JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

砥石岳

2015-03-30 | 山と無線

2015年3月28日(土)

 歩いたルート

 舞鶴市西部の砥石岳に登る。登山口となる大俣地区には「砥石ヶ岳」登山口を示す案内板もあって、地元の人にも親しまれた山のようだ。京都縦貫道を潜って管理用道路を右に折れると広い駐車スペースがあり、登山口の標識やノートの入ったポストが見えた。

登山口

水道タンクの下に嶽神社への分岐があった

 登りに使った道は、山頂まで真直ぐに尾根筋を登るルートだ。嶽神社への分岐を右に見送り、水道タンクの横を登っていく。初めのうちは斜面にジグザグの道がついているが、P157を過ぎた先からは急斜面の直登となる。休みやすみ登っていくとテレビアンテナがあり、南側の展望が開けていた。その先もロープの付いた急登が続く。道沿いには使われなくなったエスロンパイプが散見される。昔は山頂あたりにアンテナがあり、ケーブルでも通したものかもしれない。

P157から砥石岳山頂が見えた

テレビアンテナから南側の展望

ロープの付けられた急斜面を登っていく

 砥石岳山頂(408m)は広く樹木が切り払われ、北西と南東側の展望が開けていた。地面は踏み固められておらず、やわらかい土だった。430MhzでのCQに応答はなく、50Mhzで猪名川町移動のJP3ELL局と交信した。

広い山頂

北東に大江山連峰の山並み

こちらは南西側の展望

 最初は下山も同じルートを考えていたが、この急斜面を下るのは結構しんどい。山頂から東側にも標識が見える。地図で確認するとこのルートの方が大分傾斜はましなようだ。予定変更で下山は東側の尾根筋を下ることにした。田んぼの周りを囲む獣避けネット沿いに民家の間を抜け、嶽神社の鳥居を通って道を進むと、水道施設のある分岐に戻ることができた。

下山ルートで見えた赤岩岳から杉山方面

この道は歩きやすい

嶽神社の鳥居を通って駐車場所へ戻る

コースタイム

9:38 登山口 → 10:10 アンテナ → 10:35 砥石岳山頂 11:05 山頂 → 11:56 駐車場所

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滋賀湖東の高取山、八ツ尾山ほか

2015-03-23 | 山と無線

2015年3月22日(日)

 歩いたルート

 ようやく春めいてきた気候の中滋賀湖東に向かう。目指すは愛荘町と多賀町の境界あたりの山。高取山(612m)は地図に名前こそないが、北麓には高取山ふれあい公園などがありハイキング道も整備されているようだ。今回は南側の宇曽川ダム上流から登ることにした。南側の登山口にも小さな公園が整備され、駐車場にはトイレなどもあった。閉まったゲート横から舗装路を入ると地蔵尊の祠があり、その先から谷沿いの道を登る。

駐車場とトイレ

宇曽川ダム上流の親水公園

 堰堤横から関電の巡視路標識を見て登っていく。第一鉄塔あたりから展望が得られ、この先尾根沿いの道はすこぶる展望が良い。南西には湖東の街並み、北西方向は霊仙山や御池岳などが見えていた。

巡視路標識から山道を進む

第一鉄塔から宇曽川ダムを望む

登山道から高取山

正面に雪の残る霊仙山

 向山(630m)は高取山手前の小ピークだが、どうも山ラン的には無効なようだ。念のため交野山移動のJM3GVH局と交信する。

向山山頂

 高取山(612m)は遊歩道の途中にあり、北側の展望が開けていた。50Mhzを聞くと、3エリアを中心に移動局が強力に入感している。移動シーズンになって来たのだなあと思いながら、豊田市移動のJM2CAN局他と交信した。

高取山手前から八ツ尾山

高取山山頂

高取山山頂からの展望

 本日の2座目は八ツ尾山(616m)。高取山の東北東方向にあり尾根筋にハイキング道があるようだ。高取山からしばらくは遊歩道のような人工の道が続く。下山道との分岐から先は山道となるが、一部プラ階段なども残っているものの荊の多い道だった。しかし標識もあり、迷う心配もなく八ツ尾山山頂に到着。展望のない山頂から430Mhzで近江八幡市移動のJN3BME局と交信する。

高取山からしばらくは遊歩道を行く

下山道との分岐

八ツ尾山山頂

 軽くランチを済ませて来た道を戻る。高取山とはほぼ標高が同じだが、途中の道はアップダウンが多い。この往復は結構疲れる。

高取山下の展望台

展望台からの眺望

 高取山に戻った後は3座目の秦川山(469m)を目指す。予定していたルートはネットで検索した西に延びる尾根筋のルート。しかし取付きがよく分からず、戻った後に入った尾根は藪の多いところだった。倒木の多い尾根を苦労しながら歩いて行く。途中で尾根筋はとても歩けなくなり谷方向に下りてみた。しばらくは谷沿いを歩いていたが、落差が大きく足掛かりもないような場所に遭遇してまた尾根に登る。地図やGPSを確認しながら予定したルートと外れていることは理解できたが、復帰する意思は現れない。もうすぐ林道が見える頃だと思った頃、尾根の先は急に落ち込んでいるように見えた。思案しながらまた谷筋に下りる。とにかく歩けそうなルートを選びながら高度を下げる。舗装路が直下に見えるが高度は大抵ではない。何とか降りれそうなルートを考え、立ち木につかまりながら這う這うの体で道路に降り立つことができた。降りた後道路から山側を見ると、谷筋には大きな治山堰堤があり基本的に歩ける道はない模様。また、尾根尻は急激な崖となっており、無事に道路に下りることができたのは幸運に恵まれたようだ。

