JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

仙丈ヶ岳

2014-07-30 | 山と無線

2014年7月28日(月)

 今日は仙丈ヶ岳に登る。こもれび山荘の朝食は弁当で、予約しておいた翌日の昼弁当と一緒に前日の夜に渡された。朝四時から味噌汁が提供され、朝食の弁当を食べて出かけることになる。団体さんの朝食が済んだ後にゆっくりと朝食を済ませ、こもれび山荘を出たのが4時45分であった。登山道はこもれび山荘の前から始まる。ちなみに、大平山荘から登る藪沢新道は雪渓が不安定とかで通行止めになっているようだった。

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北沢峠、こもれび山荘前の登山口

 北沢峠の標高が2030mで仙丈ヶ岳(3033m)までちょうど1,000mの標高差がある。峠から100m登ることに一合目、二合目と標識が設置されていた。峠から1時間30分で五合目となる藪沢大滝ノ頭(2520m)に到着。ここも山ラン有効ポイントになっている。今日は月曜なのでHFがよかろうとアンテナを設置しようとするが、ポールを固定する紐を忘れてきたことに気が付く。ザックを探すが代わりになりそうなものがなく、あきらめて430Mhzで粘ることにした。すると早朝から地元伊那市のJH0JIU局に応答していただく。

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藪沢大滝ノ頭、馬ノ背への道が分かれる

 藪沢大滝ノ頭を過ぎてしばらくすると、森林限界となり急に視界が広がる。1時間で小仙丈ヶ岳(2864m)に到着。松本市移動のJH0HTA局他と交信できた。

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六合目から甲斐駒ヶ岳、昨日歩いたルートが確認できる

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小仙丈ヶ岳山頂

 小仙丈ヶ岳からさらに1時間4分で仙丈ヶ岳(3033m)山頂に着いた。素晴らしい展望を楽しみ、430MhzでCQを出す。美ヶ原移動のJO3GQB局や奈良県天川村小普賢岳の山ランメンバJH3JFF局と交信することができた。

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小仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳に向かう

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仙丈ヶ岳山頂

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仙丈ヶ岳から仙丈小屋と奥に鋸岳

 この時点で時間は9時20分。北沢峠からのバスは16時が最終なので時間はたっぷりとある。仙丈ヶ岳の南にある大仙丈ヶ岳(2975m)まで足を延ばすことにした。大仙丈ヶ岳に向かう登山者は多くないが、稜線上の道ははっきりしており30分で山頂に立つことができた。諏訪市移動のJA1PUI局と交信し四座での山ランを何とか達成することができた。

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仙丈ヶ岳から大仙丈ヶ岳への稜線

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大仙丈ヶ岳山頂

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大仙丈ヶ岳山頂から北岳と間ノ岳

 下山は往路をそのまま戻る。35分で仙丈ヶ岳、57分で小仙丈ヶ岳、さらに43分で藪沢大滝ノ頭まで戻る。ここで休憩しながら、急げば14時までに下山できそうだと思い、やや足を速めながら下山する。最後はやや走るように下山を急ぐ。北沢峠に着いたのは13時50分だった。ところが14時のバスはないことが分かる。次のダイヤは15時だが客が集まれば臨時バスが出るようで、14時15分発のバスに乗ることができた。仙流荘でゆっくりと風呂に入り、京都に向かった。

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甲斐駒ヶ岳

2014-07-29 | 山と無線

2014年7月27日(日)

 前夜京都を出て伊那市の仙流荘にて車中泊。暗くてよくはわからないが、350台は駐車できるという無料駐車場は7、8割は埋まっている様子だった。

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翌朝の仙流荘バス停

 翌朝は4時頃に自然と目が覚める。北沢峠行きのバスは時刻表では6時5分が始発だが、場合によってはそれより早く臨時便が出るとの情報があった。明るくなりだした4時半頃にバス停に向かうと3番目であった。そのうちにだんだんと乗客が集まり出し、バスのスタッフもやって来た。5時35分の臨時始発便に乗車、北沢峠に6時20分に到着した。今夜宿泊する北沢峠こもれび山荘にて宿泊の手続きを済ませていよいよ登山開始。登りは双児山の直登ルートを使う。

