異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

朝鮮学校へのヘイトスピーチ 禁止命じた判決が確定/「毅然とした態度を歓迎」=最高裁決定受け朝鮮学園側

2014-12-10 23:38:02 | シェアー

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141210/k10013870961000.htmlより転載

朝鮮学校へのヘイトスピーチ 禁止命じた判決が確定

12月10日 20時46分
朝鮮学校へのヘイトスピーチ 禁止命じた判決が確定
 
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ヘイトスピーチと呼ばれる民族差別をあおる街宣活動で授業を妨害されたとして、京都市で朝鮮学校を運営する学校法人が在特会=「在日特権を許さない市民の会」などを訴えた裁判で、最高裁判所は在特会側の上告を退け、違法な人種差別に当たるとして学校周辺での街宣活動の禁止や賠償を命じた判決が確定しました。

京都市で朝鮮学校を運営する「京都朝鮮学園」は、学校の周辺でヘイトスピーチを繰り返され、その様子をインターネットで公開されて授業を妨害されたとして、在特会=「在日特権を許さない市民の会」などに賠償などを求めていました。
裁判で在特会側は、「表現の自由の範囲内だ」と主張しましたが、1審と2審はいずれも「著しく侮辱的、差別的な発言を伴うもので人種差別に当たり違法だ」と判断し、学校周辺での街宣活動の禁止と1200万円余りの賠償を命じました。
これに対し、在特会側は上告していましたが、最高裁判所第3小法廷の山崎敏充裁判長は10日までに退ける決定をして、学校周辺での街宣活動の禁止と賠償を命じた判決が確定しました。
ヘイトスピーチを巡っては、規制や対策を検討する動きが出ていますが、違法性を認定した判決が確定したことは、今後の議論にも影響を与えるとみられます。
在特会の代理人の弁護士によりますと、最高裁判所の決定について、在特会の八木康洋会長は「政治的表現の自由について最高裁判所が向き合わなかったことは残念だ」と話しているということです。
京都市で朝鮮学校を運営する「京都朝鮮学園」は京都市内で会見を開きました。
この中で柴松枝理事は「判決が確定しほっとしました。いちばんの被害者は、学ぶ権利を侵害された子どもたちです。子どもたちが成長していくための学習環境を守るため、今まで以上に努力してまいります」と話しました。
また、冨増四季弁護士は「判決が確定したことで、人種差別を許さない社会を作っていく取り組みを一層、加速させたい」と話しました。
在日外国人の人権問題に詳しい丹羽雅雄弁護士は「人種差別撤廃条約にのっとった1審と2審の判決を最高裁がくつがえさず、在特会などの上告を退けたのは当然だ。表現の自由は大切だが、人間の尊厳を侵害する表現は規制されないといけない。近畿弁護士会連合会でも、政府が人種差別を禁止する法律を制定することなどを求める決議を出したばかりだ」と話しています。


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http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014121000844より転載

「毅然とした態度を歓迎」=最高裁決定受け朝鮮学園側-京都

ヘイトスピーチ(憎悪表現)による街頭宣伝活動をめぐる訴訟で、最高裁が在特会の上告を退ける決定をしたことを受け、京都朝鮮学園は10日、「在日朝鮮人の民族教育の実践と、そこで学ぶ子どもたちの安全を守ろうとする日本司法の毅然(きぜん)とした態度の表れとして歓迎する」とのコメントを発表した。
 学園側弁護団の冨増四季弁護士は「同種の差別事案に対して先例として影響を与えていく決定だ」と評価した。(2014/12/10-19:36)


≪関連≫

NHK 自論公論「ヘイトスピーチとどう向き合うか」

http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/192590.html




【重要】なぜ、サヨク・リベラルは人気がないのか…社会心理学で原因が判明!?

2014-12-10 22:35:06 | シェアー

【重要】リベラルと自負する人は読むべし!! そして反省すべし!!

    =⇒感情・理性を総動員して、直感に訴えよ!心に響かせよ!

