JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

御在所山と鎌ヶ岳ほかで山ラン

2011-05-21 | 山と無線

5月21日(土)

 1年ぶりに鈴鹿に山ラン登山に出かけた。

 名神を八日市ICで下りて、日野町から国道477号を東へ。鈴鹿スカイラインは県境の武平トンネルで通行止めとなっている。トンネル手前の駐車場に車をおいて、武平峠への登山道を上がる。

 最初に峠から北へ道をとり御在所山へ登る。花崗岩の風化した砂や岩の多い道だが、県境尾根に沿った一本道で迷うことなく登ることが出来る。御在所山は三重県側の湯の山温泉からロープウエイが敷設されており、リフトと合わせて利用すれば、山頂まで難なく登ることが出来る。山頂付近は、登山者と観光客が入り混じった感じだ。一等三角点のある山頂公園の先に、望湖台という所がある。たぶん琵琶湖が望めると思うのだが、今日は霞んでいてよく分からない。この辺りが御在所山のピーク(1212m)だ。430Mhzで名張市のJQ2WKN局と交信する。

Photo

御在所山の一等三角点

Photo_2

望湖台から雨乞岳を見る

 御在所山での山ランを終えたので次の国見岳へ向う。遊歩道をロープウエイの山上駅方面まで歩き、その先は国見岳への案内に従って登山道を歩く。一端国見峠まで下り、その先は少しの登りで国見岳だ。山頂付近には大きな岩がゴロゴロしている。山頂(1170m)付近をウロウロした後、展望の良いところでCQを出し、430Mhzで津市のJL2TPD局と交信した。

Photo_3

国見岳山頂付近から見た御在所山

 国見岳での山ランを終え武平峠まで来た道を戻る。天候は何とか今日一日持ちそうだ。峠から今度は南に進み、鎌ヶ岳を目指す。御在所山への登りに眺めた鎌ヶ岳は、ピラミダルな姿で登攀意欲が湧く山だ。花崗岩の岩場や風化した砂礫の登りが多いが、ロープや鎖もあり子供でも登っていた。山頂(1161m)は細長い平地があり、多くの登山者が昼食をとっていた。いろんな登頂ルートを通って、次々と登山者が登ってくる。本日最後の予定とあって、少し腰を落ち着けて430MhzでCQを出す。愛知県長久手町をモービル移動中のJG2QUM局を始め、2エリア、3エリアの5局と交信した。混んできたので切り上げて下山した。

Photo_4

御在所山への登りに見た鎌ヶ岳

3

鎌ヶ岳山頂から南側の眺望

コメント

お散歩山ラン

2011-05-16 | 山と無線

5月15日(日)

 京都北部から京都市内への移動途中に少し時間が出来たので、お散歩気分で行ける山に寄って見た。

天蓋山(174m)「和知」

 船井郡京丹波町和知の国道27号線沿いにある道の駅「和」の向かいに、山野草の森がある。入園料は300円。遊歩道を15分ほど歩いて行くと、天蓋山の山頂に着いた。三角点と忠魂碑、ベンチもある。木の枝越しに少し和知の町が望める。18Mhzで北海道に移動しているJA3RMW局と交信。

Photo

天蓋山山頂

丸山(259m)「胡麻」

 山陰線胡麻駅の南にある独立した小さな山。名前のとおり御椀形をしている。山の西側から幅2mを越える立派な道がついているが、傾斜は相当きつい。10分ほどですぐに山頂に着く。山頂は広く平坦になっており、ここにも大きな忠魂碑があった。50Mhzで徳島県から運用していたJI1OOB局と交信。

Photo_2

丸山山頂

天神山(236m)「園部」

 南丹市園部町の中心部にある山。国道9号線沿いにある教伝寺の駐車場に断って車をおく。寺の東側にあるコンクリート舗装された道を上がると、動物霊園の火葬場があり、その先にNTTドコモのアンテナが立っている。アンテナ施設の縁を回って上部から少しだけ道のないところを上がる。藪というほども無く難なく歩ける。18Mhzで中国のBD3CT局と2WAY QRP(小電力)で交信。

Photo_3

天神山山頂の三角点

コメント

櫃ヶ嶽から毘沙門山へ

2011-05-15 | 山と無線

5月14日(土)

