JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

大倉谷山

2012-10-27 | 山と無線

2012年10月26日(金)

 京都府南丹市美山町にある山。山と高原地図「京都北山」(2010年版)には、オークラノ尾と記載されており、標高826.3mの三角点がある。

 美山町江和のバス停西側の橋を渡り、すぐに左に折れて民ヶ谷の林道へ入る。林道の路面状況は悪くないが、初めての道でもあり余り深入りせずに最初の分岐を少し右に入ったところに車をおく。

 平坦な林道を終点まで歩き谷に降りて渡渉すると、対岸に古い石積の小屋跡がある。その左の急な斜面に薄い踏み跡があったのでそこから登った。

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林道終点の対岸にある石積の左から斜面に取り付く

 踏み跡は最初こそ薄く細いが、斜面を登るにつれてはっきりした道となる。リボンやテープなど目印も散見される。

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斜面の道と赤いリボン

 急斜面の道をジグザグに登っていくと、ようやく傾斜の緩やかな尾根に乗る。標高560mを超えた辺りか。南東方向にやや急な尾根筋を登り、標高700m辺りで広い尾根に着くと方向を北東に変えてP790に向う。駐車場所から75分でP790に到着。山頂とは反対方向の北に少し下ると明るいブナ林が広がっていた。

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P790北側のブナ林入口

 P790に戻り南東の尾根を進んで山頂を目指す。途中、伏条台杉も見られた。山頂手前のピークからは南方面の展望があった。

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尾根筋の台杉

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山頂手前のピークから南方面の展望

 P790からブナ林の見学も含め30分で大倉谷山の山頂に到着した。樹木に覆われ展望はないが、くつろげる山頂だ。弁当を食べ、7Mhzのアンテナを張って島根県江津市移動のJE4JFP局と交信、時間もあったので久しぶりにCQを出して5局と交信した。

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大倉谷山の山頂

 下山は同じコースをたどる。林道に下りてからふと足元を見ると白い小さな花が咲いていた。今までに見た記憶がない花だったので写真を撮って帰ってからネットで調べると、アケボノソウだった。草丈は腰辺りまで伸びるようだが、今日見たアケボノソウは足元にひっそりと咲いていた。下山に要した時間は75分だった。

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林道で見つけたアケボノソウ、花弁は4枚と5枚があった

Chizu

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国見山と交野山

2012-10-21 | 山と無線

2012年10月21日(日)

 枚方市の国見山から交野市の交野山に続くハイキングコースを歩き、時間があれば近辺の低山で山ランポイントを稼ごうと考えて、出町柳から京阪電車に乗る。河内森駅で下車しJR河内磐船駅から学園都市線に乗り換えて、隣の津田駅で下車し歩き始める。

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津田駅を出るとすぐにコースの案内があった

 第二京阪の手前で左折し、工事中のため歩道の迂回路を歩く。第二京阪を渡るのが大分先の風呂屋のところで、津田サイエンスヒルズの中を通って森下仁丹の社屋の先にようやく自然歩道を見つける。大分遠回りをしたようだ。今日は秋晴れの良い天気だが、樹林の中は薄暗い。津田駅から55分かかって国見山山頂(284m)に到着。展望は良いが案外狭い山頂だ。六甲山移動のJP3EJE局に応答する。

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国見山山頂

 国見山での山ランを終えて次の交野山に向う。要所に自然歩道の標識が整備され、歩きやすい道が続く。ただ、次から次へとハイカーがやってくる。非常に人気のコースなのだろう。国見山から32分で交野山山頂(341m)に到着。大きな岩があってその上からの展望がすばらしい。大峰山系山上ヶ岳移動のJN3IEN局と交信する。

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交野山山頂の大きな岩

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岩の上からの展望

 交野山から自然歩道を南に進む。傍示集落から先は自然歩道を離れて「かいがけの道」を歩き、JR河内磐船駅へと向う。かいがけの道は、古くから河内と大和を結ぶ街道だったと案内があった。交野山から75分で河内磐船駅へ戻る。この時点で時刻は12時ジャスト。時間はたっぷりと余裕があるので、妙見山に向うことにした。

 河内磐船駅からJR星田駅行きの京阪バスに乗り、妙見坂七丁目で下車。少し歩いて星田妙見宮に向う。急な石段を登っていくと社務所があり、その先に本殿が建っている。

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妙見宮の鳥居

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山頂手前の妙見宮

 妙見山山頂は、社務所と本殿の間から右に入る歩道を進む。その先にも小さな社があり、その上が三角点(143.6m)のある山頂だった。西宮市移動のJN3NKP局と交信して山ラン終了。

