JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

丹波市の明治山

2022-04-27 | 日記
2022年4月23日(土)
 マゴ谷に登った後は南東にある芦谷(679m)に登ることも考えていたが、疲労度や残り時間などいろいろ考えて今日はパス。まあ、毎度のことながら一座目の山頂に着く前にそんな気持ちが半分以上になっているのだが・・😅 
 このまま帰ると早すぎるので途中にある低山の中から明治山(154m)に立ち寄る。明治山は丹波市氷上町にあって、市役所の隣にある甲賀山と並ぶ標高100m余りの超低山だ。甲賀山には快適な遊歩道があるのに比べて、明治山は薮山との情報もあって今まで未踏であった。
 南東にある寺院マークが普門禅寺でここから道があるらしい。寺院の駐車場があったので車をおかせてもらう。お寺の人がおられれば挨拶をしようと思ったがどうも留守のようだ。建物の前を通って右手の傾斜地に進む。そのまま傾斜地の仮設階段を登ると手入れされたタケノコ畑。時節柄とがめられたら嫌だなと思いながら足早に進む。その先は手の入っていない竹林となる。明らかに道間違いとは思ったが引き返す気にもならず先に進むと何とか道に出た。
竹藪を抜けてここに出た、すぐ下が寺院の登山口の模様
 「里山の道」の標識がある道は小笹のブッシュもある道だが踏み跡はよく分かる。すぐに山頂横の分岐に到着。山頂には三角点や説明板のほか防獣ネットなどもあった。説明によれば登山道や標識は2008年に地元の子供会が整備されたようだ。当時は山頂からの眺望もあったようだが今では眺望はまったくない。10MHzのアンテナを張り大東市のJG3NES局と交信した。下山は西の愛宕神社への道を下った。麓でタケノコ掘りをされている方に挨拶をして駐車場所に戻った。普門禅寺まで戻ると登山口の標識があった。登りは本堂の右へ行かずに左が正解のようだ。
山頂横の分岐
山頂の四等三角点、古墳跡のようだ
途中に展望台の標識があったが展望はない
愛宕神社
帰路に見たクライミングではなく山腹工事現場
最後に見た登山口の標識、石段の先から左に行くのが正解らしい
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丹波市のマゴ谷

2022-04-24 | 日記
2022年4月23日(土)
 丹波市青垣町にあるマゴ谷(524m)に登った。この山は地理院地図に名前はなくネットで検索しても登頂記はほぼ見当たらないマイナーな山だ。丹波市周辺には、地図には載っていなくても日本山名事典に掲載されている山ラン有効のピークが多くあるので、まだまだ通いがいがある。
 登山口は青垣町大名草(おなざ)にある鹿野馬神社。地図を見ていてこの神社の上から山頂まで尾根筋を歩いてみようと計画した。神社前の加古川右岸には広い駐車場や近畿自然歩道のトイレがあった。駐車場の横でゲートボールをしている地元の方に挨拶してから赤いゲートを開けて橋を渡る。
駐車場、愛菜館おなざの向こうに大箕山が見える
ゲートを開けて神社へ
 鹿野馬神社へは苔むした階段を登っていく。神社の本殿裏に小さな社が二つあり、左側の社横から山の斜面に取り付く。そこそこの急登だが植林地の中を適当に尾根を目指して登る。尾根に付くと薄い踏み跡もあり、何より下草や薮がほとんどないのでとても歩きやすかった。途中の眺望は全くないが、それも日陰と思えばこれからの季節にはよいルートだ。
鹿野馬神社の階段を登る

鹿野馬神社本殿
マムシグサの咲く斜面を登る
神社裏の尾根に乗る
歩きやすい尾根筋
一部にマツタケ山があった(9月から11月まで入山禁止)
新緑の樹間に北側の尾根がのぞく
 山頂は広い疎林の中で周囲は樹木に囲まれている。三角点は地面に埋まっていて頭だけが出ていた。430や144MHzでCQを出すが応答なし。スマホを見ると電波が来ていたので、ネットでアマチュア無線局の運用状況がリアルで分かるJ-クラスタを見る。9割方が7MHzの運用となっていたので、こちらも7MHzのアンテナを張る。CWで茨城県つくば市移動のJH3GBD局を呼び交信成立。今日はフェージングの谷が深く最後は終了のやりとりが出来ないままの交信となった。
山頂は広いがプレートの類いは発見できなかった
7MHz・CWを運用
 下山は同じルートを下ったがP390から東の尾根を使ったり、神社に降りずにそのまま尾根を南に進むのもよさそうに思った。
大きくはないが桧の樹皮がめくれていた、熊かな
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尾張富士

