JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

猿子城山と槇尾山

2018-08-27 | 山と無線

2018年8月26日(日)

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 8月下旬になっても猛暑は衰えることがなく、天気や仕事の都合でなかなか遠出の計画も立てることができない。土曜は一日ごろごろしていたので日曜は思い切って出かけてみようと行き先を探す。日帰りで行けそうな未踏の山をいろいろ地図で探していて、ダイトレの西の端に当たる和泉市の槇尾山と猿子城山他に行ってみようと思い立った。

 土曜に地図や装備を準備したものの日曜も猛暑日の予想。朝車で出発する間際までやっぱり止めようかという気もよぎったが吹っ切って出かけた。阪和道の岸和田和泉ICを下りて登山口の和泉市槇尾山町に向かう。登山口周辺は青少年の家で遊ぶ家族連れや施福寺の参拝者、登山者などの車が結構多かった。

 寺院に近い駐車場は参拝者専用となっていたので、槇尾会館手前の路肩に駐車スペースを見付けて車を置く。そこから施福寺に向けて参道を登っていく。結構朝早いのに既に参拝を済ませた人が多く下山してくる。施福寺は西国三十三所の第4番札所として有名な寺のようだ。結構急な山道をゆっくりと登り本堂前に到着。元気そうな高齢者を横目に時間をかけて休憩する。

槇尾会館の先は登山者の車進入禁止

山門から参道を登っていく

本堂前の石段

施福寺本堂

本堂前からの眺望

 施福寺からは南に伸びるダイトレ道を進み地図に描かれている槙尾山までの道を登ろうと考えていたが、登り口のお堂辺りは封鎖され山頂へは行くなとの標識が多く見られる。しかたなくそのままダイトレをボテ峠まで進み、猿子城山への尾根道を登って行く。途中の道はほぼ木陰の道で展望がない代わりに日差しが遮られて助かるが、気温は高く体力を消耗する。休み休み登ってコースタイムより大幅に時間を使ってようやく本日一座目の猿子城山(700m)に到着した。山頂はベンチもあり干支の山らしく山名プレートも賑やかだった。じっとしていると風は涼しく気持ちが良い。大阪市西成区のJO3GQJ局に声をかけて取り敢えず山ランを達成する。山頂からは大阪湾方面にわずかな眺望があった。

ダイトレの道に入る

予定した道は進入禁止?

ボテ峠

猿子城山山頂

山頂から大阪湾方向

 そのまま西に進み次の分岐を北に折れて槇尾山方向に行く。槇尾山と施福寺方面への分岐近くにはまたまた「槇尾山山頂には登るな」との標識があるが、山頂への道は封鎖されているでもなく特に支障はないように思われた。行けるところまでいってみようと登って行くと何の支障もなく槇尾山(600m)に到着した。香川県綾川町移動のJJ5LWE局と交信できた。ゆっくり休んで南への下山道を歩き始めると男性の登山者と出会う。登山禁止の看板について聞いてみると、この先の岩場でロッククライミングの人が亡くなる事故があり、それから標識が設置されたのではないかとのこと。普通のハイカーにとっては何の問題も無い様だ。紛らわしい注意ではなくハッキリとロッククライミング禁止と書いてほしいと思いながら下山する。

十五丁石地蔵の分岐

静かな槇尾山山頂

山頂から少しで蔵岩(盤座)、本日一番の眺望

西に大阪湾、関空方面

北から東を見ると岩湧山の山頂が目立つ

 下山したのは観光バス専用駐車場の端っこ。当初の予定では展望台があるらしい八ヶ丸山も予定していたが、あと1時間足らずの登山をする気力も無く帰途についた。

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甲武信ヶ岳(二日目)

2018-08-08 | 山と無線

2018年8月5日(日)

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 昨夜の甲武信小屋はそれほど混み合うこともなく何とか寝ることが出来た。翌朝4時過ぎには目が覚め小屋前のテラスから日の出を見ようと起き出す。小屋ではソフトバンクのスマホはつながらず、日の出時間を確認することも出来ない。4時50分を過ぎてようやく日の出となった。

テラスからの日の出

 小屋に戻って朝食を食べ昨日パスした木賊山(2469m)に向かう。ところで最近登山の軌跡をとっているYAMAPだが、事前に地図をダウンロードしてきたがスマホがつながらないのでスタートすることが出来なかった。やむを得ずYAMAPなしで登山を始めた。展望のない木賊山山頂から430Mhz・FMを聞くと今日はフィールドデーコンテストをやっており多くの局が入感している。茨城県移動のJK1JHU局と交信し小屋への道を戻る。

先ず木賊山へ向かう

途中から甲武信ヶ岳

木賊山山頂

甲武信小屋に戻った

 小屋前から昨日下った甲武信ヶ岳への道を登って行く。途中に展望の良いところがあり、光の加減で薄い形の富士山を望むことが出来た。

雲海の先に富士山

 甲武信ヶ岳山頂から今日は十文字峠へ長野県と埼玉県の県境を歩く予定だ。次の山ランポイントは三宝山(2483m)。甲武信ヶ岳より少し標高があり埼玉県の最高峰になるようだ。コンテスト参加のJA1YNX局に声を掛けた。

甲武信ヶ岳山頂

十文字小屋への道を進む

気持ちの良い樹林の道

三宝山山頂

 その先には武信白岩山(2270m)という山ランポイントがある。山頂は尖った岩峰で手前から見ると山頂に標識らしきものが見えたが今は登頂禁止となっている。やむを得ず麓の登山道から埼玉県移動のJR1GSEと交信してここも山ランクリアとした。

ハシゴや鎖もあった

縦走路からの展望

武信白岩山

標識の先には封鎖のロープが見えた

 大山(2226m)山頂は岩がゴロゴロとした感じの所で展望もあったがその分日差しを遮るものがなく長居は出来ない。茨城県猿島郡五霞町移動のJP1LRT局と交信し十文字峠へと急ぐ。下山とはいえ暑くて休み休みの歩きとなる。ようやく着いた小屋でビールを買って一息ついた。十文字峠の下山道分岐を見送って十文字山(2072m)に登る。コンテスト参加のJA7YAA局他と交信し峠まで戻って、毛木平へ下山道を下った。

展望の良い大山山頂

大山からの展望

十文字小屋に着いた

十文字山

毛木平はもうすぐ

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甲武信ヶ岳(初日)

2018-08-07 | 山と無線

2018年8月4日(土)

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 8月最初の山行きは甲武信ヶ岳(2475m)に向かう。前日の夕方自宅を出て北杜市の道の駅「南きよさと」で車中泊。翌朝はゆっくりと起きて二ツ山で時間調整し登山口の毛木平へと向かった。今晩宿泊する甲武信小屋はチェックインが午後2時からとなっているので余り早く着きすぎないように9時に毛木平を出発した。駐車場から少し林道を進み十文字峠への分岐を右に行く。西沢沿いの歩きやすい道を緩やかに登って行く。しかし、日頃のトレーニング不足や暑さのせいか思ったほど足は進まない。コースタイムよりやや時間がかかってナメ滝に到着。

毛木平駐車場は午前9時前でほぼ満車、右はトイレ

しばらくは林道を進む

十文字峠の分岐、先に見える車は小屋関係者

西沢沿いの気持ちの良い道

ナメ滝

 その後もピッチは上がらず休み休みの登りとなる。千曲川・信濃川の水源地で湧き出る水でのどを潤し少し元気も回復する。その先は谷筋を離れた道となりようやく尾根に乗る。この尾根は西の金峰山・国師ヶ岳から甲武信ヶ岳に伸びる尾根で、右に折れて国師ヶ岳方向へ少しでミズシ(水師・2396m)山頂に立ち寄る。430Mhz・FMでCQを出し群馬県玉村町のJL1FDI局と交信できた。

千曲川・信濃川水源地

湧き出る水でのどを潤す

谷筋を離れて尾根を目指す

長野県と山梨県境の尾根に乗る

展望のないミズシ山頂

 来た尾根筋を戻り甲武信ヶ岳に登る。甲武信ヶ岳は日本百名山にしては静かな山頂で、標識裏の日陰に腰を下ろして430Mhzで埼玉県新座市のJH1MZG局と交信することが出来た。この時点で既に午後2時を過ぎ甲武信小屋に入れる時間となっている。予定では小屋まで下りて今日中に木賊山まで行く予定だったが、そんな気力も途中で完全に失せ早めに初日を終えた。

甲武信ヶ岳山頂

山頂からの眺望

甲武信小屋

甲武信小屋前の温度計、午後3時を過ぎても19度

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野辺山高原の二ッ山

2018-08-06 | 山と無線

2018年8月4日(土)

地図はこちら

 長野県南牧村のJR野辺山駅から500mほど東にある標高1366mの山である。が、野辺山駅の標高が1345mなので駐車場所からの高低差は20mもない。甲武信ヶ岳登頂前の時間調整をかねて山ランのポイント稼ぎに寄ってみた。野辺山神社鳥居前の駐車スペースに車を置き神社の横を抜けて数分で山頂。小さなプレートがかかっていた。7Mhz・CWで東京都練馬区のJH1DOM局と交信できた。

 

野辺山駅前の標識

野辺山神社鳥居前に駐車

野辺山神社

二ッ山山頂

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