コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

人種差別ツイートは高校生。

2015-11-30 20:57:57 | Jリーグ
ガンバのパトリック選手に対しての人種差別的ツイートを書き込んだのは埼玉の高校生という事が分かりました。
分かったからどうってもんじゃないんですが、スポーツを見る方もスポーツマンシップって考えてほしいですね。
先日ラグビーの試合を見てきて、試合開始前にノーサイドの精神についてのアナウンスがありました。みんな知っている事かもしれませんが、もう一度再認識する上では大切な事かもしれませんので非常にタイムリーなアナウンスだったような気がします。
サッカーでもラグビーのようなノーサイドの精神が必要かもしれませんね。

しかし、今回の書き込みは人種差別に関わる書き込みです。「まあまあ」とお茶を濁して終わりにする訳にはいかないでしょう。他の国のメディアにも知れ渡ってしまっていますから。
不可解なのは村井チェアマンです。『浦和への処分は「ありません」として「問題が起きないよう連携しながら対応する」と話した。現時点でリーグとしての調査はせず、推移を見守る考え。』だそうです。
だって浦和は1回イエローカード貰ってるじゃないですか。また浦和絡みですよ。ビッククラブには御咎めなしって事ですか。
しっかりして下さいよチェアマン!!

全部の浦和サポが悪いという訳ではありませんが、もっと相手をリスペクトする気持ちを持つようにクラブ側も指導して欲しいです。
このクラブのサポは何かありますとブーイングします。この辺から改めてもらいたいですね。
何年か前エスパルスのホームでの試合前、誰だったか忘れましたがエスパルスの選手が何かの表彰を受けた際にレッズ側からブーイングでした。「こいつら人間的にレベル低いな」と思いました。
レッズ側からも拍手しろとは言いませんが、そういう時ぐらい静かにしてもらいたかったですね。
全く相手に対して上から目線です。そのモラルから改善お願いします。
先日も書きましたが「強いから何でも許される」ってもんじゃないぞ!!と言いたい。

レッズが嫌いなので力が入ってしまいましたがお気に触ったらごめんなさい。

テルとイチの契約満了。

2015-11-29 22:23:14 | Jリーグ
かつてエスパルスで活躍していたテル(長野パルセイロ)とイチ(FC今治)の退団が発表されました。
2人ともある意味エスパルスのレジェンドだったと思います。三羽ガラスやノボリにも匹敵する選手だと思います。
年齢のせいなのかケガのせいなのか分かりませんが、彼らは現役にしがみつくより良き指導者となって欲しい気もします。

エスパルスで大活躍して同じ年位にエスパルスを去って行ったのですが、もう少しいい花道を与えてあげたかったと思います。
エスパルスの彼らに対する契約満了が大量退団の引き金になったのは事実だったと思います。

不幸にも他チームに行ってから実力を発揮できなかったりケガがちだったりして試合に出られない日々を過ごしたと思います。
希望を言えば清水に帰ってきて何等か力になって欲しいという気持ちはあります。しかし彼らが現役に固執するのなら彼らの今後の活躍を願いたいと思います。

引佐の里を訪ねてきましたが紅葉は…

2015-11-29 18:23:57 | 旅行
紅葉を期待して浜松市北区の旧引佐町を妻と訪ねてきました。
引佐の奥に行った「渋川」というところに大イチョウがあると聞きましたのでどんな所か行ってみる事にしました。
引佐の中心部井伊谷から更に奥に向かいます。新東名の引佐JCを越えて山間に向かいます。暫らく走った所に集落が現れますがそこが渋川です。

車を置いた所にある公園に「渋川からくり人形館」があります。ここには地元の職人が手掛けた9体の人形達の繊細な動きがとてもリアルでした。国指定重要無形文化財、寺野の伝統芸能「寺野のひよんどり」の“鬼の舞”を再現しています。
この周りは親水公園の様になっていて夏は子供たちが水遊びができるようになっています。

