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📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

IHI STAGE AROUND TOKYO

2019-06-17 | 美術芸術





--------Stage A

「心臓」ドーム 私的にも母的にも印象深かった作品












 うさうさ こういうのツボ★








--------Stage B

パリのカルーセル・デュ・ルーヴルで開催された初個展「NAKAMA des ARTS」で発表された作品を展示





そうコレが見たかった!





見て浮かんだのが織田信長
がっつり読んでいる『播磨灘物語』に影響受けまくり!
アタマの中が戦国で、現実でも戦国武将が勝手に暴走してて笑える。





この空間ホント素敵だった。

























--------Stage C

「身体」にまつわる展示物 こちらのステージは撮影禁(まぁそれが普通よね)

もこもこしたうさぎが髪の毛だったのには驚いた。

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IHI STAGE AROUND TOKYO

2019-06-16 | 美術芸術





香取慎吾NIPPON初個展
BOUM ! BOUM ! BOUM !
サントリー オールフリー presents

2019年3月15日-6月16日
全88日間


さて二日目(母上京)はしんごちゃんの個展へ。
別にスマップのファンじゃないし、しんごちゃん個人が好きってわけでもない。
しんごちゃん、くさなぎくん、ごろーちゃんにはがんばってほしいけど!!!

美術特集に載っていた展示物に魅かれ、それがたまたまこの個展だった だけ(笑)

なつかしの有明(過去マンションの内覧、お友達も在住)
地理もアタマに入っているからナビいらずで、家から小一時間のドライブ
やっぱり東側って都会だーーー



--------Stage A

「心臓」ドーム























噂のレゴ壁画 カワイイ











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とんかつとクリムト展

2019-06-15 | 美術芸術



クリムト展
ウィーンと日本1900

2019年4月23日-7月10日
東京都美術館

母の上京ということで半休して上野へ。
久々に再会「ミシュランに載ってたとんかつ屋さんに行きたい!」
リクエストに応えてググッ
思ったほど暑くなく爽やかな風が吹きぬける中、10分程並ぶ。



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*ヘレーネ・クリムトの肖像

*女ともだちⅠ(姉妹たち)

*ヌーダ・ヴェリタス(裸の真実)

*ユディト!

*第1回ウィーン分離派展ポスター(閲覧後)

*ベートーヴェン・フリーズ(原寸大複製)

*鬼火

*リア・ムンクⅠ

*女の三世代


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以上 「見どころある絵は8枚かな」








梅雨の合間の晴れ間!お天気当てた!ぴかぴかな青空








ってことでベトナム写真整理


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S

2019-06-13 | 司馬遼太郎


司馬遼太郎
『新装版 播磨灘物語(一)』★★★★

黒田官兵衛
とうとうココに行き着いた・・(笑)
『街道をゆく』を制覇し、もう一回り再読してから
『梟の城』へと進もうと思っていたのに。
(ちなみに『街道をゆく』残すところ42.三浦半島記、43.濃尾参州記)
司馬遼太郎最初の小説がコレになろうとは・・

黒田官兵衛じゃなかったら「播磨灘ってどこ?」ですよ。

司馬遼太郎独特の語り口が、まるで街道をゆくの続きみたい(それしか知らない)
歴史観をはっきり言い切るのもそうだし、
分からないところをぼんやりさせないところが読んでいて清々しい。
するすると進んでゆくのが意外な感じだった。
崇高な大作だらけで、歴史小説は私にはまだ無理かと。

官兵衛の曽祖父を取り巻く人達が黒田家に魅せられてゆく様がまた笑ってしまうほどおもしろい。
今で言う「人たらし」って言葉が浮かぶ。
その人が纏う空気感
言葉で説明するのは難しいけど、高貴に見えてしまう人っている。
(自分で言うのは何だが、中身の出来はよくないのに、よく見えてしまうわたし)
ハッタリじゃないけど、そういった勘違いから生まれる縁もある。