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妙見山山頂の三角点

 ここまで終わっても時間は早い。本日最後の予定の鷹塚山に向う。鷹塚山はひらかたパークの東にある61.2mの三角点で、山ランに有効となっているようだ。しかし、現地に着いてみると山頂一帯は枚方市の水道施設となっており、立ち入ることは出来なかった。フェンスの中には鷹塚山遺跡の解説もあった。ここは標高が低いのでVUではダメかと思ってHFのアンテナも準備して来たが、試しに430Mhzを聞くと何局か入感している。今日始めてCQを出すと、河内長野移動の山ランメンバーJH3ETK局が応答してくれた。

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鷹塚山の配水場は立入禁止

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町名は高塚町でした

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千石山

2012-10-20 | 山と無線

2012年10月20日(土)

 京都府舞鶴市にある山。事前のネット検索で唯一ヒットした記事を参考に、北麓の高野由里の集落から登る。登山口近くで地元の御婦人に山頂までの道を尋ねると、親切に登山口まで歩きながら説明していただく。山頂付近の社まで道があり、展望が良いとのことだった。

 しかし、実際に歩いてみると林道はすぐに終わり、倒れた竹が道に被さっている。すぐに細い道となり、谷筋を歩くようになる。水量は知れているが朽ちた竹が積もり荒れた谷だ。谷を詰めたあたりから左に踏み跡が現れる。その先は関電の巡視路標識も現れ、そこから山頂肩の社までは比較的まともな道となった。45分で山頂北の肩に立つ社に到着。途中の道の荒れ方と比較すると綺麗な社だ。

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山頂北の肩に立つ社、山頂まで100m余りの距離

 社から山頂までは道はない。杉の倒木が重なっているので、わずかな距離だが5分ほどかかった。山頂(334m)には三角点はあるが展望はまったくない。社の辺りからは枝の間から僅かに下の町が見えたが、展望が良いと言うのは昔の話のようだ。18Mhzで沖縄のJR6HQ局やブルネイのV85SS局と交信できた。

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千石山山頂

 山頂から南方面の尾根が見えたが、なんとなく歩きやすそうに見えた。ただし、車に戻らなければならないので、試さずに登りと同じ経路を下る。30分で下山することが出来た。

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下山後に高野由里集落から見た千石山

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ブナノ木峠

2012-10-15 | 山と無線

2012年10月14日(日)

 ブナノ木峠(939m)は京都府南丹市美山町の芦生にある京都大学研究林の中にあるピーク。研究林に入山するには規定があるので芦生研究林のHPで確認が必要だ。

 芦生山の家駐車場に車をおく。既に10台以上の車が停まっていた。午前9時、研究林事務所入口の仮入林受付ボックスに届けを出して、向の内杉谷林道を歩き始める。

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研究林事務所入口の解説や仮入林受付ボックス

 ここからけやき峠まで、7.1kmの長い林道歩きとなる。櫃倉谷の分岐までは舗装された道で、杉の植林地の中を緩やかに進む。分岐から先は地道の林道だがよく整備された道だ。林道の縁にはメタセコイアの巨木が続く。途中で、芦生自然学校の車やや河鹿荘のマイクロバスなど、許可を受けた車が何台か追い抜いていった。けやき峠まで山と高原地図では180分となっていたが、105分で到着した。ここから山道となるが、峠の取り付きには標識があり、山頂までも塩ビ管のポストが立っていて、けやき峠から30分足らずで迷うことなく山頂に到着できた。

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けやき峠手前の標識

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ここから山道に入る

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山頂まで続く塩ビ管のポスト

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ブナノ木峠山頂

 今日は奥深い山なのでたぶんVUはダメだろうと思っていたが、試しに430Mhzを聞いてみると各地の山岳移動局が多く入感している。河内長野市岩湧山移動のJE3XJS局他と交信できた。下山は同じ道を110分で駐車場に戻った。

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道迷いの雨乞岳

2012-10-14 | 山と無線

2012年10月13日(土)

 毎週のように山に行っていると、次はどこに行こうかといろいろ考えるのも楽しいものだが、時には直前まで行き先を迷い準備不足で臨むことも多くなりがちだ。この土日も天候のほうは非常に安定している予報だったので、二日とも山行きを決めてはいたが、行き先については候補がありすぎて、鈴鹿方面と決めたのは前日だった。

 計画の中心となる山は雨乞岳とし、付近の山ラン有効ポイントを調べて、清水頭(1095m)との二座を予定した。鈴鹿スカイラインから稲ヶ谷の道を登り、東雨乞岳との鞍部に乗り、そこから雨乞岳、清水頭をピストンしようと考えた。