 体力的にも精神的にもやや疲れたので、秦川山に向かうかどうかしばし考える。しかし、GPSが示す山頂までの距離は350m程。とりあえず行けるところまで行って見ようと舗装林道を登っていく。途中に地図にはない作業道のような道があちこちに現れる。どこを登ればよいのか全く分からない。舗装路終点からも作業道は分かれるが、地図とGPS、コンパスを見比べながら山頂を目指していく。結果的に作業道は山頂の直下まで伸びているようだった。

秦川山の山名表示

秦川山三角点

 展望のない秦川山山頂(469m)から430MhzでCQを出す。地元多賀町のJJ3AOZ局と交信し駐車場に向けて舗装路を戻った。帰路は高速料を節約して一般道を利用する。国道8号線や1号線では大渋滞に巻き込まれたが、ラジオでは名神も相当渋滞している模様。急ぐ帰路でもなし、安く無事に帰ったのを良しとして本日の山ランを終えた。

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篠山市西紀で4座縦走

2015-03-15 | 山と無線

2015年3月15日(日

 歩いたルート

 篠山市西紀支所を起点に、南谷山、法連坊山、岩谷山、盃ヶ岳の4座を縦走した。西紀支所の駐車場に車をおかせてもらう。宮田の神社が登山口で、神社の左手に遊歩道の取付きがあった。遊歩道を進んでいくと水道施設と携帯基地局があり、さらに遊歩道が伸びている。

神社から登山開始

神社横から遊歩道が始まる

遊歩道からわずかな展望

水道施設が現れる

 その先で獣避けのゲートを抜けさらに遊歩道を進んでいくと、祠が建っている。遊歩道はここまででこの先は山道となった。しばらく行くと10人位の高齢者グループと出会う。装いを見るとどうも登山者ではないようだ。聞けば地元の皆さんで、西谷城址探索に行かれるらしい。西谷城址は南谷山の手前のピークで、曲輪や竪堀などが連続していた。そんなことを考えながら先に進むと、南谷山山頂(375m)に到着。三角点とテレビのアンテナがあるが展望はない。430Mhzは入感なし。14、18Mhzなどを聞いてみるがDX局が入感しているもののパイルになっていて太刀打ちできそうにない。アンテナを7Mhz用に延長して三重県多気郡移動のJE2KFC局と交信した。

獣避けゲートの先には四国八十八ヶ所の観音石仏が

遊歩道はここまで、この先は山道となった 

南谷山山頂

 南谷山の先も尾根筋の道を進む。打坂峠までは獣避けのフェンス沿いの道が続く。この縦走路は若干倒木がある程度で藪がないので歩きやすい。打坂峠から登り返し、法連坊山手前の急な斜面を登ると478mの山頂に到着した。法連坊行者大菩薩の石像が建つ山頂は、明るくて感じの良い山頂だった。ここにもテレビのアンテナが建っていた。7Mhzで大阪市西区移動のJP3AIM局と交信した。

打坂峠

こんな広い尾根も

こちらは篠竹が繁った道

山頂の石仏

山頂から南側(ユニトピアささやま)

  法連坊山を過ぎたころから尾根筋の道には立派な標識が目立つようになる。三岳への縦走路になっているようだが、ここから三岳まで行くには結構な距離だなあと思う。どっちにしても、車1台の単独行では難しいと思う。P498の分岐を過ぎ急な斜面を登ると岩谷山(589m)に着いた。三角点横の標識には、五台山の山名が書かれていた。430Mhzで御所市大日岳のJH3JFF局と交信しここも終了。来た道を分岐まで戻る。

この先は標識が多い

ユニトピアささやまの私設標識

一部階段も設置されている

岩谷山の点名プレート

岩谷山山頂

 分岐からは南の尾根へ進む。この先はテープやビニールひもの目印がこれでもかと言う位に付いている。尾根筋の道は相変わらず歩きやすい。ほぼ平坦な道を幾つもの小ピークを越えて行くと盃ヶ岳(497m)に到着。山頂には祠が祭られ、古いベンチやテーブルもあった。430MhzでCQを出すと、篠山市内をモービル移動中のJN3IRC局からお声がけいただく。以前にも山頂同士でつながったことのある局だ。感謝。

途中からわずかな展望、左から岩谷山、西ヶ岳、三岳

盃ヶ岳のプレート、登頂は3日前?