後半になると、主人公の官兵衛が登場するけど(あと織田信長!)
私的にはその曽祖父と父親に魅力を感じた。








さてまだまだ続きます。

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2019-06-12 | 葉室麟


葉室麟
『随筆集 柚子は九年で』★★★

「私は歴史の敗者を描きたい。その存在に意味はなかったのかと」

モダンな装丁
短かなエッセイ+短編小説『夏芝居』収録

華がある作家さんではないけれど、地道に努力してきた素顔が伺える。
柚子は九年で花が咲く そこに一年+されたけれど花を咲させることが出来
時間枠がズレてしまったけど、祝福の気持ちが持ち上がる。

日常の何てことない一場面から行きつく着眼点の面白味
ただぼーっと生きているようでも、誰もが何かしら思い考えている。
人との触れ合いの中から生まれるものを大切にしたい。

世間で騒がれている引きこもり問題
引きこもることが悪いことなのか定義するつもりはないけど、
人とつながらずに生きることの難しさを思う。
NOストレスで日常過ごせるわけはなく、あぁわたしは相方にかなり当たってる!
と 最近特にヒドイ・・
それをやんわりスル~してくれる能力に脱帽
自分にはないモノを持つ対極とも言える人
先日会社で受けたストレスチェックは見事A(全然問題なし)→ぶつけまくってるからね・・








昨夜は毎度のメンバとの飲み。
新たなゲストとの新鮮な会話にホロ酔い★
ってかワインバーに行ったのに、ワインがないってどゆこと?


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H

2019-06-10 | 葉室麟


葉室麟
『風の軍師 黒田官兵衛』★★★★

どういう風の吹き回し?
歴史物を苦手としているのに・・(お江戸は別腹ね)
戦国時代の武将達
織田信長に豊臣秀吉に徳川家康
色々な人達が演じ、それぞれの個性がある程度浸透している有名どころ。
突出した魅力の織田信長
過去『センゴク』にハマッていたこともあったなぁ(なつかし)




黒田官兵衛のイメージは狡猾な策略家
葉室さんが描く黒田官兵衛はどんなだろう?と興味が湧いて。
関ヶ原の戦い
司馬遼太郎の影響で知ってはいるけど、
またまた岡田くん・・三成だったくせにこの方黒田官兵衛にも・・
『蜩ノ記』に続く岡田ワールド;(ってか役所光司も関ヶ原)
イメージが消えず、でもこの物語はそれを上回るツボに入ったおもしろさだった。

信仰心にイマイチ乗れない日本人 ですが・・

如水の名の意味を知り、横文字なキリシタン達が続々と登場
細川ガラシャなる美しい人も。
そして織田秀信――「かなわぬ夢」と「かなえてはならない夢」



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――用間の達人
と言われた。用間、すなわち間者を用いることに長けていたのである。『孫子』
の「間者編」では間諜の用い方は五種類あった。
すなわち敵国の人間を用いる郷間、
敵の陣営で不満を持つ者を用いる内間、
寝返りさせた間者の用いる反間、
自国の間者に虚偽の情報を流させる死間、
敵国に間者を忍び込ませ情報を持ち出させる生間である。



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私的に気になってしまったのが、後藤又兵衛
最後言い残した内容に心打たれてしまった。
想像での物語かもしれないが美しい!

あと福島正則が最後改易になる不運・・
なぜかこの武将も気になる。

一体この読書はどこへゆく?(笑)



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黒田官兵衛関連年表

1546 官兵衛、播磨国の姫路に生まれる。
1561 小寺政職の近習となる。
1575 岐阜城で信長に謁見
1577 秀吉の参謀となる。
1578 荒木村重によって、有岡城の牢に幽閉される。
1579 救出されるも、左足が不自由に。
1582 本能寺の変
1585 四国攻めに参加。この頃、キリスト教に入信
1587 九州征伐
1589 家督を嫡男の長政に譲る。
1590 小田原征伐
1592 文禄の役
1597 慶長の役
1598 豊臣秀吉死去
1600 関ヶ原合戦。九州北部を制圧する。
1604 官兵衛死去(59)

