先日紹介した箕郷ふれあい公園にヨウコウ(陽光・一枚目の写真)とカワヅザクラ(河津桜)が並んで植えられていました。どちらのサクラもカンヒザクラを一方の親にした園芸品種で花がよく似ているのです。
ヨウコウはアマギヨシノとカンヒザクラの掛け合わせ、カワヅザクラはカンヒザクラとオオシマザクラの自然交配種です。アマギヨシノはオオシマとエドヒガンの掛け合わせなので、どちらもカンヒザクラとオオシマザクラの血が流れています。
ちょうど良い機会なので比較写真を撮ってみました。この二種類、一番の違いは咲く時期・・・カワヅザクラ(奥・花が終りかけ)の方が早く咲き、ヨウコウ(手前)はソメイヨシノとほぼ同じ時期に咲きます。
花の色はほぼ同じ濃いピンクで咲き進むと花弁に赤い脈が入るのも同じですが、ヨウコウの方が花弁の切れ込みが深くなっています。そして花柄に毛があるかないかの違いがあります。(下の写真はカワヅザクラ)
ヨウコウの花柄には毛がありますが・・・
カワヅザクラの花柄は無毛です・・・
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