弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

「社長はお金は 持ってるでしょう」 サイパン賢人 裁判官

2008年02月28日 00時47分32秒 | 未分類
27日の朝日朝刊に、サイパン地裁ワイズマン判事のインタビュー記事が載っていた。
裁判官が担当中の事件について取材に応じるというのは、日本では考えられないことである。
直前には、公設弁護人の請求に消極判断を示したばかり。
それにしても、ワイズマンというのは賢そうでいい名前だ。
(ワイズマン判事一問一答から抜粋)
 ――移送をめぐる審理にはどのくらい時間がかかるのか。
 「あなたはどの馬が次の競馬で勝つか当てることができる? 確かに3月以降の日程を入れたが、私にもどう進むのか分からない。これからもいろんなことが起こるだろうし」
 ――元社長は弁護人が公費でつく公設弁護人の適用を求めている。
 「この制度は資力がなく、弁護士費用が払えない人のためのものだ。(元社長が妻の収入として言った)年間3万ドルは子どもが成人している場合は、この制度の適用外だが、ほかの状況も考慮すべきであり、担当の保護観察部門の検討結果を参考にして判断する」