LITERA/リテラ 本と雑誌の知を再発見http://lite-ra.com/2014/11/post-616.htmlより転載

なぜ、サヨク・リベラルは人気がないのか…社会心理学で原因が判明!?

2014.11.09
 
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『社会はなぜ左と右にわかれるのか』(高橋洋・訳/紀伊国屋書店)

 一連の朝日新聞問題でよくわかったのは、朝日が右派だけでなく一般大衆からも相当に嫌われていたという事実だろう。誤報がどうこうという以前に「朝日の上から目線のあの感じがいや」「朝日はきれいごとばかりで逆にうさん臭い」という人がいかに多かったことか。

 いや、朝日だけじゃない。民主党も福島瑞穂も『報道ステーション』も日教組も姜尚中も、今、リベラルなものにはだいたい似たような反応がよせられる。人気がないどころか、ググっても悪口しか出てこない。

 一方、やたらウケがいいのが保守勢力とか右派の言論だ。安倍政権は庶民の義務や負担を増やし、集団的自衛権や原発みたいな国民を不幸に巻き込む政策をどんどん進めているのにいまだ高支持率をキープしているし、百田尚樹とか嫌韓本みたいな教養のないバカ丸出しのヘイト本がベストセラーになって、国際感覚もクソもない右派論客と、慰安所づくりを自慢話として語る人物がオーナーをつとめていた誤報だらけの産経新聞がヒーローのように扱われている。

 この状況に、いったいなぜだ! とお嘆きのリベラル諸氏も多いのでないだろうか。

 その理由について、アメリカでベストセラーになった一冊の本が、哲学や心理学、生物学の知見から重要な示唆を与えてくれる。本の名は『社会はなぜ左と右にわかれるのか』(高橋洋・訳/紀伊国屋書店)。

 著者で社会心理学者であるジョナサン・ハイト教授によれば、一見、人間は理性を用いて善悪を判断しているように思えるが、実は多くの場合そうなってはいないのだという。

 ハイトはこのように書く。理性は直感の召使いである。何が正しくて何が間違っているのかという判断は、感情的な反応として現れた後に、言語を介して論理的に正当化されるようになっている。したがって、誰かの考えを変えたいのなら、論理的議論によってねじ伏せるのではなく、その人の“直感”や“感情”に語りかけなければならない。ハイトはこれを、《まず直感、それから戦略的な思考》というフレーズで、道徳心理学の「第一原理」として提唱する。

 さて、ここからが本題だ。道徳心理学の「第二原理」は《道徳は危害と公正だけではない》。ここにリベラルが不利である最大の要因があるようだ。ハイトによれば、元来、人類は集団化を志向するようにプログラミングされており、進化論の一説でいうところの集団適応の観点から考えることで、人間の道徳の基盤を以下の6つのペアに分類できるという。

ケア/危害〉……苦痛を感じている者を保護し、残虐行為を非難すべし。
公正/欺瞞〉……ふさわしい人々と協力し、抜け駆けする輩を警戒せよ。
自由/抑圧〉……信頼できないリーダーによる不当な制限を退けよ。

忠誠/背信〉……チームプレーヤーには報酬を、裏切り者には制裁を。
権威/転覆〉……安定のために有益な階層関係を形成し維持せよ。
神聖/堕落〉……聖なるものを尊び、汚らわしいものを卑しめ。

 勘のいいリベラル諸氏は、この一覧を見て即座にこう考えるだろう。「なるほど、われわれは上の3つ(ケア、公正、自由)を、保守は下の3つ(忠誠、権威、神聖)を重用視しているのだな」と。

 それは半分間違っている。ハイト教授らがウェブサイトで募った13万人以上のデータを分析したところ、驚くべき結論が導かれたのだ。たしかにリベラルの道徳基盤は〈ケア〉〈公正〉〈自由〉の3つに依存するが、一方の保守主義者は6つすべての基盤を用いていることが分かったというのである。