約400年前から渋川に伝わる伝統芸能を、マリオネット仕掛けで再現しています。

次にここからすぐの所にある大イチョウを見に行きます。
今日はウォークラリーのイベントが行われていたようで親子連れで賑わっていました。
大イチョウは半分風で飛ばされてボリュウム感はありませんでしたが、高いイチョウは何か存在感を感じさせました。


大イチョウのすぐそばに「凱旋記念門」があります。これは日露戦争に出征した地元軍人の戦勝を記念し、1906(明治39)年3月に六所神社の入口に建てられ、門の銘板には「凱旋紀念門」と刻まれています。
このような凱旋門は全国各地に建設されたが、ほとんどが姿を消し、渋川の凱旋門は静岡県内で唯一残るもので、ほかには鹿児島県姶良(あいら)市にあるだけという貴重なものです。
特長は六所神社の参道をまたぐように建っている。煉瓦造でアーチ形をしており、柱間は約3m、高さは約3.2m。フランス積みが基本ですが、上部で積み方が変化している点です。

凱旋記念門。ここもウォークラリーの親子で溢れていました。


凱旋記念門の先の急な階段を登ると、六所神社があります。

さて、ここから庭園が有名な龍潭寺に向かおうと思いましたが、引佐JCの手前に「国指定重要文化財 鈴木家住宅」と書いた看板を見つけましたのでちょっと行ってみる事にしました。
細い道を走って行くといきなり出てきます。人の家の中にあるかと思うような所です。
どうも貴重な文化財ですが無人のようです。従って中を見る事はできませんでした。
文化財オンラインによりますと「鈴木家住宅は,主屋の隣に釜屋を隣接して建てて内部を一体的空間とする,釜屋建と呼ばれる形式の民家である。主屋は,寄棟造,茅葺で,釜屋は,同じく寄棟造,茅葺であるが,棟方向を主屋と直交させている。釜屋は文政4年(1821)頃の建築であり、主屋も同じ頃に建てられたと考えられる。静岡県西部から愛知県東部にかけて分布していた釜屋建形式の数少ない遺構であり,わが国における分棟型民家の展開を示す民家の一つとして重要である。また,建築年代がほぼ明らかであることから,釜屋建民家の発展過程を理解する上で,高い価値が認められる。」とあります。


最後に下って来て庭園が有名な「龍潭寺」に行きます。
この寺でも紅葉を期待しましたが一部色づいていますがまだなようです。暖かい日が続きましたので遅いのでしょうか。
龍潭寺は井伊直虎・直政ゆかりの寺です。再来年の大河ドラマが井伊直虎という事で今後注目されそうです。
ここは臨済宗妙心寺派の寺ですのでコヤチンのお寺と宗派はおなじです。

まずは入って行きますと山門があります。そこに続く道が何か雰囲気が良かったです。

山門。山号「萬松山」と書いてありますが朝鮮通信使の書です。

境内に入って行って庫裡の前に東門がありますが、旧鐘楼堂で一番古い建物(1631年)です。
 東門。

 こちらが鐘楼堂です。

さて中に入ってみましょう。
庫裡から入って隣が本堂です。本堂の廊下はうぐいす張りになっていますのでキュキュと音がします。
本堂の前に枯山水の庭がありますが補陀落の庭という名前がついています。浜名湖を表現しています。


一刀彫の龍も飾られています。伝えによると左甚五郎作という事です。今は無き大仏殿の蛙股の装飾です。


開山堂・御霊屋・稲荷堂と巡っていよいよ龍潭寺のクライマックスの庭園となります。
この庭園は国指定名勝で小堀遠州作石が表現する禅寺の庭です。
季節によって色々な表情を変える落ち着いた雰囲気の庭でした。