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稲ヶ谷の登山口

 9時20分登山開始。稲ヶ谷の綺麗な流れを何度も渡渉しながら進む。いい気になって沢筋を歩いていると滝が見えてきた。ここで間違いに気がつき少し戻って右岸の高巻き道を登る。ロープや木の根をつかんでの急な登りだった。傾斜の緩やかな植林地を通過してまた谷筋に下る。しかし、その先で沢筋を詰めなければならないところを左側の尾根に乗ってしまい、境界杭を追って進んでしまう。さっきまでは時々見かけた古いテープもまったく見当たらないまま、どんどん先に進んでしまう。何か違うなと思いながらも、登りにくくもないので急な杉林の中を高みを目指して登る。間違いにはっきり気がついたのは大分登ってからで、ダメなら今日は撤退しようと考えながら、このまま行けば西雨乞岳から南に延びる尾根に取り付けると踏んで先に進む。西雨乞岳南の尾根に乗ると御在所岳や鎌ヶ岳の展望が飛び込んできた。先程から人の声が聞こえると思ったら、間違い道を先行するグループが見えた。ようやく西雨乞岳について一服。清水頭へはここからのほうが近いが、途中の道迷いで気分的に疲れたのと、笹の深さに意欲が萎えて今日は雨乞岳一座とする。

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西雨乞岳から先行するグループ、時々見えなくなるほど笹は深い

 12時5分雨乞岳山頂(1237.7m)に到着。先程の(高齢者)グループは、どこから登ってきたのか8時スタートと話していた。狭い山頂は、昼食中の人で賑わっていた。

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雨乞岳山頂

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雨乞岳山頂から御在所岳(左)と鎌ヶ岳(右)

 430MhzでCQを出すと津市モービル移動中のJJ2IJU局から応答があった。その後数局と交信して山ランを終了する。下山は当初予定の道を下ることにする。東雨乞岳との鞍部まで来ると、「稲ヶ谷」を示す標識が地面に置いてあった。背丈を越える笹を掻き分けて下る。踏み跡もわからないようなところを抜けると、ようやく笹原が終わって稲ヶ谷源流の急斜面となった。道もはっきりしないような急斜面だが、ここには古いテープが散見された。山頂から100分で駐車地に下山することが出来た。

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下山時に見つけた数少ない標識、登りはこの標識の手前で道を間違えた

日向山(222.9m)

 清水頭を諦めた代わりに、少し時間に余裕があったので帰路に栗東市の日向山に寄る。登山口は西側の墓地の辺り。広い駐車場もある。登山口からは721段の石段が山頂まで延びている。山頂には龍王宮があり、ベンチなども整備されていた。7Mhzで北海道留寿都村移動のJA8FGA局と交信し、山ランとしては本日二座目となった。所要時間は登り12分、下り8分程だった。

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日向山登山口

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山頂の龍王宮

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山頂から三上山の展望

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京北町の里山を登る

2012-10-09 | 山と無線

2012年10月8日(月)

 体育の日の今日は好天の予報、南丹市美山町の豊郷から洞峠を経由して天狗畑へ登るべく自宅を出発する。2時間かけて60km余りを走り登山口の洞集落へ到着するが、なんと松茸シーズンの止山で9月15日から11月10日は一切の入山禁止とある。あきらめ難く付近の住民に尋ねるも答えは同じ、あえなく撤退することとなった。この季節はこれまでから何度も同じ経験をしているが、一方で入山できる山もある。情報がネットで検索できないものかなどと思ってしまう。

 車に積んでいた地図の中から、近くで未踏の山を探す。とりあえず天狗畑の帰りに時間があれば寄ろうと思っていた旧京北町(現在は京都市右京区)の中山へ向う。このあたりの里山は、三角点もなく登山の対称でないためか、ネット検索しても登頂記はほとんど見当たらない。地形図と現地を見比べながら、取り付けそうなポイントを探す。京北浅江町の集落の南にある墓地から登り、北西の尾根筋を登ってみることにした。墓地の裏から適当に斜面を登り、約20分で中山山頂(364m)に到着。展望どころか、山頂を示すものは何も見当たらない。18MhzでモンゴルのJT1E局と交信しすぐに下山。確認はしていないが、山頂から南の尾根を歩くのもいいかもしれない。