 兵庫県篠山市と京都府京丹波町の境界にある、櫃ヶ嶽から雨石山を経て毘沙門山へのコースを山ランで歩いた。

 篠山市宮代の県道に路上駐車し、先ずは櫃ヶ嶽を目指す。宮代の集落から東に細長く整備された水田沿いに林道があり、それを辿ってさらに谷道を登る。府県境の鞍部に着いたら左に折れ、後は府県境の尾根を忠実に辿る。所々境界杭もあり、植生も京都府と兵庫県側では違うので分かりやすい。駐車場所から55分で櫃ヶ嶽(582m)に到着した。展望は無いが小広い山頂で気持ちが良い。18MhzでJH6JMN局と交信する。

Photo

櫃ヶ嶽山頂の三角点

 次の雨石山へも府県境を進む。櫃ヶ嶽から急斜面を下り一端鞍部に出て、そこからP546とP595の二つのピークを超えていく。小野と小倉の峠からP595への登りも急斜面で、途中で道が分からなくなり、少し藪っぽいところをかき分けて登った。そのうちにまた境界杭やテープを発見し正しいルートに復帰。雨石山(611m)へは櫃ヶ嶽から90分かかった。雨石山の山頂も展望は無い。430Mhzをワッチすると、JM3GVH局が今日は綴喜郡井手町の大峰から出ていたので声をかける。

1

雨石山山頂

Photo_2

毘沙門山への登りから雨石山(手前)と櫃ヶ嶽を振り返る

 毘沙門山(630m)は雨石山の西隣にあるピークで、途中に岩場があり楽しめる。雨石山から15分とすぐだ。山頂からはほぼ全方向の眺望がある。430MhzでCQを出すと、堺市のJA3WPN局がすぐに呼んでくれた。

Photo_3

毘沙門山山頂

 毘沙門山からの下りは、北西にある関電の鉄塔まで進み、そこから南に折れて巡視路を下った。送電線が平行して走っているため巡視路も途中で二股になるところがあるが、基本的に左を下ればよい。小倉と小原を結ぶ山道に下りたら、左に進めば小倉集落はすぐだ。途中で写真を撮りながらゆっくり歩いて、65分で車まで戻ることが出来た。

Photo_4

小倉から毘沙門山(左)と雨石山(右)を見る、田植えの済んだ水田に写っていた

今回歩いたルート

Photo

この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)を複製したものである。(承認番号 平23情複、 第79号)

コメント

亀岡で山ラン登山

2011-05-08 | 山と無線

5月8日(日)

 絶好の登山日和となった日曜日は亀岡に山ラン登山に出かけた。

 一座目は朝日山。縦貫道から国道372号に入り、湯の花温泉方面に向うと神蔵寺への案内がある。神蔵寺は西暦790年に伝教大師最澄が建立された由緒のあるお寺とのこと。寺の駐車場を借り、入山料300円を志納し、家人に登山すると断ってから登り始める。所々に朝日山への案内板も付けられており、迷うことなく標高460mの山頂まで到達する。三角点ピークはさらに西に500m程行った所のようだが、今回はパスする。東方面の眺望の良い山頂で430Mhzで交野山のJM3GVH局と交信する。

Photo

朝日山山頂、手作りのベンチもあった

 二座目の丁塚山は神蔵寺を挟んで朝日山の東にある山だ。地形図にある西側の道を登ろうと朝日山から林道を下り、取り付きを探すがよく分からないまま結局駐車場所まで戻ってしまった。仕方なく東側からの登山口を探して車で移動する。細長く小さなため池の南側から山に入る道があり、鹿避けのフェンスを開けて山に入る。道ははっきりしているが、最近は登る人も無いらしく荒れている。マツタケ山の看板やビニール紐も大分前から放置されたままのようだ。マツクイムシのせいか多くの松の木が枯れており、マツタケも出なくなったのかもしれない。山頂(357m)は樹木に覆われ展望は無い。山ランのプレートをはじめ結構多くのプレートがあった。葛城市二上山から出ていたJA3JCH局に声をかけて二座目も終了。

Photo_2

丁塚山山頂

Photo_3

レンゲ畑越しに見た朝日山(右)と丁塚山(左)

