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ヴェネツィア・メモランダム




週末はクリスマスパーティ続きであっという間に過ぎて行った。
今日はもう10日。気合を入れて大掃除の続きを...

いや現実逃避でこんなに長い記事を書いてしまった...

今日はキッチンを終わらせます。

......


友達が冬のヴェネツィアへ行くそうだ。

同じ時期に拙ブログ読者の方もあちらへ旅行されるとのこと、お店のおすすめをとおっしゃっていただいたので、わたしなんかよりも詳しくて役に立つ情報をお持ちのブログや本はたくさんあろうが、気を良くして書き留めておく。


実はわたしも2019年1月最初の旅行は夫の熱望でヴェネツィアを再訪する予定でいる。
1月いっぱいはヴェネツィアではいいホテルはどこも閉まっているものの、オフシーズンならではの楽しみ方(主に屋内で芸術鑑賞)をするつもりなのだ。

タイミングがよければブランド店のセールもひやかしたい...
ユーロで統一されて便利なのは便利な一方、リラの時代はイタリア製品はイタリアで買えばやはりだいぶお安かったし、品揃えも違ったりで買い物は今よりもずいぶん楽しかった。


では、小心者ゆえ、レストランではなかなか写真が撮れない性質なので、おいしそうな(実際おいしい)イタリア料理の写真などはないが、ご紹介をば。





写真は左上から時計回りに:

モエ、超オススメのシックな眼鏡屋さん。こちらは眼鏡にご用のある方には絶対にご覧になっていただきたいです! 耽美的な眼鏡。1月に2本目を買おうかな(セール中なら・笑)。サングラスも。
https://www.micromegaeyewear.com

わたしが好きなジェラート屋Grom。チェーン店。ヴェネツィアには数件ある。確かパリにもあったはず...
写真はマロングラッセと練乳で、毎回これを食べた。マロングラッセは季節限定もの。わたしが何度も通ったのはバルナバ広場のお店。1月の季節ものは何味だろうなあ。

ベルナバ広場にオーガニック中心のデリカテッセンEnogastronomia Pantagruelicaがあり、こちらで毎回お土産のパスタやオリーブオイル、チーズ、ビスコッティなどを購入する。チーズは真空パックにしてくれるので冬場なら持ち帰り可能なのだ。11月に買ったものの中ではパルメザンチーズが絶品だった。
親父さんは教えたいことがたくさんあるようで、英語とイタリア語のちゃんぽんでもっていつも長話になる(写真なし)。

オーガニック・デリ店の親父さんに魚料理がいいからとすすめられて以来、何度も行っているお店。
親父さん曰く、シェフが日本人だそう。実際お見かけしたことはない。とってもおいしい!

このパン、fugassa veneziana。帰り際に...と思っていたら買い損ねたので、1月に行ったら必ず。絶対においしいと思うの!





写真左は左上から時計回りに:

ブチェラッティで朝食を。
ブチェラッティ大好き。

サンマルコ広場のこのようなテラス席で座ったらエスプレッソ一杯10ユーロ(千円くらい)くらいするそうだ。同じ店のカウンターで立ち飲みで2ユーロくらい。立ち飲みすべし!
千円なんて安い、と思われる貴殿には、せっかくなので少し歩いてダニエリのロビーのバアをおすすめします。なぜならこの建物はヴェネツイア共和国時代の豪商の家屋がそのまま使われているため勉強になるのです...スポーツウエアを着た観光客だらけのカフェ・フローリアンなどよりもわたしはいいと思う。

古書屋さん。こういう店では古い本の挿絵を買って額装するのが趣味。
https://www.lineadacqua.it
こちらもEmiliana antiquarian Library

このお菓子、どんな味だろう...クインス(花梨系)のお菓子。次回見かけたら食べてみよう。



以下、写真はない...シリーズ。
紙製品のイル・パピロはどこにでもある(ロンドンにもある)。でも、見かけたら入ってしまいませんか...紙袋を下げて歩いていたら、アメリカ人に「このお店、この近く?」と2回も聞かれた。ここよりももっとアルティザン風のお店をご存知なら、ぜひ教えて欲しいです!

レストランは高級店ではRivieraとArva、大衆的で魅力的なMontin。どれも大好き!

お好みが合えばヴェネツィアン・グラスはムラノ島のこちらはいかがだろう。土産物屋で適当なものを買うよりも断然おすすめ。ガイドツアーもあり、これがためになる。わたしも少しづつコレクション中。
https://www.ercolemoretti.it

ムラノ島に、ムラノ・ガラスのビーズで手作りのアクセサリーを作って売る店がある。名前を失念。ここで求めたイヤリングは、世界中どこへ行っても「どこで買ったのか」と質問責めにされるので、1月にはこのお店を探し出すつもり。


絵画芸術に関しては...アカデミア美術館、ティッツイアーノの教会と呼ばれるサンタ・マリア・グラリオーサ・ディ・フェラーリ聖堂などを訪れるだけでも一通りのヴァネツイア派が見られる。グッゲンハイムも必見。
もうひとつの、しかも最大の楽しみは、街のいたるところにある聖堂に手当たり次第入って行って、何があるか宝探し...的な。

とにかくたくさんあるので、わたしはどの聖堂や施設に誰の何の絵があるか、建物の由来は、などのノートを作っている。このノート、手書きで、これこそ役に立ちそうなので公開してもいいのだが、なんせページが多いからどうやってアップしようか。


建築はわたしは断然パッラーディオのファンなので、こちらを重点的に。
パッラーディオのヴィラ巡り、何十年も前にヴェネツィアの水を遡って行ったことがある。とてもすてきだった。


ヴェネツィアのおすすめ、あなたも是非教えてください!
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