JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

扇ノ山

2020-10-31 | 日記
2020年10月25日(日)
 扇ノ山(1310m)は兵庫県と鳥取県の県境から少しだけ鳥取側に入ったところに山頂があり、ピークは鳥取市と八頭郡八頭町・若桜町の3市町界となっている。今回登った河合谷登山口からはほぼ県境を歩くことになるが、登山口との標高差は300mもなく、途中に小ズッコ、大ズッコというヤマランに有効な小ピークもあるがのんびりと山歩きが楽しめるコースである。
 この日は天気も良く紅葉を期待して登山口に向かう。登山口前の駐車場は既に一杯で付近の路肩に車をおく。最初のポイントである小ズッコ(1159m)はピークとも言えないなだらかなところで、特に目印も見当たらない。430mhzでCQを出すがまだ時間が早いためか応答がなく、バンド内もシーンとしている。しばらく粘ったが諦めて、ヤマランはまた帰りにチャレンジすることにした。
河合谷の登山口、扇ノ山山頂まで3.2km
ブナや広葉樹の黄葉、紅葉の中を歩く
上山高原への分岐

小ズッコ山頂はGPSで確認
 次の大ズッコ(1273m)は一応ピークらしく特定も簡単だ。再びトランシーバーを取り出して430mhzでCQを出すと丹波市移動のJA6LDO局と交信することが出来た。




大ズッコ山頂、扇ノ山頂上までは0.9km
 扇ノ山へはいったん鞍部まで50m余り下って登り返す。山頂の手前に展望台があり鳥取市方向の展望が広がっていた。扇ノ山山頂には2階建ての立派な避難小屋があり、ベンチでは多くの登山者が昼食などでくつろいでいた。賑やかな山頂を少し離れた所でCQを出すと、奈良県御所市の大日岳に登っているヤマラン先輩局のJH3JFF局から応答があった。
展望台
展望台から鳥取市方面の眺望
扇ノ山に着いた
賑わう山頂
頂上標識と三角点
山頂からの展望は余り良くない
 目的のヤマランを達成したので、賑やかな山頂を避けて昼食もとらずに下山にかかる。途中小ズッコで再度CQを出すと、今度は島根県松江市からJR4KGM局が応答してくれ目標の三座でヤマランをすることが出来た。
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岩美町の金峯山

2020-10-30 | 日記
2020年10月25日(日)
 朝一番に岩美郡でのヤマランをやっておこうと金峯山(329m)に向かう。この山は山頂にテレビや携帯局のアンテナが立っており、山頂まで車で登れるとの情報で選んだ。
 ところが道は全線舗装されてはいるものの、道幅も狭く両側から笹や木の小枝が煩わしく出ていて車をこする。また、路面にも落ち葉や枯れ枝が多く落ちていて、お世辞にも走りやすいとは言えない道だった。
 山頂手前に駐車、少し登るとアンテナに囲まれるように三角点があった。その横では自衛隊のジープが停まり隊員が無線をしているようだった。架設されたアンテナはどう見てもアマチュア無線用ではない。まあ自衛隊の車に乗って、迷彩服にヘルメット姿でアマチュア無線の移動運用はしないだろうから当たり前か。お互い軽く会釈をして駐車場所まで戻り、7Mhzのアンテナを張って韓国のDS0AHQ局と交信しすぐに下山した。
携帯局の前に駐車
さすがにこの先車で通る気がしない
山頂のアンテナ群と三角点
岩美の町と日本海が見えた
自衛隊さんのジープとアンテナ
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蘇武岳と湯村温泉

2020-10-29 | 日記
2020年10月24日(土)
 初日の最後は蘇武岳(1074m)を選んだ。この山は冒険家の故植村直己との縁を聞いたことがあった(高校生の時に学校行事で登ったが当時は登山に興味はなかったらしい)。ここも広域基幹林道の妙見・蘇武線が山頂近くを通っている。国道9号の香美町村岡区高井交差点から入ると、妙見・蘇武線も含めて全線舗装されていて走りやすかった。
 蘇武岳の南側に広い展望駐車場や東屋が整備されており、その向かいの登山口から入る。尾根筋の道は快適で歩きやすい。山頂は芝に覆われた広場で、360度の展望が広がっている。強い風の吹く山頂から、430Mhzで六甲山移動のJQ3BAK局や福井市越前海岸移動のJE9ACZ局と交信した。
登山口の展望駐車場、正面は氷ノ山
立派な登山口駅
快適な尾根道
すぐに9合目、これは下から登った場合だろう
広々とした蘇武岳山頂
山頂からの眺望を説明
西には明日登る扇の山
素晴らしい紅葉
麓の集落近くにある女郎滝
 下山後今日の宿泊予定地である鳥取県岩美町の道の駅に向かう。途中に湯村温泉があり温泉につかった。
薬師湯は旧温泉町役場跡に建つ
時間があったので温泉街をちょっと散策