 これは驚くべきことだ。なぜならば、保守主義の政治家は有権者に訴える際、リベラルの政治家よりも多くの手段を有していることになるからである。ハイトは、アメリカでこれまで共和党のほうが支持をうまくとりつけてきた理由をここに見いだす。民主党はもっぱら〈ケア〉〈公正〉〈自由〉の3基盤のみを使ってアピールしてきたが、共和党は6つのチャンネルを総動員してきたというのがハイトの分析だ。

 と、言ってもリベラルにはにわかに信じられないだろう。〈忠誠〉〈権威〉〈神聖〉のチャンネルはともかく、なぜ〈ケア〉〈公正〉〈自由〉のチャンネルが保守主義者を動かせるのか、と。

 そこには、この3基盤が働く範囲が、リベラルと保守とで違っているという事実がある。たとえば、保守主義者の〈ケア〉は、普遍主義を目指すリベラルのそれよりも、より限定的な範囲で用いられている。〈ケア〉の基盤はもともと、種の繁栄のために子孫を危険から守らねばならないという直感によって搭載されたものだ。したがって、保守政治家は“自国の”負傷兵をねぎらい、個々の“家族”(とりわけ子どもたち)を、“他国の”軍事力の危険にさらすわけにはいかないと力説することで大衆の支持を得る。これは“ゆるやかなリベラル”が左派政党に失望したときに、ただちに有力保守政党の支持へと舵をとるという現象についても説明してくれる。

 また、〈公正〉基盤と〈自由〉基盤は、ともに保守の“比例配分”の考え方とリンクしている。リベラルは〈公正〉を、利益や権利の“均等配分”と考える。また〈自由〉は暴君による圧政などへの“反抗”と位置づけている。だが、(リバタリアンを含む)保守主義者の捉え方はこれとことなる。

 たとえば、生活保護バッシングや、貧困問題に対する「自己責任論」を考えてみると話は早い。リベラルはこれらを批判するが、一方の保守主義者やリバタリアンは「努力に見合った分だけ、その取り分をもらうべき」という“比例配分”の考えを支持する。彼らを支配するのは「自分たちが受け取るべきベネフィットを“落伍者”に譲るのは“不当”だ」という感情だ。これが「右」の〈公正〉基盤であり、保守政治家(ここでは共和党)は自由主義の経済政策を押し進めることでこれに応えている。

 この種の因果応報的な考えは、リベラルが最も重視する〈ケア〉基盤との矛盾を引き起こす。その場合、リベラルは一時的に〈公正〉基盤よりも〈ケア〉基盤を優先する。一方、保守はリベラルほど〈ケア〉に重点を置かないから、もっぱら〈公正〉基盤に根ざして自己責任論をふりかざす。端的にいえば、リベラルと保守の“平等”に対する感覚は異なっているというわけだ。そして、今の日本では、この保守の“平等観”のほうが圧倒的に力を持っているといえる。

他にも〈ケア〉基盤に重点を置きすぎるあまり、リベラルが劣勢に立たされている場面はいくつもある。その典型例が冒頭でも触れた朝日報道問題だ。最近の週刊誌・論壇誌の表紙などに見られる「朝日叩き」のキャッチコピーを見れば、本書でなされている議論の写し画が浮かび上がってくる。いくつか例示してみよう。

「朝日新聞 「売国のDNA」」(文藝春秋「週刊文春」9月4日号)
「廃刊せよ! 消えぬ反日報道の大罪」(日本工業新聞社「正論」10月号)

 これら「売国」「反日」の文句は、とりわけ保守が重んじる〈忠誠/背信〉の琴線に触れる。また、次のように〈神聖/堕落〉を連想させるものもある。

「堕してなお反日、朝日新聞」(日本工業新聞社「正論」11月号)
「腹の中では悪いと思っていない 「朝日新聞」偽りの十字架」(新潮社「週刊新潮」10月2日号)

 他にも「週刊新潮」はこんな“秀逸な”コピーを打ち出していた。

「1億国民が報道被害者になった「従軍慰安婦」大誤報!」(新潮社「週刊新潮」9月4日号)

