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・千葉県千葉市にて12月18日から放射性同位元素が装着された機器が行方不明。

・コバルト60が2.59メガベクレル(259万ベクレル)、カリフォルニウム252が1.11メガベクレル(111万ベクレル)

・線源から1m離れた場所での線量評価は2μSV/h

追加情報

千葉県千葉市若葉区上泉町1170番地付近の造成工事現場の事務所から紛失

 

26日追加情報:発見された方は下記の電話番号へ

 

(株)HMSにおける放射性同位元素の所在不明について報告を受けました

なお、当該放射性同位元素を発見された方は、直接触れずに、最寄りの警察署又は下記の電話番号にご連絡下さい。

  • 大成建設(株)千葉支店管理部管理室  電話:043-243-1611
  • 原子力規制庁 事故対処室  電話:03-5114-2121(平日) 03-5114-2203(夜間・休日)

 

行方不明の放射性機器

線源筒:長さ430mm(43cm)、直径30mm(3cm)

赤色のアルミニウム製の表面の放射能標識シールが貼られている。

線源筒の中に線源棒が入れられている。

線源棒:長さ220mm(22cm)、直径16mm(1.6cm)

線源棒から1m離れた場所での線量の評価値は2μSV/h

 

コバルト、カリフォルニウム含有量、形状からいって、

行方不明の水分・密度計は。フィールドテック社のFTシリーズではないかと思われる。

下記の写真はFT-102だが、FT-105も同様の水分・密度計が含まれている。 写真中央のものような、放射能標識シールを貼られた線源筒を発見した場合は、

触れずに上記の警察署、大成建設、もしくは原子力規制庁に電話を。

写真 (13)

http://www.fieldtech.co.jp/p/products/ft102/


捜索中の線源棒および線源筒(追加情報)

写真 (15)

http://www.nsr.go.jp/activity/bousai/trouble/data/20141226_2.pdf

 

【お知らせ】 (株)HMSにおける放射性同位元素の所在不明について‏

2014年12月25日 16:44:00 原子力規制庁窓口からのメール

 (株)HMSから、ちば作業所(千葉県千葉市内の造成工事現場の事務所)において 12月18日から水分・密度計(土の締固度などを測定する機器)に使用する放射性同位元素 (コバルト60、カリフォルニウム252)が装着されたステンレス製の棒(以下「線源棒」という。) が所在不明との連絡が本日(12月25日)にありましたのでお知らせします。 (22日22時8分より受信)
<(株)HMSからの報告> ○12月18日に水分・密度計(土の締固度などを測定する機器)を使用するため、 線源棒を収納器から取り出そうとしたところ、収納器にないことが判明。 ○最後に水分・密度計を使用したのは12月10日、 また、最後に線源棒が収納器に入っているのを確認したのは12月15日。 このため、12月15日から18日の間になくなったと推定。 ○収納器は鍵付きであるが、なくなった当日は鍵が鍵穴にささったままとなっており、 線源筒(線源棒を入れる専用の筒)も同じくなくなっていた。 ○12月18日に目視により線源棒を保管していた現地事務所を捜索。 その後、12月19日から簡易型線量計、12月22日から簡易型線量計に加えシンチレーション測定器 (簡易型より高感度)を用いて現地事務所及び造成工事を行っている現場(東京ドーム3個分)を捜索。 ○線源筒もなくなっていることから、線源棒がなくなったと推定される日に工事を行った場所を重点的に捜索したが 発見できなかったため、12月25日16時に線源棒(放射性同位元素)が所在不明と判断。 ○所在不明になった線源棒は、長さ約220ミリメートル直径16ミリメートルで コバルト60(2.59メガベクレル)、カリフォルニウム252(1.11メガベクレル)が装着されている。 線源筒は長さ430ミリメートル直径30ミリメートルで 赤色のアルミニウム製の表面に放射能標識シールが貼られている。 ○なくなった線源棒による放射線の影響について、 線源棒から1メートル離れた場所での線量の評価値は、2マイクロシーベルト毎時であり、 1年間その場所にいても放射線障害のおそれはありません。 ○近隣には住宅地や学校などの施設はなく、一番近い施設はゴルフ場。 ○引き続き線源棒の捜索を行う。 以上 (担当) 原子力規制庁 長官官房総務課 広報室 事故対処室

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 「(株)HMSから受けた報告」【PDF:43KB】