王位戦予選3回戦、佐藤天九段戦。

2019-12-14 | 対局

後手番になり、相掛かり。図の△95歩▲同歩△同香は大胆な手ですが、研究していた仕掛け。どう応じても手にはなるので、後手番ながら主導権を握って十分な序盤戦に。


図では攻め方を間違えてしまい、振り出しに戻ったと思っていました。竜は出来ていますが駒の損得はなく、歩切れと4歩損なので。
図で先手の第一感は▲88銀ですが△76金と打って△66金と歩を取る狙いが受かりません。(▲67銀には△87金がある)
歩切れを解消してしまえば先手の持ち駒の香の価値が下がるので、後手が良くなります。
元のリードが大きく、攻め間違えたものの残っていました。勝って予選決勝に進出。

今日はクリスマスフェスタに出演します。お会いする皆さんは宜しくお願いします。
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