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墓地の裏から斜面を登った

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中山山頂、標識は一切見当たらず

 次は中山の西にある白岩山。地形図を見ると、京北宇野町から白岩山の東にある小さな池の先まで林道が伸びている。林道入口付近で獣避けネットを補修中の親子に情報を聞くが、白岩山と聞いても分からない様子。ただし林道は車で上がれるが、池は今では埋められているとのこと。とりあえず林道を車で上がる。しかし、200m余りも進むと林道は倒木で塞がれており、車を置いて歩くことにする。明るく展望の良い林道で、一部路面の荒れたところはあるものの、倒木さえなければ地形図の池の先まで行けそうだ。

 地形図では、池の手前から山頂の北を北西に延びる道がある。この道を進み山頂の北に伸びる尾根を歩けないかと考えてきたが、この道は作業道となり、最初の谷から南西に折れて山頂を巻くように伸びている。歩くには支障がないが、とても車では入れない荒れた道だ。作業道からは西に桟敷ヶ岳方向、南に愛宕山方面の展望が素晴らしい。

荒れた作業道荒れた作業道

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作業道から桟敷ヶ岳方向

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南には愛宕山方向

 作業道は山頂の南を通り、更に西側を北に伸びている。途中から獣避けネットが山頂を巻くように張られている。作業道を歩きながら、GPSで山頂までの距離を確認しつつ、ネットの跨げそうなところを探す。結局山頂の西側から斜面に取り付く。途中、黒っぽい岩の表面がコケのようなもので白くなった岩が散見される。もしかしてこれが山名の由来?などと思ったりする。駐車場所から45分ほどで山頂に到着。山頂付近は深い藪で、ようやく見つけた山名表示は山ランのものだった。50Mhzで和束町移動のJH3FYC局他と交信した。作業道まで戻り、展望の良いところで昼食とした。

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白岩山山頂で見つけた山ランプレート

 三座目は西隣の黒尾山(569m)。山頂北側の持越峠を車で過ぎると、南丹市に入って直ぐ南側の谷に作業道が延びている。ここも本日の予定にはなかったので準備不足ではあったが、この作業道を登ってみることにした。車はもう少し西の林道取り付きに置く。作業道は直ぐに終わるので、その先から斜面を登り尾根に乗った。あとは尾根筋を忠実にたどって山頂へ向う。一部藪っぽいところもあるが、基本は手入れされた杉林の中の歩きやすい尾根道が続く。40分で山頂に到着。展望はないが、植林地の中でHFのアンテナも楽に張ることが出来る。久しぶりに14Mhzを聞いてみる。強力に入感していたアルゼンチンのLU7YZ局と交信した。ハワイの局も呼ぶがこちらは応答がなかった。山頂には山ランプレートを始め、複数の山名表示があった。下りは25分で車に戻った。

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杉林の中の歩きやすい尾根道

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黒尾山山頂

 

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薊岳から明神岳へ

2012-10-08 | 山と無線

2012年10月6日(土)

 奈良県移動二日目は台高の山へ。東吉野村大又集落を起点に薊岳、明神岳を登り林道へ下りてくる計画だ。笹野神社まで行かずに手前の橋を渡ってすぐ左の空地に車をおく。(この空地は車4台程置ける広さで駐車場の表示もないが、帰りに栗売りのおばさんに1,000円取られました・・・)そのまま舗装路を上がると、ヘアピンカーブに作業道取り付きがあり、簡易舗装された作業道を上がる。作業道はそのうちに地道となり、途中に旧登山道の標識もあるが無視して終点まで登る。作業道終点から右の斜面に、大境池への標識がありここを登る。

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作業道終点の標識、ここから斜面を登る

 杉林の中の急登が続く。傾斜が緩くなってくると石灰岩の多い中を歩く、この辺りが古池辻か。更に急登があり登り始めから100分でようやく大境池が見えてきた。池といっても水は見当たらず、草が生えて湿地のようだ。池を回りこんで少し西へ戻ると、三角点のある大境山山頂(1183m)だ。7Mhzで高知県香美市移動のJA4MMO局と交信した。

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大境山山頂

 元の道に戻り薊岳を目指す。標高1300mの木屋ノ尾ノ頭を過ぎるとブナの尾根道となる。少し岩場もあり面白い。大境山から50分で展望の良い薊岳山頂(1406m)に到着。430Mhzで交野山移動のJM3GVH局他と交信する。

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木屋ノ尾ノ頭から薊岳への尾根道

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薊岳山頂からの眺望(南方面)

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薊岳より、左から国見山、水無山、明神平、明神岳を見る

 更に明神平目指して尾根筋の道を行く。50分で前山に到着、ここで昼食とする。明神平を左に見ながら三重県との県境尾根を15分ほど登ると、明神岳山頂(1432m)に着いた。登山道途中の小さなコブのようなところだ。堺市のJS3LOW局と繋がる。

