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ハイド・パークで







一昨々日からの白鳥繋がり。

ロンドンのハイドパーク、サーペンタイン湖の白鳥。

なんと(ご存知の方も多いだろうが)、英国の白鳥はぜえーんぶ女王様の持ち物なんですよ!!!!

この話を聞いた時、どんだけ業突く張りやねん!!! と苦々しく思ったことを告白しよう(もちろん白鳥を乱獲から守るという面もあるだろう)。これは12世紀からの王室の権利で、エリザベス女王は現在では特定の地域に住む白鳥だけに所有権を主張、またそれは15世紀から続く業者との折半だとか。

そういえば英国では、博物館や当時の資料や小説、映画等で中世の王の食卓を盛り上げた「白鳥の丸焼き」が散見される。

今はさすがに召し上がったりはしないでしょうな...


...


白鳥の話は今日でおしまい(ネタがない)。

ブルージュの白鳥伝説や、「白鳥の湖」のドラマツルギーなどの長文を喜々として書いていて、わたしにとってのブログの意義を改めて見いだした。
もしブログを書いていなかったら、こういうことはシャワー中や運転中や料理中に切れ切れに考えはしても、また、こういう話をおもしろがって聞いてくれる相手に話すにしても、まとめてみる(時としては調べてみる)ことは絶対にないだろうからだ。頭の中で断片的に考えるのと、字に起こすことは決定的に何かが違うのだ。

わたしの頭の中に浮かんでは消える泡のようなことがらは大抵がくだらないし、まとめたからといって自分の意見が正しいとも思っていない。が、自分がどういうことに興味があるのか、どういう方向に受信機を向けていたらワクワクするのかがよく分かってすごく...楽しい(有用だとは言わない)。

もしあれらの長文にお付き合い下さった方がおられるなら、ほんとうにありがとうございました。


よい週末を!
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