盃ヶ岳山頂

 山頂からは春日社とユニトピアへ二つの道が下っている。ユニトピアへの道も尾根筋の道だが、結構急な下りが続き慎重に下る。下山口のユニトピアささやまは、松下電器の労働組合が建設した施設だそうだ。今日はグランドで少年サッカーの試合をやっていた。のどかな街並みを眺めながら駐車場所まで戻った。

山頂から下山道の標識

駐車場所の西紀支所に戻った

コースタイム

9:00 西紀支所 → 9:37 南谷山 → 11:07 法連坊山 → 12:03 岩谷山 → 12:47 盃ヶ岳分岐 → 13:17 盃ヶ岳 → 13:58 ユニトピアささやま → 14:32 西紀支所 

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鏑射山

2015-03-14 | 山と無線

2015年3月8日(日)

 神戸市北区のJR道場駅の北に位置し、鏑射寺からわずかで山頂(327m)となる。参道手前の駐車場に車をおいて境内へ。拝観料も不要なようだ。境内を一通り見てから三重塔への石段を上がる。三重塔の右脇から山道が伸びており、しばらく登ると赤い鳥居と石の祠があった。三角点は左側の少し奥にある。430Mhzで堺市のJA3WPN局と交信しこの日の山ランを終えた。

駐車場横から境内へ

境内の様子

三重塔

山道をしばらく登る

山頂の祠

鏑射山の三角点

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三田市の飯盛山

2015-03-09 | 山と無線

2015年3月8日(日)

 歩いたルート

 三田市小野にある標高361mの山。北に千丈寺山、南は千丈寺湖となっている。旧地形図では山頂を含む尾根筋に道が見えるが、麓からの道は見当たらない。ネットで検索した情報を元に登ってみる。山の東にある小野公園の駐車スペースに車を置く。公園の野球場では本格的な試合が行われているようだ。登山口として選んだのは「イイモリ54」の電柱が立つ谷。道路沿いの藪に少しだけ切れたところがあり、ここから谷に入る。藪は道路沿いだけで、その先の谷筋は何となく感じの良い沢であった。沢を登っていくと小さな平坦地があり炭焼窯の跡が見られた。しかしその先はやや急斜面にシダの藪が生茂り、シダを漕ぐようにして何とか尾根筋に到着した。

登山口横の電柱

藪の中に僅かな隙間

谷筋を適当に登って行く

途中にあった炭焼窯跡

 尾根筋には明確な踏み跡があり、山頂まで難なく歩くことができた。山頂は落葉した樹間から僅かに麓が見える程度で展望は良くない。山ラン仲間の付けた山名プレートがかかっていた。430Mhzで御所市大日岳のJH3JFF局にお声がけして山ランを達成する。

尾根筋は歩きやすかった

たくさんのプレートがある山頂

飯盛山山頂

山頂から僅かな眺望

 下山は尾根筋の道を先に進んでみた。黄色と水色のテープが目印に付けられている。大分下山したところで踏み跡とテープも見失う。そのまま藪をかき分けて下って行くと広い伐採地に出た。歩き難い伐採地を降りていくと「青野ダム堆砂測量標識杭 K35ポスト」の立つ舗装路に降り立つことができた。

下りに使った道には目印のテープもあった

伐採地を抜けて道路に下りた

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千丈寺山

2015-03-08 | 山と無線

2015年3月8日(日)

 歩いたルート

 2週間ぶりの山ランは兵庫県三田市に向かう。最初に登ったのは千丈寺山(590m)。南側の北浦天満宮から登ろうと考えていたが、付近に駐車できそうな場所を見付けることができず、予定変更で乙原の「てんぐの森」から登ることにした。乙原口のバス停前に「てんぐの森」の案内板があり、多目的広場前には駐車スペースもあった。

てんぐの森多目的広場前

 コンクリート舗装された道を登っていくと堰堤があり、その先は整備された階段の多い道を登って行く。途中には、森の生き物や植物、炭焼きなどを説明した案内板やベンチなどが設置されている。尾根筋の手前に庚神さんの祠があり、その先は階段もなく自然の道となった。

堰堤下に設けられた道を通る

里山の説明板や標識も多い

小さな石の祠、庚神さん

 鞍部に到着すると松住権現という祠があり、北千丈寺山と(南)千丈寺山の分岐となっている。尾根道は所々東側の展望が開けている。

鞍部にある松住権現

尾根道から東側の眺望

 快適な道を進むと千丈寺山山頂に到着。一等三角点があり、山頂の大岩の下には千丈寺大権現が祀られていた。430MhzでCQを出す。加古郡稲美町でウオーキング中のJA3FVA局他と交信し来た道を戻った。要した時間は登り55分、下り40分程だった。

山頂のプレート、温度計は8℃

千丈寺山の一等三角点

山頂下の千丈寺大権現

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