、更に信頼を失ってTV離れも進むでしょう。
TVには、政府を監視する役目、真実を国民に伝える役目というジャーナリズの精神を早く取り戻してほしいのです。
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