JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

小倉富士

2014-11-25 | 山と無線

2014年11月23日(日)

 歩いたルート

 深山をいったん下山し小倉富士に登る。深山山頂まで来た時、このまま府県境尾根を小倉富士まで行くことも考えたが、当初からピストンの予定で弁当を車に置いてきたのであきらめる。

 夜久野町小倉と山東町一品を結ぶ地図の道を峠まで登り、そこから府県境の尾根を小倉富士まで行く計画だ。道の取付きを探して林道のヘアピンカーブまで来たが、取付きはよくわからない。斜面も急で躊躇する。少し方針を変更し、右手の枝尾根から峠に向かうことにして林道を少し戻る。何とか斜面に取付けそうなところを探し、少しの登りで枝尾根に乗る。枝尾根は藪もなく比較的歩きやすい。峠の辺りは落葉の絨毯のようなところで、古道の名残と思われる跡も見られた。

枝尾根は桧の小枝が若干邪魔な程度

古道跡が交差する峠は落葉の絨毯

 そこから先は府県境尾根を小倉富士へと進む。こちらの尾根筋も歩きやすいルートだった。駐車場所から75分かかって小倉富士山頂(495m)に到着。430Mhzで少し粘ってみるが応答も入感もない。やむなく18Mhzのアンテナを張ると北海道が入感している。JH8RJS局とCWで交信し、同じルートを52分で下山した。

尾根筋から見られた展望

府県境尾根には兵庫県公社のこんな杭や国土調査の杭が数種類見られた

この辺りは快適な尾根筋

小倉富士山頂、プレートは見られない

18Mhzの低いアンテナを張る、奥には大きなヌタ場が

帰りに玄武岩公園に寄ってみる

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深山

2014-11-24 | 山と無線

2014年11月23日(日)

 歩いたルート

 京都には深山という山が二つあるが、こちらは福知山と兵庫県丹波市の境界にある方である。京都府内で未踏の山も残り少なくなってきたが、この日は深山と隣の小倉富士を目指して京都北部までやって来た。

 夜久野町小倉から玄武岩公園を通り、集落を抜けて林道へ入る。ネットで検索しても深山や小倉富士の登頂記はほとんど見付けることができない。仕方がないので地形図を眺めながらできるだけ安直そうなルートを考えて試すことにした。

 林道は山頂近くまで伸びているが、路面状態が分からないので集落から少し入ったあたりに駐車させてもらう。ほとんど使われていないような林道を登っていくと、存外と路面状態は良い。4駆の軽トラなら終点まで登れそうな感じだ。

林道を登っていく、先に見えるのは深山?

林道から夜久野高原の展望

樹間に小倉富士が見えている

 林道終点までやって来たがその先に道は見られない。脆い土のやや急斜面を適当に登り、山頂に続く尾根に乗る。後は山頂までその尾根を登るのみだ。藪もなく歩きやすい。駐車場所から77分ほどで深山山頂(598m)に着いた。430Mhzで御所市大日岳移動のJH3JFF局と交信し約50分で来たルートを戻る。

林道終点から急斜面を適当に登る

尾根に乗ると歩きやすい

三角点のある深山山頂、プレートの文字は消えていた

深山山頂からの眺望

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水無岳と綿向山、ついでにイハイガ岳と竜王山も縦走

2014-11-17 | 山と無線

2014年11月16日(日)

 歩いたルート

 鈴鹿南部雨乞岳の西にある綿向山と周辺の山を登る。綿向山はこの辺りでは有名な山で、1110mの標高にちなんで毎年11月10日は「綿向山の日」とされており、多くの登山者で賑わうらしい。またこの山は山ヒルが出ることでも有名で、この時期なら大丈夫だろうと出かけることにした。

 御幸橋の横に登山者用の広い駐車場が用意されているが、日曜日とあって次々に車がやってくる。駐車場を出ると綿向山への表示が左右両方に出ているが、川筋を登るのが若干近道のようだ。堰堤を過ぎると舗装された林道に出て終点まで行く。ヒミズ谷出合小屋の手前で道が分かれる。正面は表参道でほとんどの登山者はこちらへ行くが、私は山ラン稼ぎのためまずは水無岳に向かう。

駐車場から川沿いの道を進む

ヒミズ谷出合小屋から水無山北尾根コースを行く

 植林地の中のつづら折りの道を登って行くと林道に出た。林道を50mほど左に行くと再び山道があり、その先は急な斜面を巻く痩せた道などを登っていく。駐車場から1時間半ほどかかってようやく水無岳の分岐に着く。水無岳は手前に標高990.7mの山頂があり、その先に985mの南峰が連なっている。ちなみに、日本山名事典では南峰が山頂となっている。430Mhzで栗東市のJA3JMG局と交信し一座目を終える。

いったん林道に出て再び登山道へ入る

対岸の斜面に見えた紅葉

急斜面の痩せた道、ロープ有り

水無山分岐

水無山頂上、こちらの標高が少し高い

水無山南峰、奥に文三ハゲとガスがかかった綿向山

 綿向山へはいったん先ほどの分岐まで戻り、標識に従って登っていく。文三ハゲを過ぎ八合目で表参道に合流。一気に多くの登山者と出会うようになる。綿向山山頂には綿向神社の奥宮があり、広い芝生の広場があって多くの登山者がくつろげる場所となっていた。雨乞岳や鎌ヶ岳をはじめ鈴鹿の峰々の眺望が広がっている。軽く昼食をとり、東大阪市大原山移動のJL3VOG局他と交信した。

綿向山への登りから双耳峰の水無岳を振り返る

綿向山山頂

綿向山山頂から雨乞岳(左)と鎌ヶ岳(右)など

 この後はイハイガ岳まで往復するか竜王山への縦走をするか迷っていたが、時間的にはまだ余裕がありそうなのでとりあえずイハイガ岳に行って見ることにした。竜王山分岐を過ぎると背の低い笹のブッシュ様の尾根が続き、展望を楽しみながらの縦走ができた。分岐から大分下って最後に山頂手前のやや急な斜面を登ると、イハイガ岳山頂(964m)だった。東近江市のJP3EYN局他と交信し山ランを達成する。

左竜王山、右はイハイガ岳から雨乞岳の分岐

快適な笹尾根、左下の小さなピークがイハイガ岳

イハイガ岳山頂

 イハイガ岳から再び竜王山分岐まで戻る。今日は大分歩いて疲れも出てきたが、ここから綿向山へ戻り表参道を下るか、竜王山へ向かうか思案する。竜王山へ行っても4時前には下山できそうだったので、意を決して竜王山へ激下りの道を行く。これでもかという位下り、登り返すとP917の標識。その先はなだらかな尾根道となり竜王山に到着した。西宮市東六甲展望台移動のJP3GOB局他と交信し、4座での山ランを終了する。紅葉を探しながら下ると竜王山登山口の林道に出た。跡はその道を駐車場まで戻った。

P917

 綿向山と歩いてきた稜線を見る

竜王山山頂

紅葉の中を下る

竜王山登山口の林道に降りる

駐車場へ戻るとほとんど車は帰った後だった

コースタイム(休憩時間含む)

8:30 御幸橋駐車場 → 9:53 水無山分岐 → 10:07 水無山山頂 → 10:14 水無山南峰 → 10:46 水無山分岐 → 11:00 八合目 → 11:18 綿向山山頂 → 12:23 イハイガ岳山頂 → 13:13 竜王山分岐 → 14:50 竜王山 → 15:13 竜王山登山口 → 15:36 駐車場

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菊水山から高雄山へ

2014-11-04 | 山と無線

2014年11月3日(月)

 歩いたルート

 先週に続いて六甲山系へ向かう。六甲全山縦走路の中でまだ歩いていなかった菊水山から市ケ原のルート付近の4座を目指す予定だ。

 神戸電鉄の鵯越駅がスタートとなる。駅周辺にコンビニなどはないようで、新開地の駅構内で弁当を買ってきて正解だった。六甲全山縦走路はさすがに人気があるようで、鵯越からも多くの登山者や散歩の人と出会う。石井ダムを過ぎる辺りまでは平坦か緩やかな登りの道だが、その先は菊水山まで急な階段が続く。やっとのことで巨大アンテナの立つ菊水山山頂(459m)に到着。展望台からは素晴らしい眺望が広がっていた。ハイカーで賑わう山頂の隅っこから430Mhzで堺市のJA3WPN局と交信し先へ進む。

鵯越駅の東を縦走路が通る

縦走路から神戸電鉄越しにアンテナの立つ菊水山が見えた

石井ダムを左に見て先に進む

アンテナの立つ菊水山山頂

展望台から鈴蘭台方向

こちらは反対に南方向

 菊水山から200mほど下ると有馬街道を越える鞍部となり天王吊橋を渡る。その先は鍋蓋山へジグザグの急登が続く。鍋蓋山山頂は南側に展望の利く広場があり、ちょうど昼時とあって賑わっていた。平らな石の上で簡単にランチを食べ、430Mhzで相生市のJP3JCU局と交信した。

天王吊橋で有馬街道を渡る

鍋蓋山山頂

鍋蓋山からの展望

 次の目標は再度山。縦走路はピークの南側にある大竜寺辺りを通っているようで、山頂へは再度越の分岐からほんの少し再度公園方向に行ったところから踏み跡を登る。再度山山頂(470m)は展望はなく、縦走路から離れているため訪れる人も極端に少なくなる。写真を撮り430Mhzで高砂市モービルのJO3QVS局に声をかけて山ランを達成する。

再度山取付きにあった神戸市界を示す石杭、現北区が神戸市に編入される前のもの

再度山山頂のプレート

 再度山を下山してから再度公園に寄ってみる。ここは自動車道が通っており、ハイカーだけでなく車で来た人も併せて賑わっていた。景色を楽しみながらランチの続きとした。

再度公園から修法ヶ原池と向こうは高雄山?

 再度公園から高雄山への道も縦走路から離れている。最初南側の市ケ原へ下る道を行こうとしたが、奥再度ドライブウエイから市ケ原へ下る道が地図と少し離れていたので、念のためドライブウエイに戻ってバス停近くから尾根道を進むことにした。こちらには取付きから多くの標識があった。歩きやすい道だが結構アップダウンが多く時間がかかった。高雄山山頂(476m)も展望はなく出会ったのは一組のカップルだけだった。430Mhzで大阪市住吉区のJP3JHY局と交信し、本日予定の4座を終了した。

奥再度ドライブウエイ脇から標識を頼りに高雄山へ向かう

高雄山山頂

 高雄山からは市ケ原への標識に従い下山する。途中で尾根筋へ登る道と薄暗い山腹を巻く道に分かれたが、登るのが億劫なので巻き道を選んだ。布引の貯水池から先の道は、以前摩耶山の下山時に通ったことのある道だ。散策する観光客に交じって新神戸駅へ下山し、阪急三宮駅まで歩いて今日の山行きを無事終えることができた。

布引貯水池の先にロープウエイが見える

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