新四段など。

2009-03-14 | 将棋
明日15日(日)は大和証券杯女流最強戦決勝戦、中井女流六段-上田女流二段戦です。戦型は上田さんの四間飛車穴熊に中井さんの銀冠が高確率で、早指しでは上田さんのほうが勝ち易い戦型のはずなのですが(笑)どうなるでしょう。
決勝戦なので時間がいつもと違います。ご注意下さい。
13時~大和証券杯公式サイトにて。


今日は聖学院中学校・高等学校同窓会主催の永世竜王の祝賀会でした。卒業後も気に掛けて頂けるのは本当に有り難いことだと思っています。数年振りに会う先生、同級生もいて、とても楽しい一時でした。聖学院は宮田五段、僕、金井四段と3人の棋士が出ていて、選択科目に将棋が入ったりすれば面白いのですが


本日、三段リーグの最終戦が行われ、下記の結果になりました。

リーグ表(関西将棋会館HP)

プロ棋士になったのは澤田三段(17)と大石三段(19)。澤田さんは17歳ということで、現役最年少棋士になります。

将棋・新四段に澤田三段と大石三段 89年来の関西独占(朝日新聞)
17歳の現役最年少プロ棋士誕生…沢田真吾三段(読売新聞)


二人とも関西所属で、僕はどちらも会ったことがありません会ったことがない人がプロになるというのは、自分が年を取った証拠です(笑)
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B級1組順位戦12回戦、山崎七段戦。

2009-03-14 | 対局

山崎七段とは過去に通算7局、順位戦では(C2、C1、C1、B2)で4局。それらは全て昇級争いの大きな一局でしたが、今回は6勝5敗対5勝6敗という、過去に比べると盛り上がらない状況での対局となってしまいました。

 

              

 

相掛かりから、じっくりとした展開になって1図。夕食休憩を挟む1時間超の長考で△8八歩▲同金△6五歩の仕掛けを決行。歩損するのでやや無理なのでしょうが、後手陣は飽和状態で代わる手が見えませんでした。

山崎七段とは、いつも僕が玉の堅さに頼った無理攻めをする展開になります。先攻が好きな人と、先攻されるのを苦にしない人が指しているので、そうなるのが普通とも言えますが。

 

               

 

無理攻めは駒損になり、2図は△5四香と打ったところ。銀を取り返しても後手の桂香損なので、先手優勢。例によってこちらは玉の堅さだけが頼りです。

 

2図から▲7三銀打△6一飛▲7七玉ですが、山崎七段は「ちぐはくだった」と後悔していました。この後、優勢だった将棋をおかしくして嫌になったのか、山崎七段本人も呆れてしまう程の乱れ方で、あっという間に勝勢になって勝ち。久しぶりに、堅く囲ってやや無理な攻めをする自分らしい将棋を指すことが出来ました。

 

昇級争いは自力だった高橋九段が勝ってすんなりと決定。次点は8勝4敗の杉本七段、その次が7勝5敗の僕ということになりました。今期は勝ったり負けたりが続いて、どちらかと言えば残留争いになってしまったので、来期は昇級争いに絡めるように頑張ります。

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簡単に。

2009-03-14 | 将棋
大阪より戻りました。勝ってリーグ成績7勝5敗、来期の順位は今期と同じ4位です。
今日は夜に聖学院中学・高等学校同窓会主催の祝賀会があり、すぐに出ないと行けないので、詳しくは帰宅後か明日に書きます。
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