JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

南山城村の山に登る

2012-01-28 | 山と無線

1月28日(土)

 今冬の寒さも今週から次週が底と言われている。京都北部も連日の降雪で丹後半島の上世屋では積雪が2mを超えている。こんな時は南に限ると南山城村の山々を目指した。

 最初はクノスケ(586m)。国道163号線から野殿への道を入る。舗装された林道程度の細い道だ。標高が高くなるに従い路面に積雪が見られるようになる。クノスケの登山口は野殿集落の手前にある弁天池だ。弁天池も凍結していた。

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クノスケ登山口にある弁天池は凍結していた

 弁天池横から道幅が広くなるのでそこに車を置いて林道を登る。積雪は3cm程か。林道終点に茶畑があるが、そこから左に入る山道がある。テープにクノスケへの矢印も散見される。弁天池から25分ほどでテレビアンテナの立つクノスケ山頂に到着した。CQを出すとJA3WPN局から呼び出しがある。

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クノスケ山頂、付近には登頂プレートが多く掛けられていた

 二座目は三国塚(628m)。野殿集落から南山城横断林道を東へ入る。三重県境から先は法面崩壊などにより通行止めと書いてあった。府県境に「三国越展望台」への指導標があり、遊歩道が伸びている。東屋のある展望台からは伊賀市方面の展望が霞んでいた。そこから三国塚への指導標に従う。

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三国越展望台

 少し進むとこんもりと盛り上がった塚が現れる。塚の頭には京都・滋賀・三重、三府県の境界であるとの杭が打たれていた。三国塚のピークはそこからさらに100mほど西に尾根を進んだところにあった。奈良市のJM3VRM局と交信する。

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三国塚

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三国塚山頂の山ラン表示

 次に向ったのは牛塚山(647m)。一端野殿まで戻り童仙房九番から信楽越えの道を県境に進む。県境を越えた所に牛塚山への登山口を示すテープがあった。最初は急斜面だが、そこを登ると歩きやすい尾根道となる。駐車場所から15分ほどで三角点のある牛塚山に到着した。堺市のJA3WPN局と本日2回目のQSOをする。

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牛塚山への登山道

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牛塚山山頂の三角点

 本日の四座目は三ヶ岳(618m)。童仙房一番の茶畑横に車を置いて茶畑の道を登る。茶畑の上からはGPSを頼りに適当に山頂を目指す。一番からでも二番からでも、どこからでも登れるようだ。山頂は南山城村と和束町との境界にある。東近江市のJF3USK局と交信できた。

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童仙房三番から見た三ヶ岳

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三ヶ岳山頂

 最後は国見岳(513m)。笠置町との境界の山だ。童仙房六番南はずれの民家前から林道を登る。茶畑を過ぎた先で町界尾根に添って東に折れる林道に進む。林道は山頂手前400m程で終わるので、その先はよく踏まれた山道を進む。山頂には大きな岩が鎮座しているが、岩に登っても展望は得られなかった。枚方市国見山のJM3GVH局に声をかけて本日の山ランを終えた。

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国見岳の山頂には大きな岩があった

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美女山

2012-01-22 | 山と無線

1月22日(日)

 京都府船井郡京丹波町にある山。名前の由来は遠くから見ると女性の眉のように見えるからとか。確かに国道9号線を福知山方面から京都に向う途中に見るこの山の形は、そのように見えないこともない。

 はっきりした登山道はないようなので、ネット検索で先人の登頂記を参考にして登る。京都縦貫道の丹波ICを下りて9号線を福知山方面に右折するとすぐに琴滝への看板があるのでこの道を入る。そのまま美女山の南麓の道を300m余り進むと鉄工所があり、その先に墓地がある。車は道路の脇にいくらでも駐車スペースがあるのでここに置かせてもらった。

 墓地の脇から山に入る。道はなく石がゴロゴロした斜面だ。低木の枝や倒木を避けながら、適当に歩きやすそうな所を選んでとにかく斜面を登る。30分もすると尾根筋に到着した。尾根筋にも特に道は無いようなので、なだらかで広い尾根を適当に登る。途中にテレビのUHFアンテナを撤去したものが放置してあった。駐車場所から50分で、だだっ広い山頂に到着した。三角点があり北と北西方面に展望がある。430MhzでCQを出すと丹波市のJI3ODO局から応答があった。下山も同じようなコースを下るが、尾根から斜面を降りる辺りは、なにせ道がないので適当に下りた。山頂から40分で、墓地から100mほど西の警察犬訓練所横に下りることができた。