「被害者」という言葉は、リベラルが最重要視し、保守主義者も認める〈ケア/危害〉基盤にも訴えかけている。さらに右派論壇誌はもっとストレートな言い回しを投擲している。

「朝日新聞よ 謝ってすむ話か!」(小学館「SAPIO」11月号)
「総力大特集 朝日を読むとバカになる」(ワック「WiLL」9月号)

 もはや理性もへったくれもない。いたって下品だ。しかし、こうした感情的な言葉こそが大衆に突き刺さる。ハイトの「第一原理」を思い出そう。《まず直感、それから戦略的な思考》。直感、すなわち“感情”を揺さぶらなければ大衆は思考を始めないのだ。その点、彼らの手腕はお見事としかいいようがない。

 一方、リベラルや左翼的と見られる陣営のキャッチコピーはどうか? 朝日報道問題では「左」はディフェンスにまわっており、せいぜい「『慰安婦』問題の本質を見よ」くらいの言い方に徹している。これはほぼ〈ケア〉基盤のみを標的にしていることは明らかなので、対称的に安倍政権を攻撃するコピーをとりあげてみたい。たとえばリベラル論壇なるものは、いったいどんな言葉を使って大衆に訴えかけようとしているのか。まずは総本山である岩波書店の「世界」から見てみることにしよう。

「集団的自衛権を問う」(14年5月号)
「空洞化する民主主義──小選挙区制20年の帰結と安倍政権」(14年2月号)
「情報は誰のものか──秘密と監視の国家はいらない」(14年1月号)
「「96条からの改憲」に抗する」(13年6月号)

 堅い。堅すぎる。なんだ?この優等生っぷりは……完全にインテリ層にターゲットを絞りきっているではないか。これでは大衆がなびくはずがなかろうよ。さて、もはや「世界」の大衆への影響力はなきに等しいと仮定したところで、左巻き週刊誌の代表格「週刊金曜日」(金曜日)ならばどうだろう。

「集団的自衛権の詭弁」(14年6月13日号)
「世紀の大悪法 特定秘密保護法案」(13年11月15日号)
「日本を売る秘密交渉TPP」(13年10月18日号)
「アベノミクスの化けの皮」(13年7月5日号)

 び、びみょう……。「世界」よりかはマシと言えるが、まだまだパンチが効いていない。意外なことに「日本を売る」というキャッチを用いて、保守が重きを置く〈忠誠〉基盤への勧誘にも色気を出しているが、なんともノリが悪いように感じる。それは筆者が〈忠誠〉に魅力を感じない「リベラル」だからなのか? うーむ、とにかくイマイチ。

 もっとも、筆者は両誌の内容にまでケチをつけたいわけではない。ただ「左」のキャッチコピーが今ひとつだと指摘したいだけだ。とかく、各誌表紙の文言を見てみれば、リベラル側の“作法”がおとなしすぎることがお分かりいただけただろうと思う。「右」からは「売国奴」や「国賊」呼ばわりだぞ? もっとなんか、こう、ガツンと言い返してやったらどうなんだい!?

 と、こんなことを言うと「左」の一部から「しかし感情論に実りはない」とか「こういうときこそ冷静に問題を分析したい」という意見が返ってくることが目に見えている。まあ、その種のオッサンたちからしてみれば、いろいろとトラウマがあるのだろうからしかたがないのかもしれない。

だが、6つすべての基盤に訴えかけることが原則的に不可能なリベラルによる“インテリ知識人戦略”の限界は、部数が低迷している彼らこそが最も痛感しているはずだ。そして、リベラル論壇的な言論空間が事実上空洞化していることなど誰もが知っている今、この国にもいるはずのリベラルな大衆は、「右」の感情的な言動に押し黙っている。あえて言うが、ネトウヨがこれほどはびこっているのは、われわれリベラルを自称する者たちのせいでもあるのだ。

 君に言われなくても分かってるって? ならこう言い直そう。少なくともリベラル側は、やれ「最近の若者は右傾して困るね」とか、やれ「ネトウヨを相手にするほど暇じゃないんだよ」などと愚痴る前に、やるべきことが残っているはずだ。

