台湾に来たら一度来てみたかったエリア・九份の最も有名なお茶屋さん。
このお店自体が、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」の発想の原点、舞台となったお茶屋さんです。
アニメ「千と千尋の神隠し」でも印象的だった提灯(ちょうちん)が特にこのエリアにはたくさんあり。
独特な雰囲気を醸し出しています。
そして、下の写真がアニメの特徴的なキャラクターだった「かおなし」の素と言われている白いお面。
雨が降って、暗かった事もあり、よりイメージは「千と千尋の神隠し」です。
白い仮面に何の意味があるのか解りませんが、とても印象的で、宮崎駿監督が影響を受けたというのも解ります。
中は複数階のフロアーになっており、フロアーによって雰囲気が違います。
入ってすぐのフロアーは竹製?木製?のいかにもお茶屋さんっぽい雰囲気です。
観光客とわかっているからか?男一人だったからか?
メニューは持ってこられず、日本語でお茶の値段を言われ、問題ないか聞かれました。
OKと答えると、そのままオーダーは終了でした。勿論言えば、メニューはもらえるのでしょうが。
そこそこ値段も高かった記憶があります。間違いなく1000円オーバーだったと思います。
勿論、お茶はお腹がタプタプになるまで楽しめます。正直、私はお茶ッ葉を使いきれませんでした。
自分で気兼ねなく楽しめるように足元には大きな急須?やかん?が火にかかっており、いつでもお湯が注げます。
写真では解りにくいかもしれませんが、とても大きいです。
両手でないと持てない大きさと重さです。
時々、店員さんがヤカンを持ってお湯を加えに来ます。
お茶を頼むと、写真のセットが届きます。
また、簡単にお茶の入れ方を教えてくれます。
器を暖めて、一杯目のお茶は捨てて、お茶の香りを嗅いで確かめて、味見して。
それから本格的に楽しむ。
こちらも解りにくいと思いますが、逆に写真の急須は小さいです。
家庭にある急須の半分位でしょうか、勿論、湯飲みの方も小さい一口サイズです、お猪口の倍くらいの大きさでしょうか。
しかし、大量のお茶葉で、多分、この急須で4~5杯楽しめるのではないでしょうか?
一回の茶葉で5杯は飲めるとの事でしたので、うまくすれば合計25杯は飲めると思います。
しかし、一日いるならともかくそんなには飲めません。ましてやツアーで来ているので時間も決まっているし、他も見たかったので難しかったです。
急いで飲んでも急須で3回目でお腹一杯でした。
勿論、楽しめるのはお茶だけでありません。
お茶うけのお菓子もばかになりません。
まず、一番右から梅の干菓子。
梅干しみたいなのかな勝手に想像しましたが、食べると干し杏みたいな感じ。
甘酸っぱい味が良い口直しです。
真ん中の茶色が求肥のお菓子だったと思います。黄粉を塗してあって、信玄餅みたいな感じでしょうか?
そして、左は胡麻を塗したお菓子。甘い味わいとサクサク感。
そして、緑のが落雁。落雁と言うともっと甘いイメージでしたが、意外に美味しかったです。
ここは一休みも含めて、寄ってみて良い場所かと思います。
ただ、中だけなら他のお茶屋さんでも良いかもしれませんが。。。
住所:新北市瑞芳區市下巷20號 (九份の縦の中心通、階段の下の方、提灯が多くある所にあります。)
平日は8:30~13:30、休日なら~16:00のようなので、休日に行くのが良いようです。という事は夜の観光では寄れないかもしれません。(HP?より)