かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

ぐんまのアユ事情:水産環境(魚の生息環境)を考える

2009年09月26日 | 釣り一般
まだまだアユ釣りに勤しんでいる釣り人が多い中(今日も碓氷川中瀬には数名居ました)、私は早々と竿を仕舞ってアユ釣りはオフシーズンに突入です。そして今はヒメマス~ワカサギに移行中です。

オフシーズンにはゆっくりとアユを中心とした「ぐんまの水産環境(魚の生息環境)」を考えてみようかなと思っています。
一般的に水産環境(魚の生息環境)では、このブログの「アユがたくさん釣れる川づくり」や「利根川の天然アユは取り戻せるか?」で少し触れたように「河川の構造」、「水量や水質」、「生態系」が重要な要素となっています。

一つ目の「河川の構造」では、魚にとって餌場、繁殖する場、避難する場が豊富にあることが重要です。海と川、上流と下流など河川の連続性とともに、瀬や淵・ワンドなどが自然な状態で残されて居ることが大切です。



二つ目の「水量と水質」では、魚の生息に必要な豊富な水量と良好な水質が保たれていることが重要です。ダムや取水堰による水量の変化、冷水現象などの水温変化、濁水現象や水質汚濁などが魚など生き物の生息に大きな影響を与えているのです。



三つ目の生態系では、食物連鎖や共生・競争関係などに基づく生態系の多様性が維持されていることが重要です。現在、アユの冷水病やコイヘルペスウイルス病などの魚病の蔓延、カワウによる食害、外来魚による食害などが問題となっています。



これらの項目と課題について色々な調査や研究結果を参考にしながら何回かに分けて考えていってみたいと思います。


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コメント (2)
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