 今後、ネットを含めた“論壇”は、ますます感情のやりとりが試される場になる。そして、リベラル陣営が“おとなしいインテリ”のままであるならば、保守主義者や「愛国者」の勢いを止めることはできないだろう。

 われわれリベラルも知性をいったん脇に置いて、“感情”という武器を再び手にとるべき時がきたのかもしれない。
(梶田陽介)

 



続・自衛隊と日本共産党

2014-12-10 22:33:55 | シェアー

http://www.kamogawa.co.jp/~hensyutyo_bouken/より転載

2014年12月10日

 昨日の記事、ただ報道を紹介しただけなのに、この「編集長の冒険」の過去記事のなかで、最大のアクセスでした。記事の最後にフェイスブックの「いいね」の数が表示されますが、500を超えています。

 それだけ驚きをもって迎えられたということなんでしょうか。元自衛官が共産党を代表して活動していること、共産党の側が自衛隊員の命を守るというスローガンを掲げていることが、それだけ国民の側から期待されているということなんでしょうね。

 私としては、これらを通じて、共産党の方々がナマの自衛官と接する機会が出来てきて、リアルな自衛隊像を持つようになることを期待します。それがリアルな安全保障政策につながっていくと思いますので。

 と思っていたら、本日の「赤旗」にも出ていました。連日、自衛官の共産党に対する期待です。自衛隊と共産党の共存が現実のものになってきましたね。

 まず1面。トップ記事が秘密保護法の施行にあたって、3人の識者の声なんですが、1人目は憲法研究者の奥平康弘さん、2人目が宮城県白石氏の元市長の川井貞一さん、そして最後が元陸上自衛隊第一空挺団で3等陸曹の湯本知文さんでした。

 湯本さん、安倍さんは「欧米諸国と肩を並べて戦争できるくらいの軍事国家をめざしている」と断じます。そして、「今度の総選挙では、安倍首相に対抗する勢力を国会で十分に増やす必要」があるとして、離合集散をくり返す政党を批判し、「安倍首相に対抗できるのは共産党しかない」と述べています。

 さらに14面のトップ。「「戦争する国」許さない」という連続インタビューに、元陸上自衛隊1尉の加藤好美さんが登場しています。加藤さんは、自衛隊の裏金作りを内部告発された方で、次のように語っています。

 「戦争する国にしていいのか、そのことを今回の選挙で訴えたい。
 このままでは自衛隊員の若者たちが他国の戦争に行かされ、いつか命を落とすことになります。私には耐えられない」

 「自衛隊員たちは、他国で戦争するなんて思ってきませんでした。専守防衛の組織だと信じてきたのです。それが急に、安倍政権によって変更されました」

 「さらに秘密保護法で、政府が戦争すると言ったときに、その根拠となる情報が隠される恐れもあります。……実際、日本政府はイラク戦争で、武装した米兵を空自が輸送したことを隠しました。報道などでのちに暴露されましたが、今後はそうした告発も罪に問われかねません」

 「新聞を見ると、自公が議席を増やすという予測もあります。共産党以外の野党は平和や暮らしを守るべきときに何度もブレてきたために、国民の信頼を得られていません」
 「私たちにできることは、共産党の議席を増やすことです」

 はい。つけ加えることは、何もありません。


 投票日から9日後の12月23日(火・祝)、「自衛隊を活かす会」の第4回シンポジウムが日比谷公園内の日比谷図書文化館で開かれます。安倍路線と対決する憲法9条下の「提言」づくりが着々と進んでいます。是非、ご参加ください。

 


自衛隊と日本共産党 ~自衛官出身の共産党の国会議員が出てきたら!