道の駅「きなんせ岩美」
夕食は白イカ御膳と地酒
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瀞川山

2020-10-28 | 日記
2020年10月24日(土)
 三ノ丸を下山後林道をそのまま先に進む。この先の区間は兵庫県が管理しているようで、(国道29号取付きから殿下登山口までは兵庫森林管理署が管理)路面状態は一部に舗装路も交じりだいぶ良くなった。ハチ高原スキー場を抜けて香美町に入ると再びダートの道となった。
 瀞川山(1039m)は林道のすぐそばに山頂があり、簡単に山ランポイントが稼げるので選んだ。山頂の西側取付きには案内板もあったが、山頂により近い北側から入る。広い遊歩道のような道を登って行くとすぐに山頂に到着した。東から南にかけて眺望が広がっていた。430MhzでCQをだすと、神鍋高原あたりをツーリング中というJP3VOM局が応答してくれた。
山頂北側の取付き

瀞川山三角点
山頂からの眺望

右は鉢伏山、奥に氷ノ山
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氷ノ山の三ノ丸まで

2020-10-27 | 日記
2020年10月24日(土)
 兵庫県最高峰の氷ノ山に登るルートで南の宍粟市側から登る途中に標高1464mのピークがある。ここが三ノ丸で宍粟50名山に選ばれている。地図で見ると鳥取県若桜町と兵庫県養父市の境界で、宍粟市の北端からちょっとだけ外れているようにも見えるが、現地には宍粟市の最高標高点の表示もあるので間違いないのだろう。
 国道29号の戸倉峠手前に広域基幹林道瀞川・氷ノ山線の入り口がありここを入る。いきなりのダートの林道で、路面状態も普通車で走るのが心配になるような代物だった。殿下コース登山口のバイオトイレ前を通過して、その先のショートカットできる登山口から入る。車は林道の路肩においた。
左の登山口から入る




 ブナの黄葉は今が盛りか。殿下コースの本流に合流してからも緩やかな登りが続く。途中からは笹原の中の道となった。
坂ノ谷コースと合流
笹原の中を行く
振り返って見ると
見返りの丘から
三ノ丸手前で若桜町からの道が合流
三ノ丸避難小屋
 三ノ丸山頂からは430Mhzで鳥取県智頭町移動のJA3WNI局と交信した。氷ノ山のヤマランは以前に行っているので、今日はここまでとしてきた道を引き返した。
三ノ丸山頂

山頂から氷ノ山を見る
黄葉を楽しみながら下山
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宍粟市波賀の城山

2020-10-26 | 日記
2020年10月24日(土)
 土日の天候が何とか持ちそうだったので、兵庫・鳥取県境の扇ノ山をメインに考えて山ラン有効ポイントを拾っていった。
 中国道山崎ICを降りて先ずは宍粟市波賀の城山(458m)へ向かう。宍粟50名山に選定されていて、たぶん12座目になる。波賀城史跡公園として整備されていて山頂近くまで車で行くことが出来る。
駐車場は広い
 駐車場に車をおいて波賀城への道を入る。途中にトイレや冠木門が有り、そこから掃除の行き届いた道を少し下って登り返す。山頂横には2階建ての櫓があり中は資料館になっていた。
トイレと冠木門
登城者記載所で記帳
冠木門から少し下る
山頂の櫓
内部は資料館、登山靴を脱ぐのが面倒で上がらなかった


山頂からの眺望はすばらしい
 祠のある山頂にアンテナを張り、7Mhzで大分県竹田市移動のJG1HUF局と交信した。駐車場に着いた時他に車はなかったが、その後何組かの観光客が訪れていた。
山頂はちょっと薄暗い
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ゲレンデを登って大岩山とブンゲン

2020-10-18 | 日記
2020年10月18日(日)
 米原市甲津原の奥伊吹スキー場からゲレンデを登って大岩山(1226m)とブンゲン(1260m)で山ランをする。昔はよくスキーも行ったが奥伊吹スキー場に来たのは初めてだ。スキーシーズン以外は広い何カ所もの駐車場がモーターパークとして貸し出されているようで、今日もドリフト走行する車で賑わっていた。きれいなセンターハウス横の駐車場に車をおいてゲレンデのリフト沿いを登る。
スキー場のセンターハウス
ゲレンデ内の道を登る
この先は中・上級コース
金糞岳
最後に天狗岩ペアリフト沿いを登る
 ゲレンデ歩きは趣に欠ける気もするが、終始視界が広がり高度も順調に稼げるのが良いところだ。4本のリフトをクリアした先が大岩山で、スキー場の最高点になる。ここまで登ると紅葉もいい感じになり、ほぼ360度の展望が広がって気持ちが良い。十分に景色を楽しみ、430Mhz・FMでCQを出すと愛知県豊橋市のJP2MYG局他から声がかかった。
途中から品又峠と日の出山の展望台
天狗岩
だいぶ登ってきた
大岩山山頂、別のリフトが来ていた