この庭を眺めながら5分程度の説明のアナウンスがあります。

もう一度庫裡に戻って書院からも庭が眺められました。

書院は殿様着座の間です。ここからの庭の眺めは正面に御霊屋を見る事が出来ます。

これで一通り中の見学は終わりました。
外に出て見学の順路をまわってみます。

鐘楼堂の前を通り先程の補陀落の庭越しに本堂を眺めたり、開山堂を眺めたりできます。

本堂です。1676年に造られました。


開山堂。1702年造、朱塗りの楼閣。


本堂の正面には仁王門があります。

 御神木のなぎの木で樹齢約400年余。直政公の無事成長を祈願して植えられた。


井伊家の墓所。

これで龍潭寺の拝観は終了ですが裏側から隣の井伊谷宮に行く事ができます。
ここは後醍醐天皇の第四皇子で南北朝時代に関東各地を転戦した宗良親王を祀るお宮です。
 
この裏に社殿の背後に宗良親王の墳墓があります。

旧引佐町を巡りましたが再来年の大河ドラマで注目を浴びますので色々な旧蹟もクローズアップされてくると思います。
また研究を重ねて訪れてみたいと思います。
今日は紅葉を期待して来ましたが出会う事が出来ずに残念です。先日テレビで言ってましたが里の紅葉が遅れているそうです。そういえば本当に寒くなったのは2~3日前からですもんね。

J1のチャンピオンシップ、ガンバが勝つ。

2015-11-28 23:03:42 | Jリーグ
ラグビーの観戦が終わった後、駐車場から出る車が集中して出られそうもないので暫らく車の中でテレビでJリーグのチャンピオンシップレッズVSガンバの試合を見ていました。
試合は1-1で延長前半の途中でした。
昨日も書きましたがコヤチンはレッズが嫌いなのでガンバに勝ってもらいたいと思っています。

さすがに延長になっていますのでかなりの選手は体力の限界に近くなっています。
特にレッズの関根は極限状態で交代枠を使い切っているので交代できません。

延長後半になってガンバが惜しいチャンスを逃してPK戦も考えていた時に、ガンバ丹羽のGKへのバックパスがミスキックでゴールに向かいます。ヤバイと思った時そのボールはポストに当たって跳ね返ってくれました。このプレーで一瞬レッズの選手の気持ちが切れたのか、そのボールをガンバが繋いで米倉がクロスこのボールを日本代表藤春がボレー!!これが決まってガンバが2-1とリードします。
埼スタが静まり返ります。

この後時間を使うガンバですが、アディショナルタイムもパトリックがゴールを決めてこの時間にしてダメ押し点を奪いガンバが3-1で勝利しました。
この結果チャンピオンシップ決勝はサンフレチェVSガンバの対戦となりました。

しかしこの熱戦の後残念なニュースが入ってきました。
ツイーター上で浦和サポとみられるアカウントがガンバのパトリックに対して人種差別の意味が込められたリプライを複数回にわたって送ったという事です。このツイートは瞬く間に拡散し、外国のジャーナリストも問題提起するまでに発展してしまいました。
そしてパトリック本人もツイートの内容を確認し、自身の見解をツイッター上で表明しました。

「こういった書き込みはどんな人でも傷つきます。私は黒人であることをとても誇りに思っています。息子も黒人ですし、すごく幸せです。今回の件は、どれほど悲しいかは神様にしか分からないです。
人種差別を受けたのは初めてですし、まさかこの国でそういう目に遭うとは思いませんでした。この国はものすごく好きですし、リスペクトしています。私の中ではマナーや文化が一番いい国だと思っています。この件での対応はしっかりとやって頂けることを期待しています。今回はわたしがこういう目に遭いましたが…いつかは他の方がこういう目に遭うかもしれないです」

浦和サポって本当にわかってないですね、去年人種差別の弾幕掲出でエスパルス戦を無観客試合にしたばかりなのに、強ければいいってもんじゃないかと思うんですが。
レッズは好きじゃないけどいい選手が多くいます。その選手の足をサポが引っ張るような行為をするんじゃどうしようもないですね。
相手をリスペクトする気持ちは微塵も感じません。
昔からレッズが嫌いな理由はサポの道徳的レベルが低い事です。一部の心無いサポの行動だと思います。これによって大多数のサポが同様に思われるのは可哀そうな事かと思うんですが。