 本日の最後は霊仙ヶ岳。以前にゴルフ場側から取り付いて途中で断念したことがある。今回は正規の登山口である法貴から登り始める。登山口の案内は立派なものが設置されているが、登山道は石がゴロゴロと転がった道で歩きにくい。約1時間で三角点と御影石に方位を刻んだ石のある536mの山頂に到着した。この方位板がちょうどテーブルに良く、50Mhzのリグとアンテナをセットして、大阪府太子町移動のJH3HWL局他と交信した。

Photo_4

霊仙ヶ岳山頂での運用風景

Photo_5

山頂から愛宕山方面、霞がかかっている

コメント (2)

比良で三座

2011-05-06 | インポート

5月5日(木)

 GW最終日の5日は、比良山系へ山ランに出かけた。大山口手前の駐車場に車をおいてダケ道を上がる。北比良峠の先は昔の比良リフト山上駅跡で広場になっている。琵琶湖方面の眺望が開けている。

 1座目のカラ岳(1030m)は、頂上に関電の無線中継所がある。430Mhzで各務原市のJF2GXA局と交信。

Photo

カラ岳山頂の無線中継所

 2座目は釈迦岳(1060m)。三角点もある。430Mhzで近江八幡市のJS3JHC局と交信した。

Photo_2

釈迦岳の山頂

 3座目はヤケオ山(970m)。釈迦岳からフジハケと呼ばれる琵琶湖側に切れ込んだ道を通る。その分、琵琶湖方面や北の鹿ヶ瀬方面の眺望が良い。ヤケオ山では立木を利用して50MhzのDPアンテナを架設し、CWでCQを連発する。愛知県江南市のJR2UJG局など2・3エリアの5局と交信できた。この日はEスポで沖縄も入感していた。

Photo_4

フジハゲ辺りから琵琶湖方面の眺め

Photo_3

ヤケオ山山頂

コメント

品谷山からソトバ山へ

2011-05-05 | 山と無線

5月4日(水)

 みどりの日の4日は、京都の北山へ出かけた。自宅から車で鞍馬街道を北上し、南丹市との境界にある佐々里峠に車をおく。峠の南側から京都市と南丹市の境界尾根を南下し、ダンノウ峠との分岐を右折して品谷山を目指す。よく踏まれた快適な尾根道が続く。佐々里峠から70分で品谷山山頂(881m)に着いた。430Mhzで大東市飯盛山移動のJR3OWV局他と交信する。

Photo

品谷山とダンノウ峠の分岐

Photo_2

品谷山への快適な尾根道

Photo_3

品谷山三角点

 品谷山での山ランを終え品谷峠へ。峠から廃村八丁へスモモ谷を下る予定だが、取り付きがよく分からず地形図を参考に強引に谷を下る。そのうちに踏み跡がしっかりと現れ、時々テープも見られるようになった。廃村八丁は昭和8年の豪雪で住民が集団離村したところで、北山では有名なところだ。この日も何組かの登山者がテント泊をしていたと山小屋の管理人が話してくれた。

3

八丁の三角小屋、相当傷んでいる

Photo_4

廃村八丁の案内板

 八丁からソトバ山へ向う。ソトバ峠手前には丹波広域基幹林道が通っており、ソトバ山への登山道も分断されている。林道の法面に設けられた木製の階段を登って山頂の三角点(806m)に着く。50Mhzを聞くと、Eスポが発生し北海道が強力に入感している。430Mhzと合わせて4局と交信し2座目も終了した。

Photo_5

ソトバ山三角点

 下山は衣懸坂からダンノウ峠への境界尾根を歩き始めるが、枝尾根が多く踏み跡もはっきりしないところが多かったので、引き返して八丁から四郎五郎峠、ダンノウ峠を経由し、駐車場所の佐々里峠に戻った。

コメント

てん子山

2011-05-03 | 山と無線

5月3日(火)

 憲法記念日の今日は、午後から少しにわか雨が降るかもしれないとの予報だったため、予定を変更して超近場のてん子山へ登ることにした。

 山中越の府道沿いにある北白川天然ラジウム温泉の北端に、地蔵谷に入る砂防堰堤の管理道路がある。ここから歩き始めて、堰堤を二つ過ぎたところから山道となる。流れの細くなった川を渡渉し、しばらく山腹を捲いたりしながら進むと尾根筋への登りとなる。その先は京都近辺では珍しい花崗岩の風化した府県境の尾根道が続く。〇〇アルプスと名前がつきそうだなどと思いながら歩いていると、案の定誰が命名したのか「比叡アルプス」と書いた小さな標識に出会った。