大岩山山頂からの眺望
ブンゲン方向には伊勢湾も見える
 大岩山を後にしてブンゲンに向かう。この先は県境の尾根沿い歩きとなるが、以前は笹藪だったらしいルートも笹が刈り払われ広い道が続いていた。小さなアップダウンを繰り返してブンゲン山頂に到着。誰もいない山頂で三角点に腰を下ろし、雪を被った御嶽山や乗鞍岳を眺めながら430Mhz・FMでCQを出す。愛知県知多郡のJF2BER局他と交信しランチをいただいて来た道を戻った。



ブンゲンの先には伊吹山
岐阜市方向
右から御嶽山、乗鞍岳、穂高方面(たぶん)
ブンゲン山頂
三角点
大岩山の先には白山が見える




景色を楽しみながら下山した
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鈴鹿の能登ヶ峰

2020-10-11 | 日記
2020年10月11日(日)
 先週に続いて鈴鹿方面へ。昨夜大阪まで出かけていて帰りが遅かったので、朝のんびり出て行けそうなところとして甲賀市の能登ヶ峰(759m)を選んだ。登山口は土山町鮎河。うぐい川公園の駐車場には車がいっぱい駐まっていて、地域の皆さんが公園の清掃をされていた。山登りのために駐車して良いか訪ねると快く了解いただく。どこの山に登るのか聞かれたので能登ヶ峰の名前を言うが、地元の方は分からないと笑っておられた。
うぐい川公園の駐車場
鮎河・山内集落の見所を紹介している
 駐車場からうぐい川左岸の道を進む。田んぼが終わった先は地道の林道となる。路面状態は良いが昨日の大雨のため路面を水が走っている。うぐい川や林道に沿って流れる支流も水量が多く、大きな音を立てて流れていた。林道終点手前から山道に入る。杉の植林地の中の道はフカフカしているが、湿っぽく靴をぬらす。途中で足が痛いなと思って見るとヒルが喰いついていた。登山中2匹に喰いつかれ、2匹を事前に引き払った。
うぐい川の両岸には桜並木が続く
林道のガードレールが切れたところから山道に入る
杉林の中の道を登る
山頂手前で初めて広葉樹が見えた
 三角点と真新しい山名板のある能登ヶ峰山頂から430Mhz・FMで栗東市のJG3UVN局ほかと交信することが出来た。山頂から北東に延びる尾根筋に「鹿の楽園」と名付けられた所があり展望が良いらしい。ここまでまったく展望がなかったので珍しく行ってみることにした。
能登ヶ峰山頂
鈴鹿50名山に選ばれているようだ

途中で見た変わった樹形の桧
 鹿の楽園は大きな樹木がなく、こんもりとしたアセビとススキ原が広がっていた。ネットで見たときはゴルフ場のような景色だったが予想とはちょっと違った。(どうやら核心部の手前までしか行っていなかったようだ。)
 開けたところでランチとする。下山は能登ヶ峰の山頂まで登り返さず途中の鞍部から迂回ルートを選んだが、道がよく分からずYAMAPの地図を見ながら適当に下った。
鹿の楽園手前でようやく展望が広がった

こんもりとした馬酔木の木とススキが広がる



ここでランチ、正面は綿向山かな?
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鈴鹿の黒尾山

2020-10-04 | 日記
2020年10月3日(土)
 東近江市の永源寺ダムの東にある黒尾山(949m)に登る。この山は鈴鹿10座に指定されている銚子ヶ口(1077m)との周回ルートとしてネットでも最近よく目にするようになったが、銚子ヶ口はすでに登っているので単純に一座のみの計画だ。登山口は道の駅奥永源寺渓流の里。国道を挟んで向かい側に登山者用の駐車場がありここに車を止める。登山口は駐車場の端にあり巡視路の「火の用心」のプレートがあった。
登山者用駐車場には多くの車が駐まっていた
駐車場の南端に登山口があった
 最初の内は巡視路のプラ階段を登っていく。右手に送電線の鉄塔を見た辺りから尾根筋の登りとなる。基本は踏み跡もわかりやすくテープもほどよくあるが、枝尾根に入りそうなところでは注意が必要だった。途中に劇登りを強いられるところが二カ所ほど有り、それぞれ標高で100mくらいは続いていた。
初めは巡視路を行く
丸山手前から岩の目立つ道となる
 予定より大分時間がかかって到着したP676には丸山のプレートが、その先のP687には庭戸山のプレートが架かっていたが、ここは山ランには有効ではない。ゆっくりと休憩し黒尾山に向かった。
P676の丸山
少しだけ眺望が

庭戸山手前で二つの鉄塔に出る
鉄塔切り開きから琵琶湖側
反対の鈴鹿側
庭戸山のプレート
永源寺ダム湖には水は少ない

P681
ちょっとだけ色づいた葉が

その先のやせ尾根
 登りはじめから3時間余りかかってようやく到着した黒尾山は展望もなくひっそりとしていた。三角点に腰をかけて430Mhz・FMを聞くと、ちょうど昼時のためかトラック局も余りいないようだ。CQを出すと麓の国道を自転車で移動しているというJN3WRD局他からお声がけいただいた。そうこうしているうちに雲が厚くなり空模様が心配になり出したので簡単におにぎりを食べて来たルートを戻った。
黒尾山山頂
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