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登山者で賑わう北沢峠

 登山口は北沢峠のバス停のすぐ前。ここから気持ちの良い樹林帯を登って高度を稼いでいく。峠から1時間42分かかって最初のピーク双児山(2649m)に到着。430Mhzで茨城県竜ケ崎市のJG1IJPと交信できた。

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双児山への登り

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途中から仙丈ヶ岳の展望

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双児山山頂

 次のピーク駒津峰へはいったん70m程下って登り返す。途中で森林限界を超え展望が広がる。双児山から45分で駒津峰(2752m)に到着。仙水峠からの道が合流する駒津峰は急に登山者が多くなる。日曜だというのにアマチュア無線のVU帯は静かだ。144Mhzで韮崎市のJF1NGPと交信しここも終了。

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甲斐駒ヶ岳が見えてきた

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鋸岳

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駒津峰山頂

 甲斐駒ヶ岳へは六方石の岩場を過ぎ、花崗岩の風化した砂礫の道を登っていく。相変わらず体が重く、ピッチは上がらない。喘ぎ喘ぎ歩を進め、駒津峰から1時間13分かかってやっとのことで甲斐駒ヶ岳(2967m)に着いた。北安曇郡のJF0WQV局と交信。WQV局には、昨年と一昨年にも長野移動で交信いただいている。

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甲斐駒ヶ岳と摩利支天

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鳳凰三山と富士山

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甲斐駒ヶ岳への砂礫の道

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甲斐駒ヶ岳山頂

 甲斐駒ヶ岳での山ランを終了し下山にかかる。途中で摩利支天に寄っていく。分岐から10分で摩利支天(2820m)山頂に到着。こちらまでやってくる登山者は多くない。430Mhzで南佐久郡移動のJG1BXQ局と交信し本日予定の四座を終える。

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摩利支天山頂

 摩利支天から下山する頃小雨が降りだす。そのうち雨具が必要なくらいの降りとなり、ガスで視界も悪くなった。駒津峰からは仙水峠への道を下る。峠までは急なくだりが続くが、峠からはなだらかな道となる。何よりアップダウンがないのがうれしい。途中で雨も上がった。山荘から指定された16時前には到着し、一人ビールで初日の山ランを終えた。

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仙水峠

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岩のゴロゴロした道を下る

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陣取山

2014-07-21 | 山と無線

2014年7月21日(月)

 歩いたルート

 海の日の21日、近畿地方も梅雨明けが発表されていよいよ夏本番となった。福知山市大江町の陣取山(259m)に登る。ネット検索で「金重から巡視路を使うと楽」との情報があり、巡視路取付きを探して府道をゆっくりと走る。すぐには見つけられず、大分行き過ぎてから戻り車を降りて取付けそうな斜面を眺めるがこれと言ったところがない。ほかのルートを探そうかとあきらめかけた時、小屋の横に巡視路の標識を見つける。防獣の電気柵も外して入れるようになっていたのでここから山に入る。

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府道に面した小屋の横から巡視路が始まる

 谷筋の道をしばらく進むと、火の用心標識が右手の斜面に登るように示している。その先は一部プラ階段の道が尾根筋に付いていた。第一鉄塔で大江山や鬼ヶ城の展望があり、その先も歩きやすい巡視路が続く。P202の南には第二鉄塔があり、鬼ヶ城や烏ヶ岳の山頂が望める。

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プラ階段の巡視路

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第二鉄塔から鬼ヶ城を眺める

 P202からは巡視路を離れて北に向きを変える。その先の尾根筋も踏み跡があり、一部倒木があるものの藪もなく歩きやすい尾根だ。登り始めから47分で陣取山山頂に着いた。三角点があるが、展望はなくプレートの類も見付けることができなかった。18MhzでしばらくCQを出ているとJI7RRS局から応答があり何とか山ランを終了。下山は同じルートを30分で戻った。