2014-12-10 21:59:22 | シェアー

※ 自衛官出身の共産党の国会議員が出てきて、国会の安全保障委員会で防衛大臣と論戦するとおもしろいな~

  日本の安全保障をめぐる議論のありようがだいぶ変わってくるかもね。

 http://www.kamogawa.co.jp/~hensyutyo_bouken/?p=1511

自衛隊と日本共産党

2014年12月9日

記事のタイトルだけを見ると、何を書こうとしているのかと、少し警戒されるかもしれない。だけど、たいしたことではないので、まずご安心を。

 いや、本日の「赤旗」を見て、ちょっぴり感動したのだ。総選挙に茨城6区(つくば市とか土浦市)から井上圭一さんという方が立候補していて、本日の「赤旗」に演説が載っているのだが、この方、元自衛官だというのである。陸上自衛隊の霞ヶ浦駐屯地におられて、「有事には戦地に赴く後方支援部隊の〝下士官〟」で、3曹だったとか。泥さんと同じですね。
 
「日本の平和を守るための専守防衛、時には東日本大震災のような未曾有の災害に身をていしての救援活動──。どれも国民のための重要な任務であり、誇りでした」

 井上さんはこう述べる。しかし、集団的自衛権の閣議決定で、それが転換したことを嘆いている。「就業規則違反」のようなものだと断じている。

 「自衛隊員のご家族、ご両親の落胆と安倍政権への怒り、憤りを思うと、胸を締めつけられる思いでした」

 自衛隊員や家族と心が通い合うような訴えだと思えた。こうじゃないと支持は広がらないよね。

 そういえば、京都府の舞鶴市で、11月16日投票で市議選挙があって、共産党は4人全員が当選した。3人から4人への前進である。

 その選挙を前にして、共産党の舞鶴地区委員会が看板を出したという記事が、「京都民報」に載っていた。それも感動した。看板に書かれていたのは、

「自衛隊員の生命を全力で守ります」

というスローガンであった。画像は、地区委員会のブログから。

 そうですよね。国民のなかで活動していたら、こうなってきますよね。それが今回の選挙での「躍進」が予想される共産党の強みだと思います。

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(追伸)
 自衛官出身の共産党の国会議員が出てきて、国会の安全保障委員会で防衛大臣と論戦する時代が来れば、日本の安全保障をめぐる議論のありようがだいぶ変わってくるでしょうね。

 
 

【福島原発】 『国と東電の罪を問う』

2014-12-10 21:56:37 | シェアー

http://www.kamogawa.co.jp/~hensyutyo_bouken/?p=1508よりの転載

『国と東電の罪を問う』

2014年12月8日

 本日の「毎日」の総選挙予測報道は、またまた衝撃的でしたね。自民党だけで3分の2だっていうんですから。暗澹とした気持ちになるというのは、こういうことでしょう。総選挙で勝つことになる政党も、国民全体が暗い気分に落ち込んでしまうことを念頭においてものを言わないと、かなり意識がずれることになりそうです。

 ところで、きょうは忙しいので、本の紹介だけです。来年一月に出す予定の本です。

 来年一年間、福島でやられている「生業訴訟」にずっとかかわりそうです。いつか記事にも書いたし、このチラシにもありますが、公判の度ごとに講演会をする予定で、講演者の選定とか連絡を私がまかされているのです。

 チラシでは、浜矩子さん(原発再稼働で日本経済はよくならない)、白井聡さん(戦後思想史における福島原発事故の位置)、藻谷浩介さん(福島から広がる里山資本主義)が講演者ですが、新たにお一人が決まりました。内田樹さん(3.11が日本になげかけたもの)です。さらにあと一人、誰もが「あっ」という人をオルグ中。

 公判では毎回、数百人の原告が集まるのですが、傍聴できるのは数十名ですので、残りの方に別会場で聞いてもらうという趣向です。おそらく、すべてをまとめて、『福島から日本を撃つ』というようなタイトルの本になるかと思います。最後の講演は来年秋なので、出版は3.11の五年を迎える直前でしょうか。

 この裁判、いま全国から支援者を集める段階に入ろうとしています。だから、こういう講演会もやっていくわけですが、その第一弾の本が、今回の本です。私まで執筆者に入っていて恥ずかしいです。

 支援者を広げていくための本なので、数冊を買ってお友だちにも広げていく、みたいな活用方法をしていただけると幸いです。よろしくお願いします。