2022-04-21 | 日記
2022年4月10日(日)
 だいぶ報告を引っ張ってしまったが、今回の静岡・愛知移動の最後は犬山市の尾張富士(275m)に登る。明治村の西にある低山で登山ルートは幾つかあるようだが、今回は山の西麓にある尾張富士大宮浅間神社から山頂の奥宮への参道を登ることにした。
 神社には参拝者用の広い無料駐車場があるのでここに車をおく。本殿の前を通って奥宮への参道に入る。この神社(山)は毎年8月に行われる石上げ祭が売りのようで、参道には数多くの献石の碑が立ち並び綺麗な色に塗られた栗石がおかれていた。
参拝者駐車場、本殿の近くにも駐車場があった
天下の奇祭、石上げ祭の看板

神社の本殿前を通過
参道を登っていく
途中から犬山市街方向がちょっと見えた
山頂直下はこんな道
 山頂には奥宮の建物があるが眺望はよくない。かろうじて東側の入鹿池がわずかに見える程度だった。西尾市の八ツ面山から出ていたJS2FEZ局と430MHz・FMで交信して同じ道を下った。
山頂の奥宮
カラフルな石が置かれていた

山頂から東側にわずかな眺望
 二日間の山ラン移動の結果は、新山9座と10の市郡から初めての無線運用を行うことが出来て満足のいくものとなった。
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弥勒山と道樹山

2022-04-19 | 日記
2022年4月10日(日)
 三国山で山ランを一座追加した後は弥勒山と道樹山に向かう。この山は二つとも愛知と岐阜の県境にあり山頂を繋ぐ縦走路は東海自然歩道となっている。春日井市の都市緑化植物園から周回ルートを登る予定だ。植物園に着くと広い駐車場はほぼ満車状態で非常に賑わっている。何とか空きスペースを見付けて車を駐めることが出来た。
 先ずは弥勒山に登る。初めは林道を進み途中から山道に入る。YAMAPで見てもルートはいろいろあるようだが、標識で弥勒山山頂方向を確認しながら登っていく。植物園も人がいっぱい出ていたが登山コースも出会う人が多い。県境尾根に乗り弥勒山(437m)までやや急な道を登って行く。山頂には展望台もありランチを食べたりして寛ぐ登山者が多かった。山頂の隅っこで無線機を出し、430MHz・FMで名古屋駅近くから出ていたJK2EZPと交信した。
登山口の標識
広い林道を歩く
ここから山道へ
県境の尾根に乗った
弥勒山への道
弥勒山山頂
山頂横に展望台
山頂からの眺望


 ここから県境尾根を鞍部まで戻り縦走路を南の道樹山に向けて歩く。出会う人は幾分少なくなるが自然歩道の道は快適に歩ける。中間点のP425は大谷山と名前が付いているが山ランには無効なので素通りする。道樹山山頂(429m)には神社があるが樹木に囲まれて展望はない。額田郡移動のJS2SEB局と交信しここも山ランを達成。
大谷山山頂
道樹山山頂

 下山は細野町への道を下る。民家や畑の中の長閑な道を通り駐車場所へ戻った。

下山路にあったお地蔵さん
畑の中の道を歩かせてもらう
植物園の溜め池
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三国山

2022-04-17 | 日記
2022年4月10日
 三国山という名前の山は日本中に数多くあり、大抵は旧国でいう3つの国の境界にある山がそう名付けられているようだ。今回の三国山(701m)は尾張・三河・美濃の三国の境界にあり、今では愛知県瀬戸市と豊田市、岐阜県土岐市の境界となっている。山頂にはキャンプ場や電波塔群があり車でアプローチできる。
駐車場に車をおく、ここにも無線運用する局がいたが後で挨拶しようと思ったが下山時には撤退されていた
隣の駐車場、奥がキャンプ場かな
 先ほど登っていた猿投山で無線をしたとき、三国山からCQを出している無線局が聞こえた。本日の二座目として予定していたのでそのときは声を掛けず現地に向かった。山頂直下の駐車場に車をおいて山頂までちょっとだけ歩く。山頂には展望台がありその上から無線運用するJN2TZB局の声が聞こえる。挨拶する前に展望台の下から無線で応答する。TZB局にも無線機を通さない生の声が聞こえたようでその後は展望台でのアイボールとなった。お互いに過去何度か交信していることは覚えていたが、帰ってから調べると10度目の交信であった。
車止めを越えて山頂までちょっと歩く
道端には祠などもある
山頂展望台

