順位戦。

2017-06-14 | 将棋
先日の順位戦、隣の▲羽生-△広瀬戦は羽生三冠の大局観が光った将棋でした。広瀬八段が優勢に見えて、実際は難しかった、というのが感想戦での話。



60手目△46歩と垂らした局面。ここで▲77銀というのは後手を引く、飛車先が通る、という損に対して得が角のラインを消す、しかないので指しにくい手ですが、これで難しいんですね。この手には隣で見ていた自分も意表を突かれましたが、席に戻ってきた広瀬さんも意外そうな表情でした。なんで隣をそんなに見てるんだ、と言われそうですが、それくらい意外だった手なので。
後で広瀬さんや感想戦を見ていた天彦名人と話しましたが、この手以降も後手が自然に指してるのに73手目▲84銀ではもう先手良しなので、後手が良さそうに見えたけど元々難しいか、というところに行き着きます。相手からの攻めが無いことを読んで手を渡すというのは羽生さんらしい、プロが唸る一着でした。

中川さんの登山番組、見ました。山の名前は聞いたことがあったので自分も行ったことがある山かと思いながら見ましたが、景色を見ても思い出せず。そういえば、足元を注意するのに精一杯で山頂以外ではさほど景色は見てないかも。しかし中川さんは花の名前とかまで知ってるんですね。

以下は余談ですが、昼食に天彦流の「うな重 ご飯少なめ」を採用したのは減量中だからですが、終わった後に軽く飲み、となってしまったので効果がなかった。一応書いておくと、うな重の梅、竹、松は全部頼んだことがあります。梅から見て、竹はうなぎの枚数は同じだけど大きさが違う、漬物が2種→4種。松はうなぎが1枚増えます。「ふじもと」のうな重を食べる方はご参考に。
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