疲労。

2007-04-26 | 将棋
藤井九段邸で研究会。10代の頃は対局の翌日に研究会でも問題なかったのですが、今日ははっきりと疲労を感じました前日に1日みっちりと将棋を指して充実感たっぷりなのでモチベーションも・・・。案の定、2局とも終盤戦でミスが出てしまいました
この数年で体力が落ちたとは思えないので、昨日がかなり疲れる勝負だったのだと思います。


棋聖戦挑戦者決定戦は5月9日。相手は久保八段です。
棋聖戦サイト将棋Sankei WEBにて中継されることになると思います

コメント欄で質問がありましたが挑戦者決定戦を指すのは竜王戦のそれ(04年9月)以来ですので2年半振りということになります。長かった。。。
せっかくのチャンスなのでなんとしても勝ちたいところです


妻の小言が更新されたようです。
4月18日のエントリーについて。名前は知っているのですが曲をあげろと言われたらあがらない。というレベルです。知らないのと同じか
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棋聖戦決勝トーナメント準決勝対鈴木八段戦。

2007-04-26 | 将棋

鈴木八段とは大和証券杯に続いての対局。振り駒で先手に。

              

大和証券杯では▲2二角成△同銀▲9六歩の佐藤(康)流を採用しましたが、今回は▲5八金右。これに対して鈴木八段は△9四歩。これまた佐藤(康)流。昨年の竜王戦第4局で佐藤二冠が指した手で記憶に新しいところです。

              

△2四歩~△2五歩とされてはいけないので▲2五歩と打つ。交換した歩を打つのは損ですが、持急戦になれば△3二金が使いにくいだろうというのがこちらの主張。以下、穴熊の堅陣が完成するまでは丁寧に相手の手を消す方針で指しました。

              

ここまで組めれば不満なし。「組むまでは慎重に組んでからは大胆に」ということで▲6五歩から攻めに転じました。

              

△8五歩と攻められた局面。▲同歩は△8六歩▲同銀△同角▲同角△6六飛の角と銀二枚の交換で先手不利。▲同飛は△4四金くらいで飛が狭くなってしまいます。△8五歩を手抜くのは怖いのですが深さが行きそうな気がしたので▲6五銀と出ました。

              

ここで▲8六金と桂を取る手が詰めろ逃れの詰めろ。△7九金に▲7二桂成から即詰み。実戦は△9三玉でしたが△同玉だと▲4二飛成△6二桂▲6三銀△7四玉(△同玉は▲6四飛以下)▲7四銀成(参考図)

              

△同桂は▲8二飛、△同玉は▲6四飛で△8四銀を取って後は上から押していけば詰みます。

勝って挑戦者決定戦に進出。挑戦者決定戦は久しぶりですが頑張りたいところです

名人戦第2局は郷田九段が勝って2連勝と好スタート。第3局は5月7・8日(月・火)に三重県鳥羽市で。

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