今週の注目局。

2017-06-18 | 将棋
藤井四段、27連勝。

次戦からの澤田六段(王将戦・21日)、増田四段(竜王戦・26日)、佐々木勇五段(竜王戦・26日に勝った場合)は強敵続きで試練の3連戦と言えます。これを全部勝つのは上位棋士でも容易ではないでしょう。この3連戦も勝たれたら実力、勝負強さも含めてお手上げ、と感じている人は多いと思います。注目します。

今週の注目局と言えば20日(火)の加藤九段-高野(智)四段戦。加藤先生にとっては負ければ最後となる一局です。このトーナメントを勝ち抜いている間は対局があります。

ニコ生:将棋

Abema:将棋


一昨日は昨年7月に亡くなられた柳瀬尚紀さんを偲ぶ会がありました。柳瀬さんは翻訳家として有名ですが、観戦記も多数、書かれていて棋士との親交も深かったです。自分は19歳で初めて王座戦で出た時にお会いして「20歳になったら競馬を一緒に」と誘って頂き、それ以来、競馬のお話をさせてもらうことが増えました。柳瀬先生はGIの日に配布されるレーシングプログラムで「馬名プロファイル」を執筆されていました。馬名を日本語に訳す、という競馬ファンにはお馴染みのもので1997年から昨年6月の宝塚記念まで続けられたそうです。
展示されていた遺品の中に柳瀬先生がいつも競馬に持参されていた独自の出馬表がありました。これは騎手がその日に何鞍乗っているか、から勝負気配を予想するもので、ルメールをLemaire、デムーロをDemuroと書くのは英文学者の先生らしく、懐かしかったです。
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )