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ベルギーを離れ、 英国在住中。 夜景評論家/ 床の間主義者。 メール頂けますと嬉しいです。 krugkrug2004(at) yahoo(dot)co(dot)jp |
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la sylphide
イングリッシュ・ナショナル・バレエのLa Sylphide(Song of the Earthとの2本立て)を鑑賞。
「ラ・シルフィード」は、舞台がスコットランドで、登場人物がキルトを着ているのも特徴。端正で華やかだ。
音楽も振り付けもよく、ストーリーのテンポもよく、長さもちょうどよく、楽しく、美しく、悲しい。
シルフィードを演じたJurgita Droninaが、重さも実態もない無邪気で空しいシルフィードにぴったりだった。
結婚を前にした青年が、妖精シルフィードと恋仲になり、シルフィードを地上に縛るために魔女にもらったショールをかける。が、そのせいでシルフィードは飛べなくなり死なせてしまう。おまけに彼は婚約者にも逃げられる(当たりまえだ)...というお話だ。
大人になることを社会から要請されている青年の前に、この世のものではない美しい生き物が姿を現す。子供時代に決別して責任ある大人になるのか、とどまるのか...イニシエーションが投げかける永遠の問い。
鑑賞後、偶然聞いた車中のラジオで監督が「ファンタジーだが現実、現実だがファンタジーなお話を楽しんでほしい」と言っていたのが印象に残った。
(写真はENBから)
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