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美女山山頂の三角点

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地元小学校の登頂プレート

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山頂から北西方面の眺望

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北摂から亀岡でお手軽山ラン

2012-01-15 | 山と無線

1月15日(日)

 今日は北摂から亀岡方面で、車でのアプローチがよさそうな山を選んで山ランを敢行した。登山情報としてはまったく当てにならないのであしからず。

 一座目は茨木市の竜王山(510m)。忍頂寺小学校前から車道が山頂手前の宝池寺まで通じている。ただし、駐車場は余り広くないので、どこまで車で行けるかはその時次第。寺の少し手前の広くなった路上に車をおく。寺から山頂までは300m余り。家族連れやグループ連れなど次から次へと登山者が上がってくる。三角点から少しはなれたところに巨大な展望台があり、ここから大阪平野の眺望が広がっていた。国見山のJM3GVH局と交信して山ラン終了。

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山頂直下の宝池寺の石碑、ここまで車道が通じていた

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山頂付近の巨大な展望台

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展望台から大阪平野を望む

 本日の二座目は亀岡市の湯谷ヶ岳(622m)。正統派登山者は東南麓の福泉寺辺りから登るところであるが、本日は安易に西南西の北摂ローズタウンからの道を選んだ。ローズタウンの北東最上部にアマチュア無線のビッグアンテナがそびえている。無線環境としては実にうらやましい限りだ。その無線シャックの右側から尾根筋に入るところがあり、後は快適な尾根道を10分余りも歩くと湯谷ヶ岳の山頂だ。山頂は桧の人工林に囲まれて展望はないが、山の西側から少し展望があった。川西市のJH3UUT局と交信しここも終了。

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湯谷ヶ岳山頂の三角点

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山頂西側からの展望

 本日最後は亀岡市の三郎ヶ岳(616m)。山頂付近にパラグライダーの離陸場があり、そこまで林道が通じているとの情報を事前に得ていた。亀岡市の千歳町国分から七谷川林道へ入る。すると七谷川温泉の宿や野外活動施設が現れる。こんな所に温泉があることは今日までまったく知らなかった。舗装した林道を上がると樒原への分岐に至る。ここから三郎ヶ岳方面へはパラグライダー関係者以外は通行止めになっていたので、しかたなく車をおいて歩くことにする。ここから山頂までの直線距離は1.3km余り。

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樒原分岐から先は一般車通行止め

 林道を45分ほど歩いた頃、GPSで山頂まで70数mになった辺りから林道を離れて山頂に向う。616mの山頂は三角点から少しだけ離れたところにある。430Mhzで八尾市移動のJP3APY局と交信した後、CQを出すと和泉市のJL3CEQ局、堺市のJA3WPN局、岸和田市のJP3AIM局から応答があった。山ランを終えた後林道終点の離陸場から景色を眺め、35分ほどかかって林道を戻った。

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三郎ヶ岳山頂、積雪は5cm前後か

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林道終点のパラグライダー離陸場からの眺望

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海住山寺の裏山尾根を歩く

2012-01-14 | インポート

1月14日(土)

 木津川市加茂町にある海住山寺の裏山にある低山に登った。旧山城町と加茂町の境界に当たる尾根筋の山々だ。

 加茂町の恭仁宮跡付近に駐車。地形図にある山城町森林公園に抜ける道を尾根まで登る計画だ。デ・レーケ堰堤の案内に従い石積の古い堰堤の上を渡る。

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土嚢で補修されたデ・レーケ堰堤、ここから北に上がらず先に進んで道を間違えた

 ところがその先で早速道を間違え、予定していた道より二つくらい西の尾根に入ってしまったようだ。中腹からは藪と不鮮明な踏み跡ではっきりと間違いに気がついたが、戻るのも億劫で稜線まで藪をこいで登ることにする。着いた稜線は当初の予定とは違い大井谷山と鳶ヶ城の中間あたりだった。大井谷山から鳶ヶ城までの尾根は地形図に道がなく、事前の計画では歩けるかどうか分からなかったが、着いた尾根には歩きやすい道が続いていた。この稜線にたどり着けば一座目は予定を変更して鳶ヶ城に向うことにする。この道は山城町神童子に続く道で、途中にはハンターの軽トラが上がってきていた。鳶ヶ城(318m)は16世紀頃の山城跡との案内があった。山頂は展望もなく笹の藪に覆われている。比較的新しい石垣も一部にあった。笹の中に何とか三角点を探すことができた。430Mhzで和泉市のJO3XWC局と交信する。

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鳶ヶ城の案内

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鳶ヶ城三角点は笹薮の中

 鳶ヶ城からは来た尾根道を戻り、次の大井谷山を目指す。先ほど稜線に取り付いたポイントを通り過ぎさらに尾根を進むと、山城町森林公園の周回路となり指導標が現れだした。最初の指導標から鳶ヶ城方向は「行止り」となっているが、これは森林公園利用者への注意と思われる。現に鳶ヶ城からさらには神童子まで快適に歩ける。大井谷山(290m)山頂は尾根道から数十メートル入ったところにある。山ラン先輩局のプレートが光っていた。今日も国見山で運用しているJM3GVH局に声をかけて山ラン終了。

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大井谷山への尾根道で最初に出会った指導標、「行止り」からやってきた

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大井谷山山頂の山ランプレート、後ろは三上山

 三座目のオガヤ山は、尾根道を東に進む。やや藪っぽいところもあるが、細い尾根で踏み跡はしっかりしており間違うことはない。国有林の境界杭も散見される。オガヤ山ピークの南西辺りで、加茂町奥畑への指導標があるので、そこから登ると山頂まで登りやすい。オガヤ山(358m)も山ランプレートだけが山頂であることを示していた。茨木市のJP3DIB局と交信する。

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オガヤ山山頂

 下山は、大井谷山への尾根を途中まで戻り、海住山寺への案内に従った。海住山寺の境内は入山料100円が必要。境内を通らない道も案内されており安い値段といい何かと親切だ。この寺は初めてなので、境内に入ってみる。国宝の小さな五重塔があり、よく整備された境内だった。受付の僧侶からどこを歩いてきたかと聞かれ、しばし通ってきた道について情報を交換する。以前は高圧線鉄塔があり、巡視路があったようだ。

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尾根道から海住山寺が見えた

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海住山寺境内

 海住山寺からは急な参道を下り、駐車場所の恭仁小学校前まで戻る。恭仁宮跡では地元の方がどんど焼の準備をしておられた。

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恭仁宮跡、右後ろに見えるのはオガヤ山

 本日最後の湯谷山(381m)には車で移動する。国道163号の木屋から府道62号へ入り、和束町杣田にある野殿、童仙房に抜ける三国越林道分岐手前の路肩に駐車した。茶畑の中の道をGPSを頼りに山頂方向目指して登り、最後の100m程は茶畑から山頂までアンテナ保守用に樹木を広く切り開いた山腹を直登する。山頂にはNHKの中継施設があり、三角点は見つけることができなかった。岸和田市のJH3SKC局、奈良市のJL3SZP局と交信し本日の四座を終了した。

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湯谷山山頂の山名表示

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途中の茶畑からアンテナの立つ湯谷山を見る

 

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釈迦ヶ嶽から小和田山

2012-01-09 | 山と無線

1月9日(月)

 大阪北摂の釈迦ヶ嶽と小和田山に登ってきた。

 豊能郡能勢町の七宝寺から登ることとし、七面口バス停から南に入った川沿いに車をおく。七面口バス停横から湧泉寺前を右折し急な坂を登ると七宝寺に着く。ハイカーは寺の中に入らず右の道を進めとあるので、そのとおりに従うが直ぐにコンクリート舗装された寺の道に出て、そこからは大小さまざまな仏像を見ながら急な道を登る。途中から谷沿いに地形図の道があるようだが、見落としたまま最上部の仏像まで登った。その仏像の右手に登れそうなところがあったので、そこから尾根筋に取り付く。尾根道も適度にテープが付けられており、踏み跡もはっきりした歩きやすい道だった。そのまま釈迦ヶ嶽(512m)の山頂に到着。昨日に続いて国見山のJM3GVH局と交信できた。

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七宝寺最上部の仏像、右側から尾根筋に取り付いた

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釈迦ヶ嶽山頂の山名プレート

 釈迦ヶ嶽での山ランを終え、北側に下ると高圧線の鉄塔があり、そこから舗装された林道に合流する。少し登ると林道は左に大きくカーブするが、そこから財産区の黒いビニールシートに沿って尾根まで上がる。あとは京都府と大阪府の境界尾根を小和田山目指して進む。この道は事前のネット検索で藪が激しいと予想していたが、踏み跡こそしっかりしているものの予想通りの藪道だ。尾根の中心を外して、少し亀岡側を歩くと比較的歩きやすいところもあった。小和田山(612m)の山頂では、先客のグループが賑やかに三角点を囲んで昼食中だった。先客が移動するのを待って写真を撮り、CQを出すと和泉市のJL3CEQ局から応答があった。

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小和田山山頂

 下山は西側の府境を少し下り、隣の小ピークから亀岡方面への道と分かれて南西から西へ迷いやすい府境を下り、広い鞍部から南の谷を下った。

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綴喜郡井手町の低山へ登る

2012-01-08 | 山と無線

1月8日(日)

 綴喜郡井手町のJR玉水駅の東にある低山巡りを計画した。

 一座目は大山(324m)。玉水駅の東北東1.7km程にある標高324mの三角点があるピークだ。上井手集落の北に上水道の配水池があり、その横を北に延びるコンクリート舗装された細い道を登る。道の標高が最も高くなった辺りに東の尾根を登る山道の取り付きがある。関電の巡視路と国有林境界見出標があるところだ。国有林の境界に沿って延びる山道を登り、大山の北側の鞍部で南東に向きを変える。緩やかな道を少し登り標高が最も高くなった辺りから、右手に山頂への踏み跡がありテープが付けられている。山頂はシダの藪の先で、三角点と山名を記したプレートがかかっている。展望はない。430MhzでCQを出し、高槻市の7L2KOZ局他と交信する。山ランを終え往路を下山する。

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大山の三角点

 次は玉川を挟んで南の尾根筋に連なる株山と山吹山を目指す。大安寺旧境内附石橋瓦釜跡前を通って玉川に架かる橋を渡り、老健施設の角を左に折れて東に延びる道を上がる。良く整備された竹林の中を進むと、弥勒石仏への案内板があり、その支柱に山吹山への矢印が付けられていた。

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弥勒石仏の案内に従って右に登る

 直ぐに石に三体の仏を線彫りした弥勒石仏があ。その先で少し道があやふやになるが、石仏の裏から尾根筋を少し行くと、赤や黄色の古いテープ、また白い荷造り紐が現れ、その先はこれらを目印に登った。さらに途中からは国有林の境界も現れ、道も歩きやすくなる。

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弥勒石仏、彫刻は薄くなっているようだ

 本日二座目の株山(260m)は、山吹山への登山道の途中にある小ピークだ。地形図には何の表示もされていないが、日本山名事典に掲載されており山ラン有効だ。GPSを頼りに山頂周辺を探すが、山頂を示すものは何も見つけられなかった。枚方市国見山のJM3GVH局に声をかけて山ラン終了、ここで昼食とした。

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株山山頂は何もない雑木の中

 登山道へ復帰し山吹山へ向う。さて、株山を出発するとき次の山吹山をGPSの目標に設定するのだが、このとき山吹山までの直線距離が約1.8kmと表示された。ん?地図で見る限りはせいぜい半分の900m程だ。山吹山のデータは日本山名事典を元にGPSに入力しており、その標高を見ると393mと入力されている。どうも、尾根の東に連なる393.1mの三角点ピークのデータが入力されているようだ。本来目指していた地形図にある373mのピークはデータが入力されておらず、はたしてどちらが本当なのか分からなくなった。とりあえず、予定していた373mのピークまで行ってみることにした。ピークの特定ができるか不安だったが、地形図から山吹山までの距離を割り出しこの辺りかと思って歩いていると、道縁に山吹山山頂への取り付きを示す小さなプレートが架かっていた。山頂には山ランメンバーなどの山名プレートも架かっていた。事典の場所とは異なるが、地形図の表示に従うこととしここで河内長野市移動のJP3KEL局と交信し、往路を戻った。

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登山道にあった山吹山山頂への取り付き表示

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山吹山山頂の山ランメンバーの山名表示

 車に戻ってもまだ時間に余裕があったので、帰りに六石山(366m)に寄って行くことにした。この山は宇治田原町のくつわ池の北西にある三角点ピークで、三郷山の別名がある。くつわ池自然公園から遊歩道があるようだが、それだと駐車料と入場料がかかるので、別のルートから登ってみることにした。くつわ池前を通り過ぎて宇治市方面に少し行くと右に広い立派な道があり、「グリーンヒル三郷山」の表示がある。これは城南衛生管理組合の専用道路で、関係者以外は通行禁止の看板もある。今日は休日で入口にチェーンもある。この道路の右側に幅1m位の舗装路が沿っており、とりあえずここを上がってみた。