展望台からの眺望



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猿投山

2022-04-16 | 日記
2022年4月10日(日)
 移動二日目は猿投山(629m)から始める。この山は愛知県でも人気の山のようで、YAMAPでも多くの登山記録がアップされている。登山ルートもいくつもあるようだが、最短と思われる西側からのルートを選んで登山口の瀬戸市東山路町に向かう。舗装路終点辺りに車を置けないかと考えていたが、現地に行くと地道の林道を先に入って行く車があったので付いていく。少し先に県有林のゲートがあるが、手前に駐車スペースがあって既に何台か車も駐まっていた。
ここに駐車
ゲートの右側から入ります
 ここから登山スタート。ゲート脇を抜けて地道の林道を歩く。県有林にはいろいろと散策のコースがあるようで標識が出ている。山に登らなくても楽しめそうだ。

正面の階段から登りが始まる
 東海自然歩道に合流しここから本格的な登りとなる。赤猿峠で雲興寺からの道が合流しここから道は瀬戸市と豊田市の境界を通る。山頂一帯にはベンチやテーブルなどがあって多くの人がいて賑やかだ。何とか写真を撮ってから人の少ない所に避けて無線機を取り出す。名古屋市のJG2DSI局や岐阜市のJH2BBK局と交信し来たルートを戻った。
赤猿峠

途中から瀬戸市側の眺望
山頂にはベンチやテーブルがいっぱい
猿投山山頂、北方向の眺望がよい
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高天神山

2022-04-15 | 日記
2022年4月9日(土)
 移動初日の最後は掛川市の高天神山(132m)。先ほど登った小笠山の南にある。室町時代から戦国時代にかけて高天神城があり、駿河の今川氏や甲斐の武田氏、そして徳川氏などによる戦いが繰り広げられたようだ。今では城跡一帯が県立自然公園の一部となっており北側には広い駐車場が何カ所も設けられていた。整備された登城路を入っていくと史跡散策の人もそこそこいてそれなりに人気のようだ。
広い駐車場が何カ所もある
高天神城想像図、このほかにも案内が多い
遊歩道は整備が行き届いている
石段は現代風
 山頂は本丸跡の辺りで小さな祠がある。展望は余りよくなく樹間に北方向がわずかに望める程度だった。430MHz・FMで焼津市のJS2HCM局と交信し2エリア移動初日の4座での山ランを予定どおり終えた。明日は愛知県の山を回る計画のため110km以上を移動して予約した豊田市のホテルに向かった。
高天神城本丸跡
山頂の祠
山頂からの眺望はこの程度

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うなぎを食べて小笠山

2022-04-13 | 日記
2022年4月9日(土)
 八高山を下山後次の予定は掛川市南部にある小笠山。先ほど交信したBWP局から、掛川駅前にも美味しいうなぎ屋さんがあるのでぜひ味わってとお勧めされた。ちょうどお昼時になるので久しぶりにうなぎでも食べようと掛川駅方向に向かい駅近くに看板が出ていた店に立ち寄る。すぐ近くには行列の出来ている店もあったが、余り時間は使いたくないので空いていたここで昼食。
うな重でランチ
 小笠山(265m)は掛川駅の南で袋井市との境界にある。東側に小笠神社がありここから登るのが主流のようだが、いつものとおり少しでも時間を短縮しようと南西の県道から両市の境界を歩くことにした。目指した県道登山口には十分な駐車スペースもあった。登山口からほとんど高低差のない道を歩いて小笠山に向かう。途中で県道から取り付く最短ルートもあった。山頂では先客がお昼を食べていたので軽く挨拶をして少し先に進み、樹間に展望のある所で無線機を取り出す。静岡市移動のJN2SID局と交信してここも山ランを達成することが出来た。戻りは途中で見た県道への最短ルートに下り、県道を歩いて駐車場所へ戻った。
県道登山口の駐車スペース
登山口
すぐに電源開発の無線中継所
ミツバツツジも咲いている
小笠神社の神域には入らない
小笠山山頂
山頂の先から少しの眺望
最短コースで県道に下山
県道を歩いて駐車場所に戻る
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八高山