2

「比叡アルプス」の尾根道

 関電の鉄塔を過ぎて少し行くとごく小さなピークとなる。ここが標高500mのてん子山山頂(N35度03分04秒・E135度49分20秒)だ。山名を示すものは何も無い。山頂の真ん中に枯れた松の木が1本立っていた。430Mhzで和歌山県有田川町移動のJO3JOP局他と交信する。湖南市の阿星山に登っている山ランメンバーのJQ2FOY局ともファーストQSOできた。

Photo

てん子山山頂

 ところで、ネット検索ではこの山頂から西北西800m程にある442.3mの三角点ピークをてん子山としているものが多くあった。真偽の程は分からないが、目的が山ラン山行きのため「日本山名事典」に従った。この道をさらに登ると、ロテル・ド・比叡前の一本杉に到達するようだが、今日は山ランの目的を達成したので来た道を下山した。

* てん子山の山頂は N35°03′09″、E135°48′50″ が正しいようです。

コメント

南丹市神吉を起点に三座

2011-05-01 | 山と無線

4月30日(土)

 GW二日目は、南丹市八木町神吉を起点に山に登った。今日は夏日になるかもしれないという予報だったが、雲が多く思ったほど気温は上がらない。それよりも風が強く、山頂ではちょっとつらい山ランとなった。

 1座目は京都市右京区の三頭山(730m)。事前のチェックでは星峠まで車で上がる計画を立てていたが登り口がよく分からず、地元の人に聞くと「上がれるが相当急坂」とのことで国道沿いの路肩に車をおいて歩くことにした。歩いてみた結論から言うと、十分上がれるということ。登り口は国道沿いにある阿祗園寺の看板から入り、寺の前を通過してコンクリート舗装された坂を登ると星峠に着く。峠には駐車スペースもあった。

 さて、三頭山への登りは、星峠から東に延びる山道に入る。標識もある。ところが、最初の三叉路で標識が左(北)方向を指しており、それを信じて大分進んでついには道がなくなるところまで来て間違いに気付いた。30分ほど時間をロスし、三叉路まで戻って直進する方向に進む。山腹をほぼ東に進む道をどんどん行く。しかしまた途中で道を間違えたらしく、GPSが山頂まで300m程になった杉の植林地で道がなくなる。やむなく山頂方向目指して直登すると、また道に出合いようやく山頂に到着することが出来た。

 三角点は728.2m地点にあり、山頂を示す何枚かのプレートがかかっていた。最高標高点は730mで三角点の南西200m程のピークだ。ここには山頂を示すものは何も無い。430Mhzで和歌山県紀美野町移動のJP3AIMと交信する。

Photo

三頭山の三角点ピーク

 2座目は鎌ヶ岳(623m)。三頭山から星峠まで戻り、峠から北方向に尾根筋を辿る。事前の情報ではこのルートに関するものが無かったので、行ける所まで行ってみようという気持ちで登り始める。しばらく行くと古いテープも散見されるようになり、安心して進む。しかし、標高が550mを過ぎた辺りから尾根は藪で覆われ、左側に藪を避けながら進むとはっきりした道に出会った。後は山頂までその道を登る。山頂には山名プレートが1枚あるのみで、静かなところだった。430MhzでのCQに京田辺市のJH3XYP局、野洲市のJR3LTG局から応答があった。

Photo_2

鎌ヶ岳山頂の山名プレート

 三座目は龍王ヶ岳。車で紅葉峠への道を走り、龍王ヶ岳の北に位置するため池方向に地道を入る。池の西端にゲートがあったので、手前に駐車する。ゲートを入って池の南側の道を東へ入ると、池の東南端に関電の巡視路登り口があった。後は巡視路を鉄塔まで進み、その先わずかに尾根を辿ると三角点のある山頂に着いた。50Mhzで和束町移動のJH3FYC局と交信する。もう一座、千歳山も計画にあったが、少々疲れたのでまた次回に回すことにして本日の山行きを終了した。

Photo_3

龍王ヶ岳山頂にて、立ち木を利用して50MhzのDPアンテナをセット

Photo_4

山頂横の送電線鉄塔から神吉集落と千歳山を望む

コメント