JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

大野山、灯明寺山、北山

2012-12-17 | 山と無線

2012年12月16日(日)

 京都府南部の木津川市で未踏の三山に向った。このところの寒波が緩み、暖かい一日だった。

 一座目の大野山は木津川市の旧木津町と加茂町の間にある山。加茂町観音寺集落から木津町の鹿背山を結ぶ道を歩き、観音寺峠から大野山に向って北に伸びる尾根筋を歩いた。峠からしばらくは広い道が続くが、そのまま道なりに進むと尾根をはずれるので修正が必要。山頂南の鞍部までは真新しいプラ杭などが打ち込まれ、灌木や笹が刈り込まれて歩きやすいが、山頂直下は少し藪っぽくなる。駐車場所から50分ほどで三角点のある大野山山頂(204m)に到着した。交野山のJM3GVH局が強力に入感していたので呼び出して山ラン終了。

大野山のルートマップ

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観音寺集落の登山口は民家の間にあった

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観音寺峠

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大野山山頂

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大野山遠景(灯明寺山側から)

 

 次に向ったのは灯明寺山。加茂の町を挟んで大野山と対峙している。加茂町美浪集落手前の堤防に駐車する。登りに使った道は美浪集落奥の民家の間から登る。赤い鳥居と社までは広い道があるが、その先は倒竹があり歩きにくい。竹林を過ぎると歩きやすい道となり、駐車場所から35分で灯明寺山山頂(224m)に着いた。430MhzでCQを出し、堺市のJA3WPN局と交信した。下りは歩きやすい方を道なりに下った。途中に登り口の標識や古墳があり、集落まで下ると「灯明寺山ハイキングコース」の古い標識もあった。

灯明寺山のルートマップ

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登山道にあった山頂への標識

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灯明寺山山頂の各種プレート、樹木は切り倒されていたので起こして撮影

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下山時に見た古い標識

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灯明寺山遠景(大野山の麓から)

 

 本日の最後は旧山城町の北山(487m)。三上山の北東にある。和束町白栖から府道を井手町方面に走り、途中で茶畑用の舗装農道に入る。突き当りの丁字路に車をおき、25分ほど歩くと北山の山頂に到着した。山頂は木津川市だが、登山道は和束町との境界を歩く。和束町側は松茸山で、入山禁止のビニールテープが張られていた。山頂の北にあるP490のピークに看板があったが、P487の山頂には目印は見当たらなかった。7Mhzのアンテナを張り、鹿児島県喜界島のJE6KTB局他と交信した。

北山のルートマップ

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山頂約200m手前のP490に標識があった

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こちらはP487の北山山頂

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有馬三山と愛宕山

2012-12-09 | 山と無線

2012年12月8日(土)

ルートマップはここをクリック

 神戸電鉄の有馬温泉駅を起点に、落葉山、灰形山、湯槽谷山の有馬三山を縦走、湯槽谷経由で下山し愛宕山でも山ランをやる予定で出かけた。寒波が到来して風も非常に強く、気温よりも体感温度の低い一日だった。

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電車を降りて温泉街を歩く

 阪急バスのターミナル向側に有馬三山の登山口がある。石畳やコンクリートで舗装された参道を25分も登ると妙見宮の建つ落葉山山頂(533m)だ。試しに430MhzでCQを出すと、神戸市内をモービル移動中のJH4KNP局から応答があった。

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有馬三山登山口

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妙見宮からの展望

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山頂に建つ妙見宮

 落葉山の三角点を右に見て縦走路を南にいったん下り、灰形山への登りにかかる。縦走路は指導標も多く、迷うことなく歩くことが出来る。落葉山から23分で灰形山山頂(619m)に到着。京都府八幡市の鳩ヶ峰から出ていたメンバーのJM3GVH局を呼んでここも終了。

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落葉山の下りから湯槽谷山(左)と灰形山(右)

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灰形山山頂

 灰方山から少し下り、湯槽谷山へは250mほど登る。ここも階段の多い道で結構疲れる。灰形山から35分で湯槽谷山山頂(801m)に到着。京都市山科区からCQを出していたJG3REX局を呼んで三座目も終了。寒いので長居出来ず、簡単に昼食を済ませて下山にかかる。

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湯槽谷山山頂のプレート

 下山に使ったのは湯槽谷を下るルート。湯槽谷峠の標識では「難路」と記されているが、問題はない。

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湯槽谷峠、左の谷を下る

 湯槽谷山から1時間でロープウエイ駅の横を通過。強風でロープウエイは休業していた。かんぽの宿の手前に愛宕山公園への案内があった。愛宕山山頂(461m)には東屋やベンチがあり、展望も良い。7Mhzで三重県尾鷲市のJH2LSF局と交信して、本日予定の四座を終了した。

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愛宕山への案内

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愛宕山山頂

 