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P202からは巡視路を離れる

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陣取山山頂

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中津灰山

2014-07-05 | 山と無線

2014年7月1日(火)

 歩いたルート

 綾部市と船井郡京丹波町の境界にある中津灰山に登る。地形図に名前はないが、近くを近畿自然歩道が通っていることもあって比較的登りやすい山である。

 綾部市古屋の府道に近畿自然歩道の標識がありここが登山口。付近に駐車スペースもある。登山口から草壁川まで一旦下る。細い川には橋が架かっている。そこから少しだけ支流の谷を歩くと標識とベンチがあり、その先は左手の尾根筋に登るために斜面につけられた道を登って行く。

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府道沿いのこの標識から登山開始

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川を渡る橋

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谷筋から尾根に乗る道

 尾根筋の道は傾斜のあるところはずっと階段が付けられている。階段は歩幅が合わないと歩きにくいものだがやむを得ない。現在公開されている地理院地図では、この登山道に黄色い色が付いている。府道51号の未開通区間のようだ。

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延々と続く尾根筋の階段

 最も登りきったところには「府道2.2km←→市町境0.2km」の標識とベンチがある。ここから自然歩道を離れて東側の広い尾根筋を登って行くと中津灰山の山頂(746m)に到着した。暑さと新しい登山靴のせいで休みやすみ登ったため時間がかかったが、登山口から1時間40分で山頂に立つことができた。

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中津灰山への尾根を越えて市町境界まで来てみる

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引き返して中津灰山への尾根を登る

 山頂からの展望はない。そう言えばこのコースは全くと言っていいほど展望の利くところはなかった。しかし、木陰の道は夏場にはちょうどよい。7Mhzで静岡県富士市のJR2TZJ局他と交信し、同じコースを1時間10分で下山した。

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中津灰山山頂

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山頂のプレート 

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綾部市の蓮ヶ峯

2014-07-02 | 山と無線

2014年7月1日(火)

 歩いたルート

 今日から7月、早いもので今年も後半に入った。前日の天気予報で好天の予報が出ていたので綾部までやって来た。

 一座目に登った蓮ヶ峯(544m)は「はちがみね」と読むようだ。ネットの登頂記で得た情報を元に、南西の施福寺から登ることにした。府道481号の施福寺から少し峠側に林道取付きがある。向いの路肩に車を置いて林道を登り始める。

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府道から地道の林道に入る

 林道を少し進むと関電の巡視路標識がある。入口付近は草が繁っており、「これが巡視路?」といった感じだがその先は古い山道となる。落葉が深く積もった山道は少し歩き辛い。右手に最初の鉄塔を見てさらに登ると、尾根手前の樹木が切り払われた所に出て尾根筋の鉄塔に登る。このコースで唯一展望が利くところで、南と北方向それぞれの展望がある。

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林道横の巡視路標識

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巡視路となっている古い山道、この辺りは歩きやすい方だ

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尾根筋の鉄塔に出る

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鉄塔手前から南側の展望

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鉄塔横から北方向の展望

 ここから山頂目指して尾根筋を歩く。踏み跡は認められるものの、腰辺りまでの笹や灌木の小枝が藪になっているところが多く、快適な尾根ではなかった。登り始めから82分かかってようやく山頂に到着。山頂は展望はないが藪もなく、日差しの強い夏場には木陰が心地よかった。7Mhzのアンテナを張って千葉県我孫子市のJA1QKW局他と交信。ノイズレベルも高く7Mhzのコンディションは良くないようだった。下山は同じルートを1時間で下った。

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藪っぽい尾根、この先藪は断続的に続く

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尾根筋の十倉財産区境界杭

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蓮ヶ峯山頂

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蓮ヶ峯山頂プレート

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