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明神岳山頂

 明神岳での山ランを終了し明神平へ引き返す。明神平は昔スキー場があったとか。こんな山の上までスキーを担いで上がってきたのか。今は草地が広がり、府立天王寺高校のあしび山荘や東屋もあり、テント泊の適地となっているようだ。明神平まで下りてきたのが13時過ぎ。時間に余裕があるので、目の前の水無山と国見山へピストンすることにした。明神平から15分で水無山山頂(1430m)着。今日は堺市固定のJH3JFF局と交信。

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明神平、あしび山荘の先に水無山

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水無山山頂

 水無山から国見山へも15分で到着。三角点がある1419mの山頂で、津市のJH2LWI局他と交信し、本日予定の5座を完了する。

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国見山山頂

 23分で明神平まで戻り、山荘の南にある明神谷への下りの道に入る。最初のうちは歩きやすい道だったが、明神滝辺りからはやや荒れた道となる。渡渉するところもあるが、ロープが渡してあり水量が増えない限りは問題ない。

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明神滝

 明神平から60分で林道に下りた。しかしその先は林道が完全に流されているところがあり、左岸を注意しながら歩く。崩壊箇所を過ぎてようやく林道に降り、魚止めの滝のつり橋や七滝八壺などの橋を見ながら、約90分の林道歩きで駐車場所に戻った。

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七滝八壺入口の石碑

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近畿最高峰の八剣山へ

2012-10-07 | 山と無線

2012年10月5日(金)

 前夜自宅を出発して上北山村の道の駅で仮眠、朝から国道309号を天川村方面に走って行者還トンネル西口に駐車する。今日は平日だが既に数台の車が停まっている。準備をして8時15分登山開始。

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行者還トンネル西口

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登山届を出して登り始める

 奥駈道出合までは急な登りが続くが、道ははっきりしていて歩きやすい。47分で奥駈道出合に着く。途中で朝から下山の老夫婦とすれ違う。弥山小屋にでも泊まったのだろうか。

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奥駈道出合の標識

 弁天ノ森では九州から来たという老人にカメラのシャッターを頼まれる。人が余り多いのも閉口するが、時々出会うのはいいものだ。奥駈出合から聖宝の宿跡まで45分かかった。

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聖宝の宿跡の行者像

 この先弥山山頂までは急な登りが続く。階段も多く、かえって疲れる。聖宝の宿跡から50分で弥山小屋に到着。初めて見るが大きな小屋だ。弥山山頂(1895m)は、小屋のすぐ先の神社が建つところ。ベンチもあってくつろげる。

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少しだけ色づき始めた樹木も

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弥山小屋に到着

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弥山山頂の神社

 今日は平日の山ランとあって、アマチュア無線の相手が心配だった。そんな訳で前日、山ランのメーリングリストに計画をアップしておいた。430MhzでCQを出すと、早速山ランの先達JI3NXK局が呼んでくれた。その後もメンバー局など数局と交信できた。

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弥山から八剣山(左)と明星ヶ岳

 この辺りは、トウヒやシラビソの立ち枯れた様が独特な景観となっている。いよいよ、近畿最高峰の八剣山に向う。八剣山は別名を八経ヶ岳というが、地形図にも八経ヶ岳と書かれており、こちらのほうが通りがよいようだ。弥山から八剣山にかけての一帯は、オオヤマレンゲの自生地で、シカの食害から守るためにネットが張られている。弥山から25分で八剣山山頂(1915m)に到着。堺市のJA3WPN局他と交信出来た。

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オオヤマレンゲ保護の解説

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八剣山山頂

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八剣山山頂から西方向の展望、雲の上に見えるのは四国の山か

 八剣山での山ランを終え次の明星ヶ岳に向う。頂仙岳への分岐を過ぎ、少し登ると明星ヶ岳山頂への取り付きを示す看板が地面に置かれていた。踏み跡ぽいところを適当に登るとすぐに明星ヶ岳山頂(1894m)だ。八剣山からは15分程だ。愛知県の山ランサポーターJF2BER局他と交信した。

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明星ヶ岳山頂、奥は台高の山並み

 本日予定していた三座での山ランを終え、往路を戻る。下りはゆっくりと、綺麗な樹林帯を眺めたり紅葉の始まりを探したりしながら歩き、明星ヶ岳から170分かけて15時20分にトンネル西口に無事下山した。

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弁天の森辺り、癒される

 

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