2022-04-12 | 日記
2022年4月9日(土)
 八高山(832m)山頂は掛川市と島田市の境界にある。登山のルートは多いようだが最も短時間で登れそうなルートとして、北西のカザンタオから両市の境界を歩くルートを選択した。カザンタオへは掛川市黒俣から舗装林道を進む。黒俣は八高山登山の起点にもなるようで、車で通過するときに登山者用の駐車場や案内板、登山口を表す標識などが目に付いた。
黒俣で見た八高山登山コースの案内
 カザンタオへの林道は舗装はされているものの中間辺りから先は落石や崩土などが気になる道だった。カザンタオに着くと広いスペースに他に車はない。尾根筋に踏み跡を見付け取り付くが、すぐに予定したルートではないことに気付いてスタート地点へ引き返す(後で分かったがそのまま尾根筋を行ってもよかったようだ)。YAMAPのルートを見ながら林道を少し入り山腹の巻き道に取り付く。小さな目印はあったが注意しないと見落とすような取り付きだ。最初のピークを巻きながら進む道は脆い山腹に付けられた細い道で余り歩きやすいとは言えない。P714を小さく巻いた後は尾根筋の道となり歩きやすかった。
カザンタオの案内板
ロープを跨いで地道の林道へ
林道脇の取り付き
初めは桧の植林地を進む
 途中には「女子天狗」とか「天狗の桟敷」などと名前が付いたところがあるがまったく意味不明だった。山頂からは南北方向に展望があるが東側は木が茂っていて富士山は見えなかった。北側に雪を被った南アルプス(聖岳かな)は見ることが出来た。430MHz・FMでCQを出すと静岡市移動のJQ3BWP局や富士市のJR2WEE局から応答があり交信を済ます。
国有林の境界見出と標識
山頂手前から南アルプス方向
八高山山頂と一等三角点
北側に少しの眺望
こちらは南側
 下山は基本的に同じ道を下ったが、途中で奥山北のピークに立ち寄ってから駐車場所に戻った。下山時にも駐まっている車は私だけだった。
奥山北の三角点
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静岡の本宮山

2022-04-09 | 日記
2022年4月9日(土)
 静岡移動の一座目は磐田市と周智郡森町の境界にある本宮山(511m)へ登る。森町薄場から茶園の中の舗装林道を上がって行く。事前の調査では林道本宮山線の終点辺りに車を置く予定だったが、現地は舗装路がさらに伸びているようで磐田市の境界まで行くと舗装が終わった。初めてのところはいつもそうだが、その先へ進んで身動き取れなくなっても困るので、少し引き返して路肩の広くなったところに車を置いた。
林道路肩に駐車して林道を歩く
 そこから舗装林道を緩やかに登って行く。磐田市に入って舗装が終わったがさらに進むとまた舗装路となった。地道の路面状態も良く、結果的には本宮山林道起点から1kmの登山口まで車で行ける。登山口の前には広い駐車スペースもあった。
林道から森町側の眺望
磐田市との境界でいったん舗装が終わった
本宮山林道起点(上方)から1kmに登山口
 登山口には参拝者のためか杖も置かれていて親切だ。登山道は市町界に付けられている。西側が林道工事のために削られているので眺望が良い。山頂のちょっと下に石の鳥居と建物があり、その横から山頂の奥宮に登って行く。本宮山山頂は広く奥宮が祭られている。まだ早朝だったが430Mhz・FMでのCQに浜松市のJJ2AOA局他から応答いただいた。
ここからは山道となる
南西に浜松市方向の眺望がよい
石鳥居
本宮山山頂
山頂のプレート
 下山は同じ道を戻った。林道が予想以上に延長されていて山頂近くまで車で上れたため予定よりだいぶ早く本宮山での山ランを終了することができた。
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