象さんのウロウロ日記

見るもの・食べたもの・感じたことを気ままに書いた記録と記憶です。

阿妹茶楼~「千と千尋の神隠し」の原点になったお茶屋さん~台湾・新北市九份

2014年07月02日 05時25分09秒 | 旅行~海外

 台湾に来たら一度来てみたかったエリア・九份の最も有名なお茶屋さん。

のお店自体が、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」の発想の原点、舞台となったお茶屋さんです。

アニメ「千と千尋の神隠し」でも印象的だった提灯(ちょうちん)が特にこのエリアにはたくさんあり。

独特な雰囲気を醸し出しています。

そして、下の写真がアニメの特徴的なキャラクターだった「かおなし」の素と言われている白いお面。

 

雨が降って、暗かった事もあり、よりイメージは「千と千尋の神隠し」です。

白い仮面に何の意味があるのか解りませんが、とても印象的で、宮崎駿監督が影響を受けたというのも解ります。

中は複数階のフロアーになっており、フロアーによって雰囲気が違います。

入ってすぐのフロアーは竹製?木製?のいかにもお茶屋さんっぽい雰囲気です。

 

 

観光客とわかっているからか?男一人だったからか?

メニューは持ってこられず、日本語でお茶の値段を言われ、問題ないか聞かれました。

OKと答えると、そのままオーダーは終了でした。勿論言えば、メニューはもらえるのでしょうが。

そこそこ値段も高かった記憶があります。間違いなく1000円オーバーだったと思います。

勿論、お茶はお腹がタプタプになるまで楽しめます。正直、私はお茶ッ葉を使いきれませんでした。

自分で気兼ねなく楽しめるように足元には大きな急須?やかん?が火にかかっており、いつでもお湯が注げます。

 

写真では解りにくいかもしれませんが、とても大きいです。

両手でないと持てない大きさと重さです。

時々、店員さんがヤカンを持ってお湯を加えに来ます。

お茶を頼むと、写真のセットが届きます。

また、簡単にお茶の入れ方を教えてくれます。

器を暖めて、一杯目のお茶は捨てて、お茶の香りを嗅いで確かめて、味見して。

それから本格的に楽しむ。

こちらも解りにくいと思いますが、逆に写真の急須は小さいです。

家庭にある急須の半分位でしょうか、勿論、湯飲みの方も小さい一口サイズです、お猪口の倍くらいの大きさでしょうか。

しかし、大量のお茶葉で、多分、この急須で4~5杯楽しめるのではないでしょうか?

一回の茶葉で5杯は飲めるとの事でしたので、うまくすれば合計25杯は飲めると思います。

しかし、一日いるならともかくそんなには飲めません。ましてやツアーで来ているので時間も決まっているし、他も見たかったので難しかったです。

急いで飲んでも急須で3回目でお腹一杯でした。

勿論、楽しめるのはお茶だけでありません。

お茶うけのお菓子もばかになりません。

まず、一番右から梅の干菓子。

梅干しみたいなのかな勝手に想像しましたが、食べると干し杏みたいな感じ。

甘酸っぱい味が良い口直しです。

真ん中の茶色が求肥のお菓子だったと思います。黄粉を塗してあって、信玄餅みたいな感じでしょうか?

そして、左は胡麻を塗したお菓子。甘い味わいとサクサク感。

そして、緑のが落雁。落雁と言うともっと甘いイメージでしたが、意外に美味しかったです。

ここは一休みも含めて、寄ってみて良い場所かと思います。

ただ、中だけなら他のお茶屋さんでも良いかもしれませんが。。。

 

住所:新北市瑞芳區市下巷20號 (九份の縦の中心通、階段の下の方、提灯が多くある所にあります。)

平日は8:30~13:30、休日なら~16:00のようなので、休日に行くのが良いようです。という事は夜の観光では寄れないかもしれません。(HP?より)