本日の断面図

Photo 

 

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大阪の低山移動と山ラン忘年会

2012-12-03 | 山と無線

2012年12月2日(日)

 第19回関西山ランアイボールミーティング(忘年会)が道頓堀で開催されるのに合わせて、大阪市の低山で残っていた二座で移動運用を行った。

 最初は御勝山(14m)。生野区役所の斜向いにあり、古墳時代中期(5世紀前半)の古墳の一部だそうだ。周囲はフェンスで囲まれており、入ってはいけないとの管理者の意思が感じられる。フェンスの一部が破れ人が入った形跡はあるが、山ラン活動が批判されても困るので立ち入りは思い止まった。南側の歩道橋からCQを出し、昨日生駒山での交信時に移動予定を報告していたJA3WPN局と交信して一座目を終了。

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南側の公園から道路越しに御勝山

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御勝山古墳の解説

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御勝山から帝塚山へはJR環状線と阪堺電車を乗り継いでいった(始めて乗った阪堺電車)

 次に向ったのは住吉区の帝塚山(20m)。ここも古墳である。入口は南京錠で締め切られており、周囲を一周するが立ち入れる様子はない。しかたなく入口の前で大東市飯盛山移動のJR3OWV局を呼んで山ランを終える。

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帝塚山、ここも中には入れない

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帝塚山の解説

 これで天保山に始まった大阪市内の低山はすべて山ランを終了することが出来た。後は本日のメイン企画である忘年会に向うのみだ。京都人にはなかなか馴染めない大阪の繁華街を、難波から道頓堀に向った。

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おなじみの人形

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こちらもおなじみの看板

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忘年会はここで

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大原山から生駒山へ

2012-12-02 | 山と無線

2012年12月1日(土)

 東大阪市の枚岡神社から府民の森へ登り、大原山から奈良県との府県境を生駒山へ歩く計画で出かけた。今日から12月だが、寒波の到来で平年より大分寒い師走の入りとなった。

 近鉄電車を枚岡駅で下車。駅前の枚岡神社は、参拝客とハイカーで賑わっている。「健康は歩くだけでなくお参りも」との趣旨の看板を横目に、神津嶽ハイキングコースを使って大原山に向う。広い遊歩道で途中分岐も多いが、「なるかわ園地」や「ぼくらの広場」の指導標を頼りに進む。枚岡神社から約1時間で大原山山頂(522m)に到着。山頂はぼくらの広場の東側だが特に山頂の表示もなく、山ランプレートだけが大原山山頂であることを示していた。御所市大日岳移動のJH3JFF局や固定のJH3ETK局などがQSOしていたので、ブレイクを入れて一座目を終える。

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ハイキング道は鳥居の左から始まる

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案内図や指導標もあるが、初めての者にはちょっと分かりにくい

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登山道の途中にあったなるかわ休憩所

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ぼくらの広場に到着

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大原山山頂の山ランプレート

 大原山での山ランを終え、生駒縦走歩道を通って生駒山に向う。ここは指導標も多く、一本道で迷うことなく歩くことが出来た。まず、暗峠目指して下る。暗峠は大阪と奈良を結ぶ古くからの峠道の一つで、今は国道308号線となっているが、急坂や石畳などで有名な峠だ。かねてから一度行きたいと思っていたが、ようやく今回の山行きで歩くことが出来た。枚岡神社で見かけたハイカーたちが、ちょうどガイドの説明を聞いているところだった。

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暗峠、多くのハイカーが来ていた

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峠の茶屋に架かっていた峠の由来書き

 生駒山へは大原山から45分ほどで到着。山上はテレビ局などのアンテナが林立し遊園地になっているが、遊園地はちょうど12月1日から冬季休園で、入園料を払うことなく開放されていた。(開園中に入園料がいるかどうかは確認していない。)生駒山の三角点(642m)は遊園地の中にあり、タッチすることは出来ない。堺市のJA3WPN局他と交信し、本日予定の二座を終了した。

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山上遊園地は今日から冬季休園だった

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生駒山三角点は電車の線路内にある

 下山路はケーブルカー山上駅の左側にあった。石切駅と宝山寺駅の分岐は京都に近い宝山寺側を選択。ケーブルカー線路の横を通ったりする。このケーブルカーは近鉄の経営だが、日本で最初に敷設されたらしく、途中にいくつも駅があるのは始めて見た。生駒山の中腹にある宝山寺はこれまで聞いたこともなかったが、非常に立派な伽藍が建ち並び、ちょうどこの日は大根炊きで賑わっていた。風情のある門前町の街並みを眺めながら、生駒山頂から1時間足らずで近鉄生駒駅に到着した。

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ケーブル梅屋敷駅からの眺望

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大根炊きで賑わう宝山寺

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宝山寺境内

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