かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

虫えい(虫こぶ)10:マルズイフシ2種

2009年09月02日 | 虫えい(虫こぶ)
○○○マルズイフシと名前の付く虫えい(虫こぶ)が2種類見られました。一つはヨモギの茎に付いたもので、もう一つはヤナギの枝に付いていたものです。

ヨモギに付いた虫えいは「ヨモギクキマルズイフシ」と言って「ヨモギマルフシミバエ」によって作られます。写真のように茎がほぼ球形に肥大し、最初は緑色ですが紫紅色を帯びてきます。中には1尾の幼虫が入っています。



次にヤナギに付いた虫えいは「ヤナギエダマルズイフシ」で「ヤナギマルタマバエ」によって作られます。小枝の中ほどに紡錘形の虫えいで木質感があります。幼虫は1尾で5月ころ産卵され7月頃からコブが目立つようになります。秋までに終齢幼虫になり越冬して4月頃に蛹になるそうです。




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