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グリーンヒル三郷山の表示の右にある細い道を登った

 専用道路と右側の養鶏場はそれぞれフェンスで囲まれており、その間を上がる。すると、府民スポーツ広場の手前で専用道路のフェンスが途切れ、道路に横断歩道、その対面の斜面には階段がついている。地形図にはそもそもこの専用道路が載っていないので、帰ってから別の地図で確認すると、通ってきたのは最初が城陽市と宇治市の境界、さらに横断歩道から先は宇治市と久御山町(飛地)の境界になっているようだ。

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府民スポーツ広場手前の三郷山境の石柱

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専用道路を横断するとその先には階段がある

 おそらくこの階段を登れば市町界を歩いて、六石山北の東海自然歩道に到達すると思われるのだが、行ったときは専用道路の表示されていない地形図しかなかったので、休みで誰もいないことをいいことに専用道路を登ってみた。GPSが山頂まで150m位を示し、舗装路が右へ大きくヘアピンカーブする所から北に延びる広い谷を少し上ると、直ぐに鞍部に乗りそこは東海自然歩道だった。そこを右に少し登ると、久世郡久御山町と綴喜郡宇治田原町、宇治市の3ポイントとなる六石山山頂だった。池田市のJA3RL局他と交信し、往路を戻った。

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六石山山頂、宇治田原町側は入園料が必要とある

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金勝山で2012年初山ラン

2012-01-03 | 山と無線

1月3日(火)

 2012年の初山ランは滋賀県の金勝アルプスに向った。栗東市の道の駅「こんぜの里りっとう」前から舗装された金勝林道を上がる。一座目の金勝山(610m)は金勝寺の背後の山である。事前の地形図調査で山頂の北側から取り付くのが良さそうに思えたので、駐車場所と山頂への取り付きを探しながら狭い林道を車でゆっくりと移動する。山頂北西の道が大きくカーブする辺りに車を数台停めるスペースがあり、そこに車をおいてから薄っすらと雪を被った笹の中を山頂に向う。駐車場所から山頂までは170m程であった。山頂は展望はないが、笹に覆われた小広い平地だった。430Mhzで京都市東山区移動のJQ3CUQ局と交信する。

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金勝山山頂にあった山ランメンバー局の登頂記念プレート

 金勝山での山ランを終え、次の登山口である馬頭観音まで車で移動する。馬頭観音前の駐車場は10台ほど停められる広さがあり、簡易トイレも設置されている。ここは北東方面の眺望が素晴らしい。

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駐車場前から三上山方面を望む

 駐車場から先は金勝山ハイキングコースとして整備されており、道標も十分にあり迷うことなく歩くことができる。駐車場から10分余りで、次のピークである竜王山(605m)に到着した。山頂には三角点があり、琵琶湖や比良山の展望が良かった。茨木市のJO3LLA局と交信した。

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竜王山山頂

 さらに先へ進む。竜王山から15分程行くと登山道横に茶沸観音があり、その先に白石峰のピークがある。登山道の直ぐ横で、注意していないと通り過ぎてしまうようなピークだ。山ランの山名プレートだけが山頂であることを示している。南東方面の眺望が良い。鳥羽市移動のJG2OLL局と交信できた。

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白石峰から南東方向を望む

 その先の分岐で北に方向を変え、本日の最終目的地である鶏冠山へ向う。途中に天狗岩などの巨岩・奇岩が点在する。おそらく金勝アルプスの核心部分ではないかと思われる。人気の山とあって正月から多くの登山者とすれ違う。

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縦走路から天狗岩を振り返る

 鶏冠山へは一端360m辺りの鞍部まで下り、その後491mの山頂まで上り返す。結構急な登りで一汗かくが、しっかりした道で問題はない。山頂には三角点と重厚な山名プレートがあり、北方向の展望が良い。JRAの栗東トレセンがよく見えている。白石峰から1時間ほどを要した。大津市のJN3GZY局をはじめ、岐阜県や滋賀県の5局とQSOできた。

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鶏冠山山頂

 これで本日予定していた4座での山ランを無事に終了し、85分ほどかけて駐車場まで往路を戻った。 

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