リーグとしては賢明な対処をお願いしたいと思います。

エコパでトップリーグ2試合観戦でした。

2015-11-28 21:53:34 | スポーツ
今日はエコパでラグビートップリーグの試合が2試合組まれています。
久しぶりにラグビー観戦に行ってきました。
このところのラグビー熱の高まりすごいです。特にヤマハ発動機ジュビロの五郎丸人気は凄いですね。
サッカーでは何度か行ったエコパですがラグビーでは初めてです。しかしこのスタジアム2019年のラグビーワールドカップの会場の一つになっています。
サッカーでは絶対に停められない駐車場に車を停める事が出来ます。それも無料です。9時過ぎに着きましたがかなり埋まっていました。

さて、本日のカードですが、
Aグループ Honda HEAT    VS   東芝ブレイブルーパス
Bグループ ヤマハ発動機ジュビロ  VS   NECグリーンロケッツ
の対戦です。


メインスタンドの真ん中に座っていましたが、午前中は陽射しに包まれて暖かかったです。寒いと思って準備してきましたが暑さを感じる位です。
 
さて、いよいよ第一試合が始まります。


選手入場。ゆるキャラやファンに囲まれて入場です。

 
青のジャージが東芝、赤のジャージがHondaです。


Hondaのキックオフで始まりました。

開始早々東芝が危険なタックルでいきな10分間のりシンビンで一人少ない状況ですが、8分に東芝フランソワ・ステインがPGを決めて先制します。
どうもHondaはスクラムがプレッシャーを受けるのか反則を取られていまいます。
 

東芝は17分、26分とゴール前のモール状態からトライを奪います。
Hondaは30分にトライを返しますが東芝の優位は続きます。

日本代表のキャプテン、リーチ・マイケル選手もいます。(後半から交代してしまいました。)


東芝がこの試合の主導権を握っていました。


ハーフタイムには近隣のゆるキャラが揃って2019年のワールドカップをピーアールしていました。

後半も東芝の優位は変わらずHondaは1トライを返しましたが東芝がトライを含む猛攻で41-10で圧倒しました。
 
MVPは1トライを含み正確なキックでゴールを追加したフランソワ・ステイン選手に贈られました。

第2試合は地元のヤマハ発動機ジュビロの登場とあって第1試合より観客が増えてきました。
 


13,051人の観衆です。ラグビー人気は上がってきましたがエコパを満杯にするのは難しいですね。


第2試合の選手入場。

 
お馴染みサックスブルーがヤマハ発動機ジュビロ、緑と白のジャージがNECです。


NECのキックオフで始まりました。



先制はNECでした、後藤のトライでしたがコンバーションキックは外れました。

15分ヤマハ発動機は五郎丸がトライ。ビデオ判定になりましたがトライは認められました。このコンバージョンキックも五郎丸が決め逆転しました。
 
五郎丸のトライとキックの前のルーティーン。

その後は五郎丸が2つのPGを決めて13-5とリードいて前半を終了しました。

後半開始早々NECにトライとゴールを決められて13-12と1点差に迫られます。
ヤマハ発動機もその後トライを積み重ねNECに1トライを返されますが危なげなく勝利しました。


パスも正確に回していました。


五郎丸のキックを数多く見れて良かったです。


5トライを挙げてボーナスポイントもゲットしました。

 
本日のMVPはやっぱり五郎丸さんでした。


詰めかけた観衆に大きな拍手をもらっていました。


清宮監督もにこやかにインタヴューを受けていました。


本日の結果、2試合続けてラグビー見たのは初めてでしたが見ごたえありました。

いつもサッカーを見ていますがラグビーは体がぶつかり合う迫力がありますし、ゴール前の攻防は力が入りますね。
ランで相手を抜くステップワークも見ていて面白いです。
これからも機会があればラグビーを楽しみたいですね。
しかし、ラグビーのノーサイドの精神、私たちが生きて行く場面でも相手をリスペクトするという重要な精神だと思います。