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山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

イタリ山から石金山を縦走

2019-02-25 | 山と無線

2019年2月24日(日)

YAMAPにリンク

 兵庫県丹波市と西脇市の境界にあるイタリ山から石金山縦走を計画する。標高はイタリ山が274mで石金山は508m。低山だがアップダウンが多くあって歩きごたえがあり、ネット検索では石金山の展望も楽しめそうだ。登山口に選んだのは国道175号の井原橋南詰め。現地に着くと国道から登山口への入り口は封鎖されている。道路の反対側にある簡易パーキングに車をおいて道路を渡る。仁王像の横には立派な登山口の看板が立っているが、通行止めの封鎖は人が通ることも許さない様子だ。なぜ通行止めなのか?、山にも登れないのか?表示もなくわからない。とりあえずバリケードをまたいで中に入る。山の斜面には何か工事中のようだ。その先でまた通行止めのバリケード、ここもまたいで先に進み登山口を入る。

簡易パーキングの観光マップ、丹波市は恐竜を売りにしている

国道沿いの登山口看板と仁王像、人も通ってはいけないかのようなバリケード

イタリ山の説明

二つ目のバリケードをまたいだ先に登山口の標識があった

 登山道は小型重機で切り開いたような道が続く。分岐には標識もあり迷うことなく登っていく。山頂手前で石金山への縦走路取り付きを確認。そのままイタリ山山頂に向かう。山頂には携帯とNHKの中継施設があった。430Mhz・FMを聞くと徳島県佐那河内村移動のJK1EIQ局が強力に入感しており交信する。

山頂のNHK中継施設

山頂からわずかな眺望

 イタリ山での山ランを終了し先ほどの縦走路取り付きまで戻る。縦走路は最初こそちょっと細くはっきりしないが、少し先に進むとはっきりした尾根道が現れた。アップダウンが多く途中に携帯のアンテナが二か所あった。その先には高圧線の鉄塔があり、さらに行くと天狗岩と名付けられた岩場もあった。

縦走路取り付きの案内

市境界の杭

こんな歩きやすい道もある

最初のアンテナ

二つ目のアンテナとの間は展望コーストなっている

二つ目のドコモアンテナ

その先は鉄製の簡易階段やプラ階段の道が続く

黒田庄田高への分岐にあった地蔵

高圧線鉄塔からの眺望

天狗岩と眺望(右は歩いてきた尾根筋)

 天狗岩の辺りでランチを食べていると犬の鳴き声が聞こえた。そういえば来る途中にハンターらしきグループを見かけたと思いちょっといやな感じがする。ランチを終えて石金山に向かうと登山道で若いハンターと出会った。昔は狩猟期間も2月15日までだったが今は1ヶ月延びたらしい。獣害が問題となって狩猟期間も延びたようだ。山頂付近にもう一人仲間がいるので連絡しておくと親切に対応してもらった。ようやく着いた石金山山頂は360度の大展望が広がっていた。ベンチに腰を下ろし三木市移動のJI3RVF局と交信した。

石金山山頂と西方向の眺望

こちらは北方向

続いて東に山南町方面

最後は南の西脇市黒田庄方向

 石金山で十分に眺望を楽しんでから来た道を下山する。途中に小新屋への下山路があるのでこちらへ進む。やや急な道を一気に下り小新屋観音を見て後は車道を延々と歩き登山口に戻った。

小新屋への分岐

小新屋観音

帰路の橋の上からイタリ山から高圧線鉄塔辺りの縦走路を眺める

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奈良市の貝ヶ平山

2019-02-03 | 山と無線

2019年2月2日(土)

YAMAPにリンク

 正月に徳島の山に行って以来となる1ヶ月ぶりの山行きを計画し、奈良市都祁の貝ヶ平山に向かう。京都を出るときは全く雪の心配をしていなかったが、名阪国道に乗り東の方の山を見ると雪化粧していた。登山口となる都祁吐山まで来たときは道路にも雪が残っており、集落の先で倒木が林道をふさいでいた。仕方がないので集落の手前まで戻って路肩が広くなったところに車を置く。

水道施設から先は足跡なし

 当初の予定では、貝ヶ平山だけでなくすぐ近くにある真平山と香酔山にも登る計画だった。しかし真平山への取り付きが雪でよくわからず、あきらめて貝ヶ平山に向かうことにした。貝ヶ平山への取り付きは林道脇に標識があり、その先の道もテープもあって比較的わかりやすかった。

貝ヶ平山への取り付き

山頂近くの道

 貝ヶ平山(822m)は、奈良市と桜井市・宇陀市の境界にあり今では奈良市の最高峰らしい。2013年に奈良と天理の境界にある国見山に登ったときにこの山が奈良市最高峰と思っていたが、旧都祁が奈良市に合併してからはこちらが最高峰になったようだ。430Mhzで堺市のJA3WPN局と交信し次の香酔山に向かおうかどうか迷いながらとりあえず先に進む。

貝ヶ平山山頂

展望はほとんどない

 下りは香酔山との鞍部に下りる予定でよく方向を確認せずに先に見える道を行く。その先はロープが張られたやや急斜面が続く。雪がなければなんということのない傾斜だが、注意しないと滑るので慎重に下る。ここで今日初めての登山者とすれ違った。そのまま下って立派な分岐標識に出た。鳥見山への表示がある。ん?と思ってYAMAPを見るとそもそも山頂から予定していたルートではない道を下っていた。このまま先に進むと登山口に帰れない。少し戻って香酔山鞍部へのルートを探す。これも雪でよくわからないが獣道程度にしか見えない道を探し何とか鞍部まで行くことができた。この時点で香酔山まで登る気力がなくなっていた。谷沿いの道があるのかないのかわからないような所を下り、何とか林道の先端に着いた。

この標識まで来て間違いに気がついた 

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