参照https://blogos.com/article/167425/

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Phin Coffee

2019-06-09 | 



132/7 Tran Phu Street


















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梅雨入りとスカートの薔薇

2019-06-08 | 



海予定が相方の体調不調でキャンセル 家でごろごろ
なぜか毎朝5時に目が覚めるため、そこから二度寝三度寝 お昼寝まで。
葉室さんの黒田如水のおもしろさにうなる。



青木さんと中嶋さんの解説を聞きつつ、やっぱり青木さんおもしろい(笑)
茨城の宍戸ヒルズ
遼くんが出てる!随分丸くなった感・・45位か・・





ってことでベトナム写真整理


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S

2019-06-07 | 杉浦日向子(お江戸物語)


杉浦日向子
『百日紅㊤』★★★

数ヶ月前に駅前の本屋さんで歴史小説を眺めていた際
「北斎とお栄 ふたりの天才浮世絵師」
その帯に迷わず手に取ったのがこの本(とういうか中身は漫画だった)

お江戸物語にハマって早半年
原点はしつこいぐらい言ってるウエザワールド
そこに登場していた北斎とお栄が、まさに生きている!
魅力ある大人な漫画で江戸の空気感満載
ちょっとしたエロスもあり、「江戸のエロスは血の香り」ってな感じ?
知らずに読むのと知ってて読むのとでは、
北斎とお栄の生活に意外性もなく、すんなりとその世界へ入ってゆけた。

しかし杉浦日向子を知らなかったわたし・・
ホント偏った読書をしてきたのが身にしみて分かる。
見開きの写真は若く昔の人
若くして亡くなっている・・何があったのかしら?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%89%E6%B5%A6%E6%97%A5%E5%90%91%E5%AD%90





一つ楽しみが増えた^^
こうやって自然と出逢うのもまたよきよき。
早速お江戸エッセイ『江戸へようこそ』を読み始める。

やっと勘が戻ってきたのか、同時進行読書に勢いがついてきた。

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H

2019-06-05 | 葉室麟


葉室麟
『蜩ノ記』★★★

前作の余韻が残るまま二作目を読んでみたいと思い本棚の前に立ち思案
結構たくさん書籍があり、やはりケータイで「葉室麟 おすすめ」で検索
そこでコレだ!と思った一冊
題名と装丁 そして「直木賞」の一言・・





カナカナカナと鳴く声が聞こえてくるような表紙
夏の日の夕景
うーん武士の静謐とした横顔がまたよい。

何度言ったら分かるのかしら?

そこで検索を終わっておけばよいのに、
どれどれとその快挙を見ていたら、映画化されていて、
主人公が役所光司で、脇を固めるのが岡田くんだと知る。
おかげで読んでいてもあたまの中で会話しているのが上記のお二方になったしまった。
よいのか悪いのか別として、小説はそういう想像はなしでゆきたい。
ちょっと残念 気をつけよう。

やはり葉室さんは真っすぐな人を描く。

武士道
わたしがなぜお江戸物語に心惹かれるのか・・その要因の一つ。



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「疑いは、疑う心があって生じるものだ。弁明しても心を変えることはできぬ。心を変えることができるのは、心をもってだけだ」



ひとは心の目指すところに向かって生きているのだ、と思うようになった。心の向かうところが志であり、それが果たされるのであれば、命を絶たれることも恐ろしくはない。

そう考える自分は、武士として恥ずかしい生き方をしているのだろうか。



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——蜩の記

とあった。
「蜩とは?」
庄三郎が訝しむと、秋谷はにこりとした。
「夏がくるとこのあたりではよく蜩が鳴きます。とくに秋の気配が近づくと、夏が終わるのを哀しむかのような鳴き声に聞こえます。それがしも、来る日一日を懸命に生きている身の上でござれば、日暮しの意味